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「ヨーロッパ映画代表作」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

ポンヌフの恋人(1991/仏) 8 1/2(1963/伊) ベルリン・天使の詩(1987/独=仏) イル・ポスティーノ(1995/仏=伊) アンダーグラウンド(1995/独=仏=ハンガリー) サブウェイ(1984/仏) トリコロール/青の愛(1993/仏) トリコロール/白の愛(1994/仏=ポーランド) 気狂いピエロ(1965/仏) トリコロール/赤の愛(1994/スイス=仏=ポーランド) 勝手にしやがれ(1959/仏) パリ、テキサス(1984/独=仏) 髪結いの亭主(1990/仏) グラン・ブルー(1988/仏) ふたりのベロニカ(1991/仏=ポーランド) ディーバ(1981/仏) 仕立て屋の恋(1989/仏) ベニスに死す(1971/伊) ベティ・ブルー/愛と激情の日々(1986/仏)が好きな人ファンを表示する

エル・スール −南−(1983/スペイン=仏)************

★5少女の表情が天気と一緒に見えた。晴れ間に魅せる笑顔はとてもキュートで、光が当る瞬間は天使を思い描ける。見知らぬ土地に憧れ夢を見る姿は、温かい優しさに包まれた希望を信じる事ができる。心を露わにした映像は、本当に素晴らしい爽快感を与えてくれた。 (かっきー)[投票]
★5フェルメールの絵画のような光と陰影。たっぷり時間をかけた構図、色彩、演出。すばらしい出来。父親の生き方(死)を、政治的に何かあったんだろうが、省略している。キーになる所なので少し不満。 (セント)[投票]
★5神秘の振り子。エリセ監督に何ともふさわしい、繊細な小道具。彼はきっと映画の空気の中に、振り子となってじっと身を潜め、意味のある空間をそっと指し示す人なんだろう。 [review] (くたー)[投票(22)]
★5凛とした青、切ないオレンジ、そして何よりも包み込むような黒。色彩が主役であるかのようです。オメロ・アントヌッティの奥深い魅力を何度も味わいたくなる。 (ジェリー)[投票(2)]
★3「井戸掘り」「夜のカフェの窓」「レストランでの午餐」等父娘のシーンは感情のベクトルが合致し胸を打つが、全般少女視点と親爺視点の入れ替わる構成が映画が依って立つ物を曖昧に遠ざける。静謐な語り口も意識的に過ぎ寧ろあざとさギリギリとも思えた。 (けにろん)[投票(1)]
★5この映画以上に希望にあふれたラストを知らない。 (アリ探し)[投票]
★5この映画を観直して再確認したこと。(1)映画は光と影で出来ている。(2)人生も又然り。(3)エリセは室内撮影の名手である。 (立秋)[投票(5)]
★5見ていて、その時間を、本当に自分も過ごしたのではないか(たぶん、すごしているんだとおもうけど)という実感のある、希有な映画。どうしようもない他者同士であることを受け入れる過程は、映画をも成熟させるのかなあ。 (エピキュリアン)[投票(1)]
★5最も理解されにくい存在、それが寡黙な父親。 (Ribot)[投票]
★3井戸掘り職人はスペインも日本も同じ (ボイス母)[投票]
★5映像、音楽、そして役者と台詞が完璧に組み合わされた至上の傑作。生涯のベスト1。 (風間☆YUI)[投票]
★4ミツバチのささやき』と同じく、ビクトル・エリセは少女の視点を描くことが上手。光と影を巧みに利用した芸術的な映像の中、少女の目が印象的。暗がりの中に見える丸い目が多くのことを語る。 (Keita)[投票]
★4痛切に美しい映画。 (赤い戦車)[投票]
★4成長して、大人の世界、自分の両親の世界に足を踏み入れる純文学。序盤を見て、『ミツバチのささやき』の「子供、精霊、内戦」で進むかと思ったらもっとわかりやすい、直接的な心理描写の作品だった。これまた名作。映像美は健在。 (SUM)[投票(1)]
★5エリセ監督は少女の通過儀礼を描く天才か、と思った。越えるべきは「父」ですね。作品的には「みつばち」より好きかも。幼少期のダンスシーンと父との最後の対面シーンが好対照で印象的。 (れいし)[投票]
★4年齢に応じて父の謎は異なるのだが、これに応じてショットを変化させるのが凄い。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4オープニングのシーンから、心奪われた。映画を観てこの感覚は久しぶり。絵画のように美しい場面、見応えあった。 (kekota)[投票]
★5ステンドグラスの向こうのエレクトラ劇。 (uyo)[投票(2)]