コメンテータ
ランキング
HELP

水那岐さんの人気コメント: 更新順(1/83)

人気コメント投票者
★3花まんま(2025/日)一種の怪異譚を人情噺に落としこんでゆくわけだが、使い方に最小限の品位を保ってはいるので、よくある奇譚に振り回されるような結果にならなかったのは美点。ただ、鈴木亮平の扱いにも節度を効かせてほしかった。スパイスも妙味を感じさせる程度がいいので、料理を先導してはちょっと気が冷める。けにろん[投票(1)]
★3一度死んでみた(2019/日)想像したよりは笑える小ネタはあった。ただ、この映画を愛おしく思える観客というのは、結局広瀬すずを徹底したコメディエンヌと見たくはなく、ツンデレながら可愛い娘となってほしいお父さんなのだなあと気づき、ちょっと悲しくなったのだ。理屈抜きでむしろゴーストに感情移入できない自分が遣る瀬無い。ゴメンなさい、俺はフケたくない馬鹿なのです。けにろん[投票(1)]
★2ルックバック(2024/日)漫画でメシを食った経験者として言う。俺たちの頃とは比較できないほどハイレベルな画力を持ってるのに、なぜピエロを演じて世間のご機嫌をとる。俺の行ってたヤンキー高校の同じ学年に3人は漫画で身を立てた男がいたが、みな普通に健やかな若者だった。いつまで前時代の偏見を引きずるのか。稀代の歌手や天才バッターと同じ、ただの取り柄のある普通人なのだ。 [review]ロープブレーク[投票(1)]
★4志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017/日)醜いところから始まり、醜いままで終わる。大切なのは触れ合いごっこではなく、醜い自分を認めることなのだ。お調子者で、プライドのお化けで、友情と愛情の区別がつかないゆえに理解者の友人に嫉妬し、言わばただの子供である少年少女。彼らに美しい結末など恵んでやらなくていい。ただ言え、ひとりの人間として生きろと! [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★3マイ・ブロークン・マリコ(2022/日)女だったら救われたろう。だがタナダユキは無頼そうな女が自暴自棄になっても、ちゃんと天使みたいな男が救ってくれるのを知ってるあたり狡猾である。男の俗物性を大っぴらに罵倒しながら、最後は当然のように力を借りるのだ。理不尽さに怒りがこみあげてくるが、そういう世の中だ。永野芽郁に憧れながら俺は孤独死するしかない。けにろん[投票(1)]
★3からっ風野郎(1960/日)皆さんがよってたかって虚仮にする程、三島由紀夫が見るに耐えない演技を「しなかった」ことに吃驚。もっとも一本調子のヤーサン口調だから聞いていられたので、インテリ役だったら目もあてられなかったとは思うが。でも、何とも可愛い男ではある。 [review]けにろん, ゑぎ[投票(2)]
★4雨に唄えば(1952/米)ジーン・ケリーの舞踏の白眉。たっぷりと至芸を愉しめる。だが、デビー・レイノルズの初々しさもさることながら、ファニー・ボイスで頑張っていたジーン・ヘイゲンも注目されて然るべきだろう。ナチュラルに稚拙な女優を演ずるのも最高のテクニックを要するものなのだ。 [review]モノリス砥石, ナム太郎, りかちゅ, デナほか7 名[投票(7)]
★4おかあさん(1952/日)戦後の復興期の渦中にあって、平凡なクリーニング屋の家庭は流転し続けてゆく。その中で、一人不動の姿勢をとり、よろけながらも頑健に立ちはだかる女。田中絹代は昭和の母を全身を持って体現した。若き日の香川京子も愛らしい。 [review]けにろん, 直人[投票(2)]
★4ウィキッド ふたりの魔女(2024/米)本格的に、重壮に建設され形作られたミュージカルとして楽曲の重さは機能し、役割を演じつつ現代的な感情と意志を仕込まれた魔女たちには時代性が豊かである。思想性に富む作品のリベイクに、人間ならではの信念のブレを仕込まれたアリアナもただの薄っぺらな反対者でないことが期待を持続させる熱演だ。けにろん, ぽんしゅう[投票(2)]
★5こんにちは、母さん(2023/日)ああ、これはまぎれもない老人映画だ。大泉洋が、永野芽郁がこんな古臭いセリフをしゃべるもんか。こんな人情は下町でも廃れてる!そして吉永小百合にブルジョア夫人しか演じられるもんか!幻想と非現実の極致を見ながら、本当に腹で泣きに泣きまくる。自分も還暦過ぎたからこそ、こんな絵空事に惹かれたのだ。山田洋次よ、このまま我が道を行ってくれ!!けにろん[投票(1)]
★4俺物語!!(2015/日)映画は一夜の夢だ。永野芽郁の初々しさが、鈴木のマッチョボディよろしくフェイクであってもそれが何だというのだ。ゲスな芸能記者を嘲笑うかのように、彼女の俳優としての力量はつねに役柄を完璧に憑依させる。俳優とはそういうものだ。愛が俳優のポテンシャルを増大させる!文春如きに滅ぼされるワケもない。けにろん[投票(1)]
★2新幹線大爆破(2025/日)影響されやすいタチなので、自分のことばで書くためにどなたの感想も見ずに書いてみようとしてます。もう言い尽くされた内容だったら、どうぞ鼻で嗤ってください。 [review]おーい粗茶, ペンクロフ[投票(2)]
★2室町無頼(2025/日)「こういう正義の豪傑が主役。従者に武芸無双のこんな若者。対するライバルにこういう武芸者」…真相は違っても、こういうキャラ設定を活かすために舞台や時代設定を後決めしたかのようなプロットの構築。少年漫画ではよくある作劇法だが、ならばそう徹してのスピーディーな筋運びが望まれる。だのに老醜に満ちた勿体ぶった演出の退屈さ。これを冗長というのだ。けにろん[投票(1)]
★3侍タイムスリッパー(2024/日)この監督は今更なにを狙おうとしたのか、と途中まではシラケきった。だが文芸面で評価する映画ではなく、ここまでジャンルを愛するパッションこそが評価される作品なのだ。揚げ足はとらず、殺陣と侍の顔面こそを愉しむ。けにろん[投票(1)]
★4はたらく細胞(2024/日)「見立て芸」映画の極北。馬鹿馬鹿しさも極まれば感心させられ、少女体内の清浄な勧善懲悪活劇と純愛が、父の体内ではうらぶれたドブ板街での逃走劇と男同士の愛(『パタリロ!』の加藤諒!)と化す、原作の描写をド本気の演出力で一気に押し切る。アクションの見せ方も進歩したものだ。 [review]けにろん[投票(1)]
★4ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024/米)なんて悲しすぎるミュージカルの断末魔!われらが昔胸を躍らせたあのイカれた文化は、もはやカリスマヴィランと同じくぶざまな姿で退場するしかないのだ。俺は泣きに泣いた。 [review]週一本, ぽんしゅう, けにろん[投票(3)]
★3喜劇 急行列車(1967/日)前半は大した事件も起こらず、渥美清佐久間良子のロマンスも退屈な演出だが、後半、佐久間に嫉妬した母ちゃん(楠トシエ)が乗り込んできてから俄然面白くなる。母ちゃんの思わぬ特技を生かした奮闘には感服。売り子の大原麗子がとっても若い!けにろん, 直人[投票(2)]
★4岸辺の旅(2015/日=仏)優しくも未練がましい人間たちの縮図。かれらは黒沢清という演出者の瞳になんと好意的に眺められ、浄化されてゆくことだろうか。ひとびとの執念を断ち切りやすらかに終わらせる男として、浅野忠信の自然体はほんとうに似つかわしい。そして肉体に固執してやまない深津絵里すらもなお、その見苦しさを監督に愛されていることが判る。そして亡霊描写の品性も評価できる。 [review]おーい粗茶, セント[投票(2)]
★4居眠り磐音(2019/日)娯楽時代劇としてまずまずできている。殺陣も泣かせも自分としては大いに買いたいのだが、妖怪メイクで頑張る柄本明にもうちょっとしぶとくあって欲しかった。そして、残念なことに映画的なパースペクティブ、迫力が足りない。ラストのカメラの無欲ぶりはどうだ。これじゃ全く日テレの2時間時代劇じゃないか。 [review]トシ[投票(1)]
★2ブレイブ 群青戦記(2021/日)戦国自衛隊』の超劣化版。当然の事ではあれ、新田真剣佑を筆頭に戦国時代に放り出される高校生たち全てに、度胸・戦闘力・覚悟がない。これでは高校生大虐殺はもっともで、後半の逆襲こそが絵空事そのものだが…こんな筋運びでの三浦春馬松山ケンイチの救済は勿体ないほどだった。 [review]死ぬまでシネマ[投票(1)]