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[コメント] リアリズムの宿(2003/日)
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★5男と男と女の微妙な距離感が『ストレンジャー・ザン・パラダイス』で間はカウリスマキ。シネアスト好みの骨格だが高踏的実践ではなく地に足着いた面映ゆく青臭いリアリズムで補完する。見た目以上に戦略的であり成功している。 (けにろん)[投票(5)]
★5行間に語られるコミュニケーションの状態。 [review] (林田乃丞)[投票(3)]
★5都会の喧騒に耳を傾けるか?それが、例えば、海風だったら、雑音なのか? [review] (カノリ)[投票(3)]
★5徹底していて誠実で真摯的で奇妙。この眼差しが日本映画に必要だったのかも。素晴らしい! (あちこ)[投票]
★5何がリアルかって、人と人の距離感がリアル。 [review] (地球発)[投票]
★5はしゃいじゃったあとの、あのむなしさ。なんかそんなんが充満してる映画。鳥取のひなびきっちゃってる景色。主人公たちは結局成長なんかしない。日常が続いてくだけ。でもこのだらだらとしたゆるさ、既視感、共感だす。 (うちわ)[投票]
★5つげ義春さん原作の独特の雰囲気が上手く映画として表現されているなと思いました。わかる人にはわかるという笑いのセンスが非常に気に入りました!最高です! (なかちょ)[投票]
★4「フリーター臭」と「童貞力」の魅力。うらぶれた風景に溶けるさえない二人のさえない旅。そして誰にでも覚えのある「間」。 [review] (新人王赤星)[投票(8)]
★410代で卒業するはずの「分かり合いたい症候群」がいい大人にまで蔓延する風潮の中、山下敦弘監督は人と人の間には見えない壁が当然あることを描いて見せる。主人公達のやりとりも世間との距離も、デフォルメはされているが私には至ってまともに見える。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4裏日本の冬の天気のように計算できないもの。 [review] (ちわわ)[投票(4)]
★4全国のスロースターター募集!!<未経験者歓迎、免許不要、国籍不問、超短期OK、服装自由、食事補助あり> [review] (町田)[投票(3)]
★4「気まずさ」のロードムービー。シンプルな話だが見事な起承転結。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4親しくもなく、ちょっと面識があるていどのふたりの間に流れるぎこちない空気が、雪ふる山陰のひなびた町のふんいきによく合う。様にならない日常の延長としての旅のリアルを微温的な笑いでつつむ。じつにうまい。 (よだか)[投票(2)]
★4原作がつげ義春ってのもあるが、この汚さ・貧乏たらしさに日本でこういう(カウリスマキみたいな)映画を作ることへの誠実さを感じるし、この格好悪さがとてもいとおしいものに感じられる。 (マッツァ)[投票(1)]
★4主人公二人の居心地の悪さがこちらにまで伝わってくるかのような“間”の取り方。恐ろしいほどの計算が働いている。もしも計算でないとすれば天才だ。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★4この「緩みきった間」が私に微かに刺さる。だが気づくと全身が針だらけで痛みを伴う。この緩さは「感覚の勝利」だ。竹中直人の至高の「間」は作為的な産物だが、本作の「間」は我々の経験値によるものだ。まさにリアリズム。 (sawa:38)[投票(1)]
★4かなり完成度の高い「つげ+山下」の世界。軽い巧妙な、漫画の構図に凝った映像といい、つげの世界をはみ出してはいない。撮影が美しくそのオーソドックス振りにも仰天。引き気味の二人の演技にも好感。 (セント)[投票(1)]
★4あの旅館の宿泊代はいったいいくらだったんでしょうか・・・・ [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4つげ義春らしい、灰白色のシラケた空気感が見事に表現されている。傑作。 (赤い戦車)[投票]
★4鄙びた田舎に行ってみたいけど寒いし面倒だなあという時に見るといい。 (TOMIMORI)[投票]
★4リアリズムとは何なのか。民宿の一般家庭にあるような小さな風呂場に男一人で入っている時に、タオルで前を隠すのがリアリズムなのか。 [review] (SUM)[投票]
★3ガードレールの切れ目(レビューは冒頭よりラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(3)]
★3語り手のエゴが自らの課題を原作に接ぎ木している。リアリズムの宿に包摂されてしまうと前後の断絶のあまり、冬の日本海が時空を曲げたような文芸的な効果があらわれるのだが、もはや『リアリズムの宿』である必要はない。 (disjunctive)[投票(2)]
★3尾野真千子登場シーンの作り過ぎの画づらだとか、意味が無いのに意味深に見せる横移動ショットだとか、本作でもちょっと鼻につく演出がちらほら。でもこれらを含めて「写実主義」−現実らしさを映す−という意味での「リアリズム」の真逆を志向してるところは良い。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3姉ちゃんのか。ざぶ〜ん・・・ 70/100 (たろ)[投票]
★3この男子二人組、ちっこいなぁ。面白い昆虫を観察してるような気分。田舎生活に憧れてる方は、ぜひ鑑賞をオススメしたい。 (Ryu-Zen)[投票]
★3演出されたリアリティほどリアリティのないものはない。こだわる必要はないと思うが、原作の濃密さに比べてあまりにも薄っぺら。3でもいいんだけど、全体に高評価なのでへそ曲げて2。→その後3に変更 [review] (るぱぱ)[投票]
★3この旅の描写も凄いリアリズム。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3ナンセンスだし、汚らしいし、山本浩司長塚圭史は有り得ないくらい不細工だが、笑えるし、尾野真千子がとてもカワイイ。何とも不思議な雰囲気を持った作品だ。['05.3.19京都みなみ会館] (直人)[投票]
★2ここに展開されているコミュニケーションの齟齬は、一見表現のためのテクニックであるように映る。事実、クソリアリズムで現実を描写すればこのように見えるだろう。だが… [review] (水那岐)[投票]