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★5マッチ工場の少女(1990/フィンランド)この映画のきわめて特異なスタイルも、悲劇と笑いを同時に極めようとした結果と見ればあるいは当然のものだと云えるのかもしれない。つまり全ては「面白さ」のためということ。 [review]りかちゅ, Yasu[投票(2)]
★5ラヴィ・ド・ボエーム(1992/仏=伊=スウェーデン=フィンランド)美しい。なんて幸せな映画なんだろう。大好きだ。 [review]りかちゅ, けにろん[投票(2)]
★5リュミエール工場の出口(1895/仏)男女の群衆、自転車、犬、馬(馬車)……。この端的に量的な過剰。まったく破格の面白さだ。とりわけ犬の動きの面白さといったらない。これが映画である。りかちゅ, ゑぎ[投票(2)]
★5マルクス兄弟オペラは踊る(1935/米)中盤のアラン・ジョーンズ“Cosi Cosa”歌唱→ダンス→チコのピアノ演奏→ハーポのピアノ演奏→ハーポのハープ演奏、という一連のシーンのなんたる多幸感! エキストラたちの笑顔がすばらしいんですよ! [review]りかちゅ, ナッシュ13, CRIMSON[投票(3)]
★3ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)まあ当たり前のことなんだけれども、良いところもあれば悪いところもある。 [review]Myurakz[投票(1)]
★4ホワイトハンター ブラックハート(1990/米)これはイーストウッドの映画論か。 [review]ina[投票(1)]
★5ダウン・バイ・ロー(1986/独=米)七〇年代のヴィム・ヴェンダースとのコンビ作を思うと非常に躊躇われるのだが、それでもここは思い切って、『ダウン・バイ・ロー』こそロビー・ミュラー最高の仕事だ! と叫んでみたい。 [review]けにろん, ボイス母, ナム太郎[投票(3)]
★3モロッコ(1930/米)ゲイリー・クーパーは持ち味の(よい意味での)デクノボウ感が滲み出ていて、決してミスキャストとも云い切れないのが面白い。ただのメロドラマだとも思うが、慎ましい規模の戦闘シーンは時間的にもごく短いものながらしっかりと空間的な演出が施されており、ラストカットが傑出していることもまた認めざるをえない。りかちゅ[投票(1)]
★4疑惑の影(1943/米)脇役のユニックさが光る。ミステリ好きで空想の殺害に耽る父ヘンリー・トラヴァースとその友人ヒューム・クローニン。こまっしゃくれた妹と弟。そして相変わらず巧みな小道具の使い方にうっとり。個人的にはジョゼフ・コットンの造型に多少の不満が残るのだが、それを補って余りある圧倒的な面白さ&ものすっごい緊張感。shiono[投票(1)]
★3平原の待伏せ(1953/米)序盤のアラモ砦の戦いでは、いかにもセットといった感じの戦場で過剰な量の火薬が爆裂し、異様な空間が現出している。変な西部劇。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★4パーマネント・バケーション(1980/米)実に多くの魅力が詰まった作品で、この処女長編一作でジャームッシュの才能はじゅうぶんに証明されている。のちの作品と比べるとややユーモアに欠けるが、それもこの映画にとっては大した瑕とはならない。 [review]ゑぎ, モノリス砥石, ナム太郎[投票(3)]
★4マルクス二挺拳銃(1940/米)これもマルクス兄弟と西部劇という組み合わせに抱く期待を大きく超える面白さではないのだが、それでも笑ってしまうんだよなあ。何より三兄弟の絡むシーンが多いのがよいし、終盤の列車ギャグ活劇には大満足。欲を云えば、もうちょっと列車と馬車の並走する画面を見たかったか。りかちゅ[投票(1)]
★4チャップリンの 独裁者(1940/米)ラストは映画史上未曾有の愚行。なぜなら「映画は映画である」のだから。しかし、私たちは時に愚かさこそを身に負う勇気を持たねばならないのかもしれない。そしてそれは映画にあっても例外ではないのだ。……本当か?けにろん[投票(1)]
★3太平洋ひとりぼっち(1963/日)母親を演じているのが田中絹代というだけでほとんど条件反射的に涙してしまう自分に呆れながら、石原裕次郎の気色悪いモノローグが段々と心地よくなってゆく不思議に「スター」の重みを噛み締める。けにろん[投票(1)]
★4シザーハンズ(1990/米)ハサミの手を持つ人造人間やアメリカ的郊外に欧州風の古城が隣接する特異な世界を創出しながら、易々とそれを観客に受け容れさせてしまう演出力。悲恋とそれを引き起こす世間の無理解(「郊外」の悪意)の両者を按配よく語る話術の巧みさ。豊かなイマジネーション以上に、これはきわめて水準の高い技術に裏打ちされた映画だ。Santa Monica, ダリア[投票(2)]
★4サボタージュ(1936/英)観客の心理を誘導するヒッチコックの技はここでもすこぶる効いている。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★4ピーウィーの大冒険(1985/米)映っているものは確かに奇妙だが、撮影自体はほとんどトラディショナルと云ってもよいもので、決して「大冒険」していない。しかし異形のキャラクタとデザインによって紡がれるこの物語にとってはむしろそのほうがふさわしい。 [review]Myurakz[投票(1)]
★4グッバイ、レーニン!(2003/独)決して傑出した映画ではない。だが私は「母と子の愛」に弱いのだ。それはもう、ほんと、信じられないくらい弱い。とはいえ、そもそも愛(の物語)なんてありふれたもののはず。それでもそのありふれた愛が私の心を打ちえたのは、この作品が不可視のものであるところの愛を映画的に表現していたからにほかならない。 [review]shiono[投票(1)]
★5フレンチ・カンカン(1955/仏)号泣必至の大傑作。奥行きのある画面での大らかかつ鮮やかなドラマの語りと人物のさばきはルノワールの名人芸。だが、あまりの名人芸ぶりに「へっ、確かに巧みなのは認めるが、それがどうした!」と反感を覚える天邪鬼もいるかもしれない。しかし……。 [review]りかちゅ, ゑぎ[投票(2)]
★3学生ロマンス 若き日(1929/日)フィルムの傷みが制作年代の古さをたえず意識させるが、それに比して内容はいたって若々しい。壁にハリウッド映画(『第七天国』)のポスターが飾ってあるのは初期小津作品のお約束だが、それが説話的に機能するものとして使われているのは珍しい。りかちゅ[投票(1)]