★5 | ジャンヌ、審問官、農民の顔が、まさに中世の人々の陰鬱な顔になっていた。
サイレント映画の極北。 (いくけん) | [投票(5)] |
★5 | 人は顔で詰問し、論争し、さとす。あるいは顔で疑い、企み、脅す。そして顔で抗い、嘆き、悲嘆する。その一方、人は全身に怒りを満たし、爆発させ、破壊し、価値を見出し、獲得し、護る。そんな感情の発露を「静的な動」と「動的な動」のみで描いたミニマム映画。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | ジャンヌの悲劇を目の当たりにし、答えのない神の存在について、思慮深く考え入っていた。カール・ドライヤー作品の宗教性が興味深い。 [review] (Keita) | [投票(2)] |
★5 | Jesus! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★5 | 観る者に痛みと悲しみをあたえるクローズアップ。それは、ドライヤーが共感させ、導かせたかったこと。『奇跡』と頓挫したキリスト伝記映画への助走となったのか。 (ALPACA) | [投票(2)] |
★5 | 黙して頭を垂れる「仕草」こそ本作の感銘を表現するに相応しい。安易な顔アップを映画が忌み嫌うのは本作への敬愛を欠いているからだと思う。 (寒山拾得) | [投票(1)] |
★5 | 度肝を抜くようなカメラアングルで捉えられた、大迫力の暴動シーン。燃えさかる炎の鮮烈な美しさ。圧巻。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 本で読んだ時よりも、ぐっと近くにいたジャンヌ。だからこそより胸がしめつけられる。苦しい内容にクローズアップ多用というみせかたは圧倒感がすごく、みおわったあと胸がいっぱいでしばらく何もできなかった。
[review] (なつめ) | [投票(3)] |
★4 | 「信念」という奴は、往々にしてその信念を持った当人を内側から蝕みもするし、人を人から隔てもするし、人の自由を一蹴しもする。そうした「信念」の危険な性質を、彫像のように強い顔と顔のアップのつなぎで表現してしまった前衛の傑作。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | カットの積み重ねで画面から目が離せない。顔のアップが印象的な映画10本のうちのひとつ。 (くたー) | [投票(1)] |
★4 | 見応えはあるが顔のアップばかりで相当に疲れる。ブレッソンのよりはこっちの方が好み。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | マリア・ファルコネッティの入魂の演技に、畏怖というより恐怖を覚えた。 [review] (ころ阿弥) | [投票] |
★4 | 一秒一秒が見事なスチル。 (dahlia) | [投票] |
★4 | 鮫肌のジャンヌ。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票] |
★4 | 果てしない「意味」が生成する現場。 [review] (ちわわ) | [投票] |
★3 | 概してクローズアップは映画的でないと云えるが、本作の恐ろしく強烈なフレーミングにはタジタジとなってしまう。まるで、オフスクリーン(フレーム外)の世界を完全否定するようなクローズアップ。ただ、私は引きのショットが好きだ。だから同じ強度でも、後半のモブシーンの強さに魅かれる。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 確かに凄いといえば凄いのですが、あまりにもクローズアップが多過ぎて少々疲れました。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | サイレント映画の黎明期に役者の顔の表情でストーリーを構成する手法はたいしたものだと思うが、それはやはり今となっては「古典」というより「原始的な」手法に過ぎず、ややうっとうしい感じがする。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | これも映画通の「踏絵」なんだよね。私はパス。 (りかちゅ) | [投票] |
★3 | 女『フルメタル・ジャケット』ってか。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | ジャンヌ・ダルクを扱った多くの映画の中でも有数の名作とされている。が、退屈だった。観る目がないのかも知れぬ。 (丹下左膳) | [投票] |
★2 | 苦悶に満ちた顔のアップにつぐアップで非常にストレスがたまる。ジャンヌダルク系の映画はたくさんあるけど興味がもてない。 (24) | [投票] |
★2 | これでもかとばかりの近写に次ぐ近写。延々と垂れ流されるBGMが邪魔だった。 (マッツァ) | [投票] |