★5 | 物語はトーマス・マンのものではあるが。ビスコンティは臆面もなく自らを曝け出し、容赦なく観る者の内側にまで入り込む。 (ALPACA) | [投票(4)] |
★4 | およそ不釣り合いな恋にすがる主人公の姿は、第三者的に見ればひどく醜悪。ぶざまったらありゃしない。それでも、 [review] (tredair) | [投票(7)] |
★5 | 恥辱と快楽を示した台詞が印象的。「瞳はいつも恋をしろ!」見る=現実に好感持てるもの全てを・・・これって本当に驚異的な殺し文句だ。他人の瞳ではなく自分の瞳の恋。いつか誰かに言ってみたい台詞に放心。作家の言葉と映像と音楽に惚れました。 (かっきー) | [投票(1)] |
★5 | 立派過ぎるぐらい完璧な映画。若さと老い。生と死。自然と文明。美と醜。人間はかくして誰でも死ぬ。死は美しくない。汚い。死ぬために人間は生きて行く。そのすべてをあからさまにしてゆく。 (セント) | [投票(3)] |
★4 | タッジオの美形っぷりや時代考証の徹底振りがあるとはいえ、ダーク・ボガードの饒舌な演技がなければ、成り立たない映画であることも確かだと思う。 [review] (くたー) | [投票(16)] |
★5 | 主人公が乳白色の海を渡って辿り着いた白いホテルは、疫病の蔓延する湿った石畳の黄泉の国への入り口であった。メフィストフェレスに誘われ自壊しゆく男を豊穣なディテールをもってこれ以上ない精緻さで描く。内向するデカダンは突き抜けて至高に達する。 (けにろん) | [投票(4)] |
★5 | あの人は、今しているビョルン・アンドレセン。故に、この映画、氷の塔に閉じこめられた様な、輝きを増している。いや、ヴィスコンティ監督は、こうなる事さえ予想して、この作品を撮った気がする。演技力が彼はゼロだものね。貴族監督の怖さ。 (いくけん) | [投票(3)] |
★4 | 類い希な美意識で統率された、舞台装置、衣装、役者、もちろんマーラーのアリア。ヴィスコンティはホントにトーマス・マンに心酔してたんですね。 [review] (立秋) | [投票] |
★0 | 私はこの映画が怖い。今では冷静に観られないかもしれないから。昔、嫌悪したアッシェンバッハに、今では声を出して泣いてしまうかもしれないから。 (Ribot) | [投票(3)] |
★5 | 娼婦さながらの妖艶な雰囲気を持つ少年。彼はまさしく美の象徴。 (glimglim) | [投票] |
★3 | オトナになって再見してビックリ! [review] (ボイス母) | [投票(2)] |
★4 | まるでその場にいるみたいに空気と時間を感じる。映画を見てる事を忘れてしまいそう・・ [review] (埴猪口) | [投票(1)] |
★3 | やっぱり男を惑わすのに最適な服というのは、セーラー服なんですなあ(レビューも含め、ちょっと下品) [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | よくよく考えるとそんなに面白くないんだが、それでもそんな理性を越えたところに不思議な魅力を感じてしまう作品。 (goo-chan) | [投票] |
★5 | 耽美主義者のバイブル。 (風間☆YUI) | [投票(1)] |
★5 | 究極。ヴィスコンティの耽美主義と退廃主義が折り重なって発揮され、さらにマーラーのアダージェットも加わって、胸を締め付けるほどだ。 [review] (Keita) | [投票(4)] |
★4 | ヴィスコンティの超重量級映画。生半可な覚悟では最後まで観れない。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | すみません、私の嗜好にはあいませんでした。ホントは2にしたいくらいなんだけど、名作の誉れ高いんで控えめに3。 (れいし) | [投票] |
★5 | 「タッジオ!」と誰かが呼ぶ。水際に立っていたタッジオ振り返る。少年の白い体は、今にも太陽の陽射しと溶けあいそうだ。見ていられないアッシェンバッハ。アッシェンバッハ、目を静かに閉じる。すると… [review] (Linus) | [投票(6)] |
★4 | 1899〜1923年のアジア型コレラの世界的流行の記録でもある。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★5 | この独特の空気には参った。何となく生臭い所がたまらない。そして幻のような美少年には私まで心を奪われた。 (kekota) | [投票(3)] |
★4 | 最後のほうでは、誰にともなく「許してくれー」と、呟きながら、胸かきむしり、七転八倒して観ていた記憶がある。 (uyo) | [投票(1)] |
★4 | 視線に身を委ねる映画。タッジオの美少年ぶりとマーラーに無理矢理引き込まれる映画。 (鷂) | [投票(2)] |