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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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間違えられた男(1956/米)************

★4日常に潜む不条理を得意気に語ってみせるヒッチコック。ヒッチコックの冷徹さが最もよく表れた作品のひとつだろう。 [review] (3819695)[投票(1)]
★4「息を呑ませる」劇的事件の瞬時の勃発としてのショッカー映画と、「息詰まる」ぎりぎりの極限状況の連続的継起としてのサスペンス映画の違いを明確に示したこの映画の価値は永遠だ。観客のエモーション・コントローラーとして最高位に君臨したこの監督の真骨頂が本作を見れば分かる。 (ジェリー)[投票(2)]
★4例えば護送されるシーンのカットつなぎ−手錠と足。刑務所の小窓への寄り引きのカット。裁判中に集中しないさま。歩いてくる男のオーバーラップ。もうシビレっぱなし。ヒッチのユーモアを愛する者としては、本作は厳しすぎて「最高」だとは云い難いが、それでもヒッチの黄金期は本作から『』迄と云ってもいい素晴らしい出来栄え。 (ゑぎ)[投票(3)]
★3知りすぎていた男』と印象が重なるんですが、どうもヒッチコックの映画にはヘンリー・フォンダよりジェームス・スチュワートがマッチしているのでしょうね。 [review] (chokobo)[投票]
★4留置場の格子窓の影、主人公の顔、扉の覗き窓の目、そして扉が開き、、、、このワンショットの素晴らしさ。本作には適役とは言え、ヘンリー・フォンダほどヒッチコック作品に似合わない役者はいない、と思うのだが。 (動物園のクマ)[投票]
★4画面構成が緻密に考え尽くされている作品。さすがに巨匠・・・ [review] (RED DANCER)[投票(1)]
★2実話だから何言ってもムダだけど法廷劇も犯人探しも中途半端であんまり面白くなかった。 (TOMIMORI)[投票]
★5ザ・ニューヨーカー映画。このさりげなくも抜群にカッコイイ映像と音楽だけでも大絶賛に値すると思うし、細かな演出や台詞の妙もかなり巧みで興味深い。 [review] (tredair)[投票(3)]
★4現実の顔したでっちあげの数々を、有無を言わせず淡々と突きつけられる、拘留から保釈に至るまでのクダリが特にスゴイ。仕舞いにはヘンリー・フォンダの焦り顔が、カフカの小説の主人公のようにさえ見えてくる。 [review] (くたー)[投票(3)]
★5客観とヘンリー・フォンダの主観視点との切り替え編集が秀逸。画面に正対する人物から突き刺さってくる威圧的な視線の数々は、彼の恐怖を体感させるのに十分。ミステリーとサスペンスの違いは本作を観れば一発で分かるだろう。 (赤い戦車)[投票(2)]
★4ヒッチとしては珍しく暗く重くドキュメンタリー調の映画。 (ペペロンチーノ)[投票]
★3ヘンリー・フォンダのくりくりお目めがオドオド、ビクビク。戸惑い、不安、恐怖、心細さ。画面から溢れんばかり。『サイコ』同様、淡々と撮っているだけのシーンでも恐怖感が伝わってくるのはさすが。 (緑雨)[投票(3)]