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★2 | 復讐の歌が聞える(1968/日) | 実に黙々と人間を殺してゆく、ただそれだけの映画。 必殺仕事人のような「仕置きのカタルシス」を期待していたが、それさえもない。 [review] | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★4 | アラバマ物語(1962/米) | 日常のすべてが冒険とスリルに満ち溢れ、空想と現実の世界に垣根がなかった子供時代。そんな子供の純粋な視点による語り口が、差別と偏見に満ちた大人たちの現実世界を炙り出してゆく。しかし、作品が持つメルヘンチックな雰囲気は最後まで失われない。そこが、この作品の魅力。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 荒野の決闘(1946/米) | 西部劇に対し固定観念を持っている方には、本作をお薦めしたい。ヘンリー・フォンダが長い足を見せつけながら椅子に腰掛けてくつろぐ、あまりにも有名なこのシーンをはじめ、床屋で散髪するシーン、巡業にきたシェークスピア俳優の姿などの方が、ガンファイトなんかよりも遥かに心に残る。ジョン・フォードは、“失われた西部”の町並みや人々の営みをフィルムに再現することを、第一に考えていたのではないだろうか。 | ナム太郎, takasi, ジェリー, けにろんほか6 名 | [投票(6)] |
★2 | 陽炎(1991/日) | わかりやすさと見栄えだけで勝負する五社演出に、一貫して淡白な演技に終始する樋口可南子姐さんでは燃えない。対抗馬である「極妻」そのまんまのかたせ梨乃姐さんの濃い演技が際立つ結果に。 | けにろん | [投票(1)] |
★2 | 野獣暁に死す(1968/伊) | 無敵の助っ人バッド・スペンサー。わざわざ4人も雇わなくたって、この不死身男だけで充分じゃねえか。 相変わらず目をギョロつかせて大芝居をうつ仲代達矢。彼の暑苦しい演技は、大袈裟で胡散臭さ充満のマカロニウエスタンに違和感なく融けこんでいる。 | KEI | [投票(1)] |
★4 | 無宿(1974/日) | ひと夏の儚い夢。復讐の虚しさ。詩情豊かな田園と海岸の風景美は絶筆もの。男二人のでっかいロマンに、薄幸そうな美女梶芽衣子は少し蚊帳の外。 [review] | 寒山拾得, sawa:38, 町田 | [投票(3)] |
★2 | アメリカン・ジゴロ(1980/米) | 顧客の名は絶対に明かさない。プロの鉄則。来店した有名人の名前を週刊誌にたれ込む風俗嬢はR・ギアを見習ってほしいものです。 | jollyjoker | [投票(1)] |
★3 | インデペンデンス・デイ(1996/米) | 円盤に集まる友好歓迎ムードの宇宙人フリーク達が、円盤の攻撃で抹殺されるシーンは実に痛快だった。 | けにろん, ババロアミルク, たかやまひろふみ | [投票(3)] |
★2 | 影の軍団 服部半蔵(1980/日) | アメフトのプロテクター忍者着に、試合のようなフォーメーションとタックル。実験的試みだが、明らかに失敗。 この頃の緒形拳の眼光はやばすぎで怖い! [review] | けにろん, 直人 | [投票(2)] |
★4 | パピヨン(1973/米=仏) | 正直、もう逃げるの止めとけよと思いました。 | けにろん, カフカのすあま, shaw, ボイス母 | [投票(4)] |
★4 | 新書・忍びの者(1966/日) | 舞台を再び戦国の乱世に戻して成功。 雷蔵がシリーズ最終作にして青二才の忍びを演じている。歴史ミステリーと父の仇探しを上手く盛り込み面白い。 [review] | 犬 | [投票(1)] |
★4 | ハイ・シェラ(1941/米) | “悪運を運ぶ”犬に懐かれた“女運の悪い”ボギー。内反足の純真娘&アバズレ娼婦という、一見対照的だが一筋縄ではない二人のヒロイン設定がユニーク。 慕ってくる犬を煙たがりながら、「実は嬉しいくせに」と女に指摘されて照れ笑いするボギーが可愛い。 | けにろん, ジョー・チップ | [投票(2)] |
★3 | 陰陽師(2001/日) | 1千年以上前の「呪い」や「陰謀」なんて、この程度か。特撮も内容も『帝都物語』を思い出させる。悪霊バキューム女小泉今日子、着実に怪女優へのステップを歩んでいます。 [review] | けにろん, カルヤ, ゼロゼロUFO, ピロちゃんきゅ〜ほか8 名 | [投票(8)] |
★2 | エアポート’77 バミューダからの脱出(1977/米) | なんと上空ではなく海底が主な舞台。 こんな時に頼りになるのがジョージ・ケネディなのだが、今回は事件の当事者ではなく、しかも出番が少ない・・・。 [review] | サイモン64 | [投票(1)] |
★2 | ブレイクアウト(1975/米) | ランディ・クエイドの女装をはじめ、緻密さのかけらもない無謀な作戦の数々。『大脱走』の穴掘り名人は飛行機の運び屋になっていた。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 座頭市と用心棒(1970/日) | シリーズ20作記念作品は、座頭市版『黄金』。 「化け物」と「獣」の睨み合いに第三の男として「ドラキュラ」が参戦してから俄然面白くなる。 仕方ないのだろうが、勝新と三船の見せ場の“棲み分け”が、お互いのキャラの魅力を半減。 [review] | けにろん, ゑぎ, ジェリー, Myurakzほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | モラン神父(1961/仏) | 神父の住まいへの階段の上り下りシーンが、ヒロインの揺れ動く心情を表現しているようで実に効果的。これぞ、心理表現モンタージュのお手本! | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★4 | 夕陽に立つ保安官(1969/米) | 鉄格子のない牢屋って!!そこに“入れられる”悪党の間抜けな絵図らに爆笑必至。早撃ちだが、それ以上に口が達者な保安官J・ガーナーの、J・ウェインとは正反対タイプの理屈家ぶりが最高。 [review] | 寒山拾得, ゑぎ | [投票(2)] |
★3 | 旅の重さ(1972/日) | あのねママ、驚いたわ。この映画ね、少女が自立する成長物語と思いきや、理想の「パパ」探しという超ファザコン映画よ。でもねママ、新人だった色気ゼロ&ロリ顔の高橋洋子の主役抜擢は正解だと思うの。秋吉久美子では色気ありすぎですもの。 | sndtsk, 直人, けにろん, sawa:38ほか7 名 | [投票(7)] |
★3 | ファム・ファタール(2002/仏) | うーわ、デ・パルマやっちまったよ・・・。あまりに下らないオチには場内が一瞬にして凍りついたが、スローモーション映像に命を賭けるデ・パルマ節が完全復活で(ファンは)拍手喝采。 [review] | ぽんしゅう, ざいあす, ペペロンチーノ | [投票(3)] |