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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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周遊する蒸気船(1935/米)************

★5ニュー・モーゼことバートン・チャーチルのいかがわしさ。ステッピン・フェチットの登場の仕方の意外性。グラント将軍をリー将軍にしてしまうという蝋人形の扱いのいいかげんさ。大いに笑いつつも、私はウィル・ロジャースアン・シャーリーに服を渡すシーンで泣けてしょうがない。 [review] (3819695)[投票(3)]
★3新生モーゼという登場人物の使い方が回りくどいような気がして、どうもすっきり楽しめなかったのですよ。汝とっとと人助けをせよ。ハレルヤ![Video] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4西部劇ではなく、南部劇。ちょっと他の映画じゃ見られない風変わりな人物ばかりで、赤塚不二夫の漫画を想起させるほど。アン・シャーリー 。このサイレント映画風の透明感ある女優はめっけもの。 (ジェリー)[投票(3)]
★5こんなにお腹の底から笑える映画はちょっと無い。 [review] (ゑぎ)[投票]
★5アフリカの女王』や『地獄の黙示録』でも楽しめる、音もなく河を遡る船の興奮は、きっとここに原点がある。『木靴の樹』の干し草投げの興奮も、この映画の燃料投げに原点がある。なんて勝手に映画的記憶を刺激してくれる。映画とは動きだ、とあらためて確信させてくれる傑作。 [review] (動物園のクマ)[投票(3)]
★5ナンセンスなギャグの応酬に腹を抱えて笑いつつも、ウィル・ロジャースが見せるさり気ない人情に心からの涙を禁じ得ない傑作。何より70数年前に作られたこの作品を、現代においても何のためらいもなく傑作だと言えるこの嬉しさ。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
★4憎めない人たちの冤罪がらみの人情喜劇が続く。蒸気船はいつ周遊すろのだろと思っていたらラスト20分、周遊なんて生ぬるい爆走劇に。過去の遺物(リー&グラント将軍にナポレオンもいた!)を燃料に二本の煙突から炎吹き上げるポンコツ船はまるで怒れるバッファロー。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4こんな古い映画を見て腹の底から笑うとは思っても居なかった。このユーモア、この楽しさ。煙突から火ぃ吹きながら、ワシも行く!! [review] (ボイス母)[投票]
★4風と共に去らない南部。 [review] (G31)[投票]
★5アン・シャーリーの可愛さは奇跡と言う他ない! (太陽と戦慄)[投票]
★4フォードの中でも、「タバコ・ロード」に次ぐドタバタ度。だいたい蒸気船でレースしちゃおうって発想がスゴイ!むちゃくちゃ楽しめました。 (くたー)[投票]
★4アン・シャーリーはほとんどのカットにおいてどこか遠くの一点を見つめるような視線・姿勢(スタッフが持っている何かを見つめている?)をしていて、台詞も極力喋らせない。どうも口を開かせると大根だったのでは疑惑が付きまとうものの、全編で20弱ある彼女のアップはどれもとびきり美しい。クライマックスのレースと伝道師のような荒唐無稽こそ映画の真髄だ。 (赤い戦車)[投票]
★3甥っ子の彼女と嬉し恥ずかしな同船生活は亡妻の服を着せての漫ろ歩きでピークアウトする。それ以上やるとフォードじゃない蟠りを打ち消す男騒ぎもない。川を行く蒸気船のロマンティシズムは実景乖離なスクリーンプロセスで蔑ろ。蝋人形の末路は笑えたが。 (けにろん)[投票]