★3 | 画面の停滞感が尋常でない。映画狂らしく『シャイニング』『ショック集団』ほかヒッチコックなどなど膨大な映画的記憶に基づいて撮られているも、それがどうした感濃厚。撮影・主演者との関係も解消の潮時かも。フラッシュバックの使い方もこれでよいのかしら。むしろ駄目の見本に思えるけど。雰囲気はやたらある。 (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 嵐、湖、少女、塔など『フランケンシュタイン』への映画的連想に誘われつつ見た。あの映画と本作の「怪物」が自分の怪物性を自覚した哀しい存在であるという点において似ている。そしてラスト1分間で判明する驚愕のループ。サイコ・サスペンスにヒューマニズムの核を仕込んだ快作。 (ジェリー) | [投票(4)] |
★3 | これもロバート・リチャードソンらしい上方向からの白い光が目立つ。精神病院らしい照明とも云えるが、だからこそ、逆に平板な光にも思えて来る。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 小説では自由な描き方も、映画となれば映像で説明して行くわけであるから、多少の禁じ手は必要ではないか、と私は個人的に思っている。
[review] (セント) | [投票] |
★3 | コメントにしくいよなぁ [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 自分なりの「衝撃のラスト」。老いてなお冴えるスコセッシの遊び心。 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★4 | 水と火が印象的だ。島をひと所に押し込めるかのように断崖に寄せくる波、人工や自然を問わずあらゆる造形物を破壊せんばかりの豪雨、すべての過去にふたをするかのように微動だにせず重たく澱んだ湖面。そして、圧倒的な水量のまえで、あやうく揺れるマッチの炎。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(11)] |
★3 | 映画の素材としては大好きなのだが、これをスコセッシが作ったと言うのが最大の問題でした。素材選びに失敗したと言うしかないでしょう。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★2 | この映画の気分はわかる。世の中ってもんはこぞって自分をマインド・コントロールするべく襲ってくる。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 謎解きメインならこんな分かりやすい作品に仕上げないだろう(開始10分でタネが分かっちゃう)。スコセッシがそんなド素人みたいな真似をするとお思いか。役者陣の充実ぷりと映画的すぎるほどに映画的な画面の数々を堪能すべし。最上級のトラウマ脱却映画。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |
★5 | 目新しくも無さそうな展開だが、手慣れてケレンが無いようでいて小技を効かせまくるスコセッシ演出の重厚と演者たちの含蓄の豊穣に魅せられる。そして、予想を裏切る展開から浮かび上がる真っ当な人々の想い。生きることの地獄。そのことへ共鳴と慈しみ。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | なるほど気鋭のエンタメ監督ならもっとテンポ良くホイホイ撮るのでしょう。でも、彼らなら下手すりゃフラッシュインサートですっ飛ばして逃げるクライマックスの回想シーン、あれをあのようにこってりと見せるのがスコセッシなんです。≪追記しました≫ [review] (kiona) | [投票(10)] |