★3 | 「アレン映画」としてはじゅうぶん佳作だろう。ウディ・アレンに映画的興奮を期待する者などいないのだから。話の運び自体は相当いいかげんだが、それを欠点とさせない語り口の達者さがアレンの長所であり、そのいいかげんさを演出の驚異によって映画の美点に転化するまでには至らないのがアレンの短所だ。いつものごとく。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★3 | ヒュー・ジャックマンとウディ・アレンの天国と地獄に等しい肉体の格差を見逃すとこの映画はつまらない。老いたアレンが自分の肉体を見ながら嗚咽する忍び泣きの声を聞き漏らさないように。ひねくれたユダヤ人の若さへの怨念と嫉妬が映画にほとばしり微妙に苦い。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | ウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソン の二人が会話というか議論するシーンは最初のうちはいいが後半になって流石にうんざりさせられる。いつものことながら演出には「映画」を志向する部分が希薄だ(わざとだ)。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | ウディ・アレンが演出に専任する映画に秀作が多いと僕は気づいていたが、今回は図らずも主演も兼ねており、前作「マッチ・ポイント」のような集中力はやはりなかったように思う。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | ウッディ・アレンはイギリスに行っても変わらない。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | アレンとヒロインが丁々発止を繰り広げる定番パターンは大好きだ。そこには、役者アレンの十八番である男の身勝手さ、意固地さ、ひ弱さの噴出の裏に、自分でもコントロール不能に陥った「愛情」という情を前にした男の戸惑いがいつもあったからだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | アレンもずいぶん枯れてきた。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 「ヨハンソン萌え」のミステリー落語 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(7)] |
★4 | ええ年こいた爺さんが若いおなごと如何様に接したいか、又接して欲しいかという理想郷のような世界が延々と繰り広げられて陶然としてしまう。俺はウディほどの年ではないが現役であり続けたいものだ。『殺人狂時代』への垣間見えるリスペクトも好感。
(けにろん) | [投票(3)] |