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[コメント] 博奕打ち 総長賭博(1968/日)
- 投票数順 (1/1) -

★4所詮部外者には理解し難い社会のしがらみ。にも関わらず徹底的にスキなく構築することで、有無を言わせぬ説得力を持たせてしまう。これはもう、ひとつの美学。 [review] (くたー)[投票(9)]
★5任侠道の彼方へ突き抜ける、アッチョンブリケ〜な最後の任侠映画。 [review] (G31)[投票(5)]
★5うっとりするほどの物語の厚み、そして人間の厚み。 [review] (Myurakz)[投票(4)]
★4鶴田浩二が跡目を継げば簡単に収まった話と思う私は、どうも渡世人にはなれそうにない。 裏で糸引く金子信雄の狸ぶりは、『仁義なき戦い』シリーズへと受け継がれたのであろうか。 [review] (AONI)[投票(4)]
★4人の生きる指針となる「道」は絶対的なものではなく人それぞれが心に抱え、さらにそれらの「道」は決して平行ではない。各人の信じる「道」が徐々に交差し、もつれて崩壊するまでの過程が描かれている。 (パグのしっぽ)[投票(3)]
★5眼と唇で男の色気を語る鶴田浩二。舞踏のように殺陣をこなす若山富三郎。名脇役、名和宏一世一代の襲名披露。艶やかに匂う藤純子。名台詞と名場面のオンパレードに、ただただ唸り、号泣するのみ! [review] (フランコ)[投票(3)]
★5「ひとごろし…」仁侠映画においてこの言葉がかくも重く響くとは!(02.04.28@梅田東映) (movableinferno)[投票(3)]
★4終焉に向かって悲劇としてのテンションが高まっていくその加速度が比類無い。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4傷の舐めあい啜り合いだけが友情じゃない。馬鹿な自分を死ぬ気で諌めてくれる親友がいれば人生の負けの半分くらいは取り戻せるんじゃないか。 [review] (町田)[投票(3)]
★5主要な登場人物たちが下す一生に一回あるかないかの人生の決断のつるべ打ちによって予測不可能な展開を見せる奇跡のように精妙なストーリーの流れ。鶴田浩二の黒紋付の肩の線が例えようもなく美しい。練達の照明技術に支えられた画面の彫りの深さに驚倒させられる。 (ジェリー)[投票(2)]
★5Master of entertainment [review] (たかやまひろふみ)[投票(2)]
★5生きざまを捧げた論理の中に、コツコツと築いてきたはずの道理が、その最大の美徳とされる閉鎖性の壁に阻まれて、ガラガラと音を立てるように崩れ去るさまが恐ろしくもあり、美しくもある。笠原和夫の緻密さと山下耕作の品位により立ち表れる敗北の美学。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★2これが現代の会社の話なら、誰も見向きもしないだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★5西洋に『ハムレット』があるのなら、東洋の地には本作がある。これほどの悲劇を書き上げた笠原和夫の功績に対して、「東映任侠映画」という狭い枠組みに押し込めてしまった邦画界の罪よ。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★4文句を言えばキリがないが鶴田浩二がかっこよすぎるので許す。 [review] (ハム)[投票(1)]
★5仁義の名の下に筋を通さざるを得ないことが三島が喝破したようにギリシャ悲劇めいたのっぴきならない破綻に向かっての驀進へと繋がる。笠原のロジカルすぎる構成と受けた山下の積み重ねてきた仕事が結実したため息の出るほどの折り目正しき格調。 (けにろん)[投票(1)]
★4「女のあたしが口を出しても仕方がないんですもの」 (レディ・スターダスト)[投票(1)]
★3確かにこの脚本は悲劇としてよく出来ている。ただ、この徹底して美化された世界にいささか抵抗を感じるのも事実で、自分としては泥臭くてダーティーな実録路線の方が好み。 (赤い戦車)[投票]
★4どいつもこいつも明後日の方を向いた行動を取るので鶴田浩二が不憫。 (パピヨン)[投票]
★4なんと濃密な人間関係であろうか。 後でよくよく考えると「なんでそうするねん」と思ってしまうが、見ている時はそうせざるを得ないと思えるから不思議だ。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★3名作と名高いだけあって起承転結がしっかりしていてよく出来ているとは思うが、取り立てて興奮しないのは仁侠映画というジャンル自体が別段好きな訳でも、思い入れも無いからだろうか?鶴田浩二は男前だし上手いが、若山富三郎の方が役者としては上だし役得。['07.1.22浅草名画座] (直人)[投票]
★4男たちの眼の光の美しさよ。 (_)[投票]
★5この作品は本当の傑作です。うなりました。ダイコンだった鶴田浩二の、最良の演技を見ることのできる作品。キーワードは「男の意地」と「組織の倫理」。 (takud-osaka)[投票]
★4まだ仁義があった頃の戦い─私的・金子信雄と東映仁侠映画論─(reviewには『仁義なき戦い』シリーズのネタバレもあり)[フィルムセンター] [review] (Yasu)[投票]
★4学校の授業で見せられた。任侠映画って事で、やや敬遠がちに眺めてたけど、あれよあれよと言う間に物語に引きずり込まれた。追い詰められる主人公の苦悩がひしひしと伝わってくる。非常に良く出来た映画だと思う。 (Ryu-Zen)[投票]
★5あああ〜かっこいい・・・。 (worianne)[投票]