★5 | 端正かつユーモアに満ちた映画なのに、じっくり骨にこたえるような痛みを味わう。主人公の痛みでありフェリーニの痛みであるその疼痛を、私たちは追体験するのだ。 (オノエル) | [投票] |
★5 | バチカンのてっぺんまで上がった。しんどかった。でも上空には何も飛んでなかった。が、ボクには見えた。見えたのだ(決) でもやっぱりトレビだよなぁ。。。ひとりぼっつりつぶやいてきました。永遠です (まご) | [投票] |
★5 | 1960年の今を描きながら典雅で絢爛たる古典の風格をも持つ。時空の狭間から現出した異次元空間の如き狂騒世界はやがて彼岸との境界線上に至るが生ある者は戻るしかない。その図式的展開の強固なパワー。何十時間でも見ていたいとさえ思わせた稀代の傑作。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 社会批判に足を突っ込みながらも、フェリーニの映画はやっぱりサーカスだ。祭りだ。終わったあとの静けさに、空しさしか感じなくとも。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(3)] |
★4 | 塩っぱい現実。ほろ苦い後味。 (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 自己愛と自己嫌悪は紙一重。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★5 | 実に面白い映画だ。パーティー乱痴気騒ぎ、パパラッチ、マリアの木―バカな人間どもをしっかり笑えるし、父親の老い、詩人の死には真面目な気持ちにさせられる。男と女、くっ付いて離れて、色々あって、この二枚目はまた何かを求めて生きて行く。 [review] (KEI) | [投票] |
★4 | 英語とイタリア語のチャンポンが頻発、都市化というよりアヌーク・エーメに代表されるアメリカナイズへの恍惚と不安が綴られているのだろう。風船使いのピエロが心に残り、収束は力がある。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 美しい映画です。映像も、音楽も、出てくる役者さんも全てが退廃的で美しく、約3時間非常に素敵な雰囲気に浸ることができました。(アヌーク・エーメいいですね。) (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | パレード、サロン、そしてサーカス。ニーノロータの哀感。モノクロ画面も美しくフェリーニ調のイメージの連鎖。長くは感じませんでした。NHK-BSで見ました。 (ぱーこ) | [投票] |
★5 | パパラッチ、パパラッチ、パパラッチ! [review] (chokobo) | [投票] |
★2 | なにが面白いのかわからなんだ。私が若すぎたのだろう。 (ハム) | [投票] |
★3 | 塔の映画。バベルの塔は神の怒りに触れ、奢る者たちは互いに言葉が通じない。
(mal) | [投票(2)] |
★3 | この映画に出てくるカメラマンのパパラッツォがパパラッチ(パパラッツィ)の語源だ。ローライフレックスに速写グリップを付けて撮影している。このグリップは後に商品化されドルチェ・ヴィタと名付けられた。 (犬) | [投票] |
★3 | アメリカ女優の役の人はグラマーってよりはせくすぃーなでぶですな。ぶーちゃんには点数辛いよ、わしゃ〜。4点でもいいけどもフェリーニだからこその3点。
[review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票] |
★5 | 「あなたは間違ってる!」の台詞がこの映画を一気に終わらせる。 (かっきー) | [投票] |
★5 | 何が、人間の求めていることか、という問題。 [review] (ちわわ) | [投票] |
★4 | ローマに行って、この映画を確信しました、、、、、 (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 映像・構図とも美しい。セリフも線を引きたくなるほどいい。ラストシーンも好きだ。なのに私の頭の中で、それらがバラバラに存在してしまった。ひとつの物語として私の中に落ち着いてくれなかった。 (なつめ) | [投票] |
★5 | ワシ的映画のバイブル!『ショートカッツ』を見たとき、最初にコレを思い出した [review] (ボイス母) | [投票(9)] |
★5 | ビデオで観るのとスクリーンで観るのとはこんなに違うものか!と最も痛感した作品。特に冒頭の「宙づり」。理解を超えた凄まじいパワーを画面から感じた。 (ボヤッキイ) | [投票(1)] |
★4 | 見たくないと言って、怪魚の目の切り替えしには下世話で面白いと思う。
うーん少女の横顔を鑑賞することで、顔を向かい合わせないというマルチェロと少女の距離感とか演出としてつまらなくはないんですけど。長い (モノリス砥石) | [投票] |
★4 | 陽気なフェリーニ節。その陰にひっそりと孤独感。ただ、長いねー。 (ころ阿弥) | [投票] |
★5 | デカダンであるとは、行くあてを失ってしまったということなのか。 [review] (鷂) | [投票(9)] |
★3 | イタリア=退廃のイメージがこの映画のせいで未だ消えない。アニタ・エグバーグは美しい。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 群集の中の孤独。所詮、みんな何者かに支配されている限りは真実の自由、解放などは存在し得ないという諦観。束縛への情景はすべてのSM思想を凌駕する。 (きいす) | [投票] |
★5 | フェリーニ流退廃大スペクタクル。 [review] (くたー) | [投票(7)] |
★4 | 自らの人生を物語として紡ぐ生き方ができないのだとしたら、下世話な日常の中を泳ぐように生きる以外にどんな生き方があるといううのだ。正に白昼夢と化し流れて行く日常をより所とする後戻りのできないマルチェロの姿に、私映画作家フェリーにの誕生を見る。 (ぽんしゅう) | [投票] |