★4 | 疾走と吃逆を繰り返すフィルム。あからさまにいいかげんさを装ったラウール・クタールの撮影は少々鼻につきもするが、ゴダールの鋭敏な感覚によってサウンドトラックに刻みつけられた音たちはいまだに鮮烈でありつづけている。何より唐突なダンスや美術館ダッシュ等がもたらす映画的興奮は何物にも代えがたい。 (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 「1分間の沈黙」に耐えきれなかったのはジャン・リュック・ゴダール本人だった。 [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | 犯罪者たちがドジな素人である。音楽が「劇判」的正当性を欠いている。ストーリー進行にはダンスや暇つぶしの美術館内競争など思い付きのような停滞が入る。しかし、こういう場面ほど高揚感が高いという不思議さ。映画の秘密が顔をのぞかせる瞬間だ。 (ジェリー) | [投票] |
★5 | ゴダール映画の中の犯罪はいつもどこか間が抜けてるけど、この映画では珍しくその間抜けさがいい具合にわかりやすさへと変容。 (tomcot) | [投票] |
★5 | 息を呑むダンスシーン、美術館の競走。こういう映画に出会えるから映画館に行くのをやめられない。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | 愚かで悲しく何とも魅力的な女性。アンナ・カリーナの仕草、表情、視線が輝いている。 (buzz) | [投票] |
★3 | 比較的ついていけるゴダール。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 1分間の沈黙。(05・7・14) [review] (山本美容室) | [投票(2)] |
★5 | ビリーザキッドごっこ、英語学校の足ゲート男、変てこなキス、沈黙の1分間、ご機嫌なダンス、美術館ダッシュ等々、素敵なシーンを思い返すだけでニヤニヤしてきちゃう。 [review] (tredair) | [投票(10)] |
★4 | 何がオドロキって、こんなチンプな話に原作が存在するってことだ。 [review] (くたー) | [投票(1)] |
★3 | 相変わらずつまらん引用、アンナ・カリーナ贔屓、原作があると知って驚いたぐらい陳腐な話、などなど欠点を挙げれば限りない。それでも嫌いになりきれないのは一分間沈黙やダンスが輝いてるから。あのノリで一本作れよ。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 遅すぎたゴダール入門編を、半世紀以上も経って再評価でコメント書き直し。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | 物語を語るのに衒いがあっては観客は白ける。ゴダールはわざとゴッコの振りをし幾許かのカリーナへの色気を交えておどけてみせるが正直醜悪で見てられない。ただ他の何本かの崩壊し切った代物よりは多少物語の態を成している。それも原作もの故だが。 (けにろん) | [投票] |