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寒山拾得さんのお気に入りコメント(99/167)

髪結いの亭主(1990/仏)★4 アラブの音楽と、ジャン・ロシュフォールの踊りがいい。このふたつが、エロ親爺をつづけるには、呑気な愛情と強靱な意志が必要なことを象徴している、と思った。おとぎ話のような愛情は、如何にして可能か、を思考実験したような作品。それを永遠にするには、あのラストしかないでしょう! (エピキュリアン)[投票(2)]
髪結いの亭主(1990/仏)★3 わたしの自己解決 [review] (ミイ)[投票(8)]
ねらわれた学園(1981/日)★1 SF中学生日記 (ぴよっちょ)[投票(1)]
ねらわれた学園(1981/日)★2 多くの前兆や予感をはらんだ前半が良かったのに後半は崩壊してしまった。まあ、大林としては確信的だったのだろうが、壊し方の好みの問題だと思う。役者手塚真のアナーキーなセンス等見所も少なくはなかった。 (けにろん)[投票(2)]
ねらわれた学園(1981/日)★3 薬師丸かわいい。この映画あたりから学園風景がなんだかウソくさくなってくる。そのうち現実の高校もこんな感じになってきちゃった。 (ぱーこ)[投票(1)]
シムソンズ(2006/日)★5 4人できちんと手をつなぎ並んで胸をはれる、そういう彼女たちなりの達成感には共感でき、拍手を送りたくなる。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
シムソンズ(2006/日)★3 別にTVドラマでいいじゃん的定型物語ながら、屈託なき少女達のストレートな心情と、潔いまでに何もない常呂町の情景と、闘争とは程遠いどこかマヌケさ感さえ漂うカーリングが体現する3大ほのぼのさのみで見る者を厭きさせない脱スポ根映画の佳作。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
午後の遺言状(1995/日)★4 チャーミングな老人たちの、人生の穏やかな秋日和の中で展開する、予測不能な出来事の連続で綴られる前半こそが素晴らしい。だが、人生の先に待つ道筋をただなぞるような虚しさの漂う後半もまた、作品にとって欠かせない部分ではあったのだろう。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
帰ってきたヒトラー(2015/独)★4 このネタを企画した制作陣のひりひり感は伝わってくる。映画的仕掛けも常套だが鉄壁。役者★4 話★3 撮り方★4 (ぱーこ)[投票(1)]
帰ってきたヒトラー(2015/独)★5 随所に鋭い笑いがちりばめられていて、何度も吹き出してしまう。まさに第一級のコメディではあるのだが、思わず背筋がゾッとなるラストに見終わってから、笑てる場合ちゃうわと少し怖くなる。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
風花(2000/日)★4 なんやかんやあっても、「夜は明ける」のだ [review] (ボイス母)[投票(9)]
風花(2000/日)★5 (合掌)あー酒飲みてえ(泣) [review] (chokobo)[投票(5)]
風花(2000/日)★4 作風だけを見ていると確かに相米慎二の映画なのだが、いったいこの優しさは何なのだ。最後の最後にこんなものを残して逝った彼はやはり大バカヤローだ。 [review] (ナム太郎)[投票(4)]
自殺サークル(2002/日)★4 注意!あらすじに書かれている内容だがある意味ではいきなりネタバレ世評も低く、此処での評価も低く、レイトのみにも関わらず、「54人の女子高生がいっせーのーせっでプラットフォームから身を投げる」というキャッチだけで観にいったという事実が、私のなかのこの映画の答えなのか?(02/04/13)→ [review] (秦野さくら)[投票(7)]
自殺サークル(2002/日)★4 散漫なのに最後まで興味を失わせない力強さ、そして意味不明なのに余韻を残す詩的センス。あちこちに散りばめられた悪意と悪趣味にむしろ映画的希望を見てしまった。030522 [review] (しど)[投票(3)]
自殺サークル(2002/日)★3 3流なスプラッター描写も陳腐なサスペンス描写も辟易するが、一方で寺山映画のJ・A・シーザーを彷彿とさせる鎮魂歌のような音楽の吸引力。途方も無い絶望感に覆われた21世紀初頭の日本を描いて文句無く哲学ホラーとして黒沢清よりは深い。 (けにろん)[投票(2)]
自殺サークル(2002/日)★3 自殺を引き起こすのは<誰か>ではなく、<この自分>なのだということがこの映画から発信されていた。 [review] (ゆうき)[投票(3)]
「エロ事師たち」より 人類学入門(1966/日)★3 坂本スミ子が予想外に今村的ミューズを体現して感動的だが、一方、小沢スブやんの諦観は今一修羅場を潜ってるとも見えず遂に胸に迫ることはなかった。そして、悩める男の再生譚は後年の『うなぎ』にて焼き直されるわけだ。 (けにろん)[投票(3)]
夢(1990/日)★4 以前のコメントを消し、2011年4月に書いた文章を少々直して再投稿します。 [review] (ペンクロフ)[投票(6)]
魂萌え!(2006/日)★4 カプセルホテルや鄙びた映画館やデパ屋といった選択された舞台があざとくなる臨界で物語に馴染んでいる。向田邦子の焼き直し感バリバリだが堪能した。斜め俯瞰の構図を要所で使う演出の醒めた視線の妙。女優は全て良いが役を作りこんだ三田は出色。 (けにろん)[投票(2)]