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3819695さんのお気に入りコメント(140/180)

裸のキッス(1964/米)★4 ヒロインと障害児たちが歌う曲が異様に怖くて、不気味な雰囲気作りに一役買っている。タイトルの意味も冒頭シーンの意味も最初は分からないが、そこがいい。構成が面白い。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
レッドクリフ PartI(2008/中国=香港=日=韓国=台湾)★3 鳩の飛ぶシーンの長回しを見つつ、「これを《長回し》と呼んでいいのでしょうか溝口監督?」と問う自分がいる。 [review] (ジェリー)[投票(4)]
画家と庭師とカンパーニュ(2007/仏)★3 至高とまでは言わずとも、前半のこの田舎のアトリエの緑と空気と陽光と無為なダイアローグの応酬の調和は何かを現出させる寸前までは迫ったかに思えた。物語を語ることに従属した後半が惜しまれる所以だ。ロメールリヴェットには未だ距離がある。 (けにろん)[投票(1)]
フロスト×ニクソン(2008/米)★4 現代の剣闘士はTVという四角い闘技場で戦う。そこにあるのは非情と酷薄のみ。死所を求めて彷徨う獣のようなニクソンの痛ましさ。しかしこれは友情のドラマなのだと私は考えたい。 ()[投票(2)]
血槍富士(1955/日)★4 リメイクゆえの「俺の色」を出したかったからなのか、大衆演劇に割り込むリアリズムが不協和音を奏でる。新しかったのか、古かったのか、今となってはわからない。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
まあだだよ(1993/日)★3 馬を力強く描写していた監督が猫をスローモーション、ちょい切ない。 猫の件は「長いよ」と感じた。人形劇を見てるような感じがした。 歳とったら再見しようか、、 (モノリス砥石)[投票(2)]
まあだだよ(1993/日)★3 小津や溝口のような傑出した遺作を持たなかったことで黒澤を侮蔑する態度は取りたくないと思う。とは云えこの『まあだだよ』が遺作であることはとても寂しいことであるには違いない。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
姿三四郎(1943/日)★3 役者の芝居が、黒沢モノではないように芝居っぽいが、こういう段階を通り抜けて、自分の演出を掴んでいったんだろうなあ、と思った。下駄のシーンと、最後の決闘シーンが、好き。やはり、風が吹いていた。 (エピキュリアン)[投票(2)]
姿三四郎(1943/日)★4 なんとも荒削りで豪快かつ闊達な中にまるで乙女のような純真さが滲んでいて、不安定ではあるけれども、デビュー作ですでに"黒澤"の基盤が出来上がっている! [review] (づん)[投票(1)]
姿三四郎(1943/日)★4 クライマックスのススキ原(と空の雲)の画はすごいな。黒澤の非凡なる才能が見て取れるデビュー作。[フィルムセンター/最長版] (Yasu)[投票(1)]
姿三四郎(1943/日)★4 巨匠のデビュー作。そこにはただただ何のてらいもない純真さだけが溢れていた。 [review] (太陽と戦慄)[投票(2)]
姿三四郎(1943/日)★4 決闘シーンの何と力強く美しいこと。冒頭の闇討ちには、濠端の矢野を支点とした扇型上の乱舞が準備され、中盤の村井との対決ではフレームアウトの多様により密閉空間での緩急が強調され、最後の檜垣との決闘は開放空間での果てしない風雲が不穏を呼ぶ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
アヒルと鴨のコインロッカー(2006/日)★4 面白い! これは人に薦めたくなるなあ。邦画が好きでない人なら躊躇してしまうようなタイトルが却って勿体ないくらい。 [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
エグザイル 絆(2006/香港)★4 男同士の親友が、「オマエってホント、どうしようもないバカだよなぁ〜(笑)」って言ってる感じが終始続くのが、この映画かと。 [review] (半熟たまこ)[投票(3)]
間諜最後の日(1936/英)★3 雪山での殺人シーンまわりがこの映画の一番いいシーンだろう。望遠鏡の使い方。ホテルの部屋にいる犬が騒ぎ出す様子をカットバックする部分。少々いい加減な部分もあるが、充分に楽しめるヒッチコックらしい映画。 (ゑぎ)[投票(4)]
間諜最後の日(1936/英)★4 スパイものでありながら一貫しておしゃれで軽妙な演出が利いている。本来のサスペンスも失われておらずなかなかバランスの取れた作品。 [review] (緑雨)[投票(1)]
あにいもうと(1953/日)★4 逃げ場の無さと、軽やかな逃走との両義性としての川の存在は、この映画の通奏低音。一瞬、繋ぎ間違いかと思えるような時間の撹乱も、この濃密な愛憎劇をどこか超越的な視点から見下ろす成瀬の眼差しの表れだ。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
泥だらけの純情(1963/日)★3 絵空ごととしか言いようのない純愛物語だが、台詞の歯切れよさと簡潔で潔いカッティングが心地よいリズムとなってちっとも話しがべとつかないのは馬場当脚本と中平康演出の功績。浜田光夫の、何も考えない軽やかな突進力と軽薄さが悲しくて良い。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
さよなら。いつかわかること(2007/米)★4 父や妹の前ではしっかり者を演じてるけど実はまだまだ子供の姉・ハイディと無邪気で寂しがり屋で天真爛漫な妹・ドーン。この2人の対比を観てるだけでもう泣けてくる。満点をあげたいところだけど、★1つ減点とした理由はレヴューにて。 [review] (IN4MATION)[投票(2)]
すべてが狂ってる(1960/日)★4  パワー全快。距離の映画。同時に空間の映画。つまり、奥行きの映画。 (hachirougata7)[投票(1)]