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「愛憎の狭間の3人の男〜憎み切れないろくでなし〜(邦画篇)」(けにろん)の映画ファンのコメント

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愛の亡霊(1978/日=仏)************

★5このカメラは確かに見事!コリーダの続編ではありません。 [review] (chokobo)[投票]
★4いたって当たり前な因果応報の物語で、大島渚にしてはあまりにも普通。演技経験のない素人をほぼ起用していないこともあり、挑戦的な姿勢が後退してしまったように感じるのは寂しい。ただそのへんの物足りなさを補う美しい撮影は見所。 (太陽と戦慄)[投票]
★4愛という亡霊にとり憑かれた男と女。男に見えるのは女だけ。やがて女には何も見えなくなった。(藤竜也の少し頭の弱い弟役でおすぎが出てました) (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5日本映画の記憶―溝口・稲垣・木下・正樹・増村・今村、そして大島。これはそれまでの邦画の集大成的な傑作。役者の存在感、話の判り易い面白さに加え、撮影・美術・照明・音楽・編集など全てが圧倒的に素晴らしい。 [review] (町田)[投票]
★5大島が政治的・社会的メッセージを枠外に置いて狂気や煩悩からも遥かな地点に咲かせた人間の絶対善性。しかし、無垢であることはそうでないものを狂わせていく。人間の救い難い性を撮影所システムの残り香を駆使して伝奇的フォークロワの中に封じ込めた。 (けにろん)[投票(1)]
★3亡霊の見せ方は良い。見事な煙幕と照明。しかしカメラが被写体に寄れば寄るほど、映画の流れが滞っていく。傑出したロングショットが幾度も出てくるので惜しいと感じる。絶頂期武満のサントラは満点。 (赤い戦車)[投票]
★4生きている者の想いを手繰り寄せれば、その想いを理解できぬことはない。だが死者に辛く当たろうと懇願してみようと、その真の想いに辿りつくことはできない。男は妻が憎かったのか、愛し続けていたのか。妻がああなることを男は望んでいたのか。全ては現世に生きる者たちの勝手な解釈で量られる。 [review] (水那岐)[投票(3)]
★4幽霊がとってもチャーミング。 (動物園のクマ)[投票]
★3優しく美しく厳しい作品。罪を犯した男女が夫の幽霊に悩まされるという描写で、永遠につきまとう贖罪を描いているんだろうが、同じ事の繰り返しで今見ると少々陳腐化してる。主演3人による緊張感溢れる競演を見たい所だが、年の功か田村高廣が頭一つ出てる感じ。佐々木すみ江のナレーションも秀逸。['07.2.21VIDEO] (直人)[投票]