「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
大いなる西部(1958/米) |
一種の修正主義西部劇ということなのだろうが、端的に面白くない。「決闘」の三シーン(グレゴリー・ペックVS.チャールトン・ヘストン、ペックVS.チャック・コナーズ、バール・アイヴスVS.チャールズ・ビックフォード)が悉くしょうもないほか、演出の不行届きに溢れている。ロケーションの一部、美術、アイヴスはよい。 (3819695) | [投票(2)] | |
誰も書いてないので書きます。エルサレム問題な解釈です。長いです。ワイラー監督凄いです。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(6)] | |
ワイラーはグレゴリー・ペックをヒーローとして何の疑問も嘲笑もなく描いている。この嫌みで胡散臭いキャラクターを一点の曇りもなく「男らしさ」の象徴として描くスタンスには私は虫ずが走る。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] | |
西部劇としてはかなり優れている。静かな展開で、あんまりガチャガチャしていないから良いのではないか? (chokobo) | [投票] | |
チャールトン・ヘストンがザッザッっていう音をたててジーンズをはく。かっこいい。 (動物園のクマ) | [投票(2)] | |
アイヴス、ビックフォード、ヘストン、シモンズ、ベイカー、コナーズら(平たくいうとペック以外の)役者陣の、役になりきった人格形成の正確さは大いに評価されるべきだと思う。が…。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] | |
近代合理主義による価値観の統一。味をしめたアメリカは同じ論法で“大いなる世界”に向けて進出。しかし事は映画のように都合よくは治まらず。美しいロングショットの向こうに理想の殻をかぶった陰謀が見える・・・・ (ぽんしゅう) | [投票] | |
残念ながら乗り切れなかった。光るところはいくつもある作品なんだけど…多分主役のグレゴリー=ペックを人間じゃなく、神にしようとしたからじゃないか?そのあざとさよ。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
笑ってしまうくらいな大構えがお茶目。新旧や東西の対立軸を錯綜させた構成は見事だが、旧世代の終焉による収め方が性急過ぎ。シークェンスの頭に何度か置かれたカウボーイ達のダラな日常。ワイラーのこういうリアリズム志向が歪な逸脱を付与し好ましい。 (けにろん) | [投票(1)] |