★5 ガールフレンド(1978/米) |
写真家をめざすスーザン(メラニー・メイロン)はルームメイトで詩人志望のアン(アニタ・スキナー)から恋人と結婚するとつげられる。おめでとうとは言ったものの、動揺をかくせない。壁の色を赤に、髪をくるくるパーマに変え、年上の既婚者に手を出す(速攻で失敗)も淋しさは埋まらない。アン夫妻が家に招いてくれるが、新婚旅行のスライドを見せられ笑顔もこわばる。肝心の写真は雑誌に三枚売れたきりでものにならない。順調にキャリアを積んでいるらしき知り合いの姿を見て置いきぼりの気分を味わう。一方、アンは詩作を再開するが、赤ん坊のいる家で詩は書けない。自分はまちがった道を選んだという思いはつのるばかり......[88分] |
淑 (2024年02月16日) |
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★5 夜明けのすべて(2023/日) |
月経前症候群(PMS)のため藤沢美紗(上白石萌音)は抑えきれない突発的な怒りに襲われ周囲とトラブルを起こしてしまうという悩みを抱えていた。職場を転々とし、今は小さな光学機器会社で社長(光石研)や同僚(久保田磨希/足立智充)たちに囲まれた家族的な職場で仕事をしていた。ところが、転職してきた後輩の山添(松村北斗)のやる気のなさそうな仕事ぶりに怒りを爆発させてしまう。しかし山添もまたパニック障害という病を抱えていた。そんな二人は同情や恋愛ではなく「同志」のような感情を抱き始めるのだった。『ケイコ目を澄ませて』でコンビを組んだ撮影監督月永雄太をむかえて16ミリフィルムで撮った三宅唱の監督作。(119分) |
ぽんしゅう (2024年02月13日) |
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★3 新源氏物語(1963/日) |
時は平安時代、場所は宮中。桐壺(きりつぼ:寿美花代)は低い身分ではあったが、帝の御寵愛を一身に受け、一子を産む。が産後の肥立ちが悪く、他界。その子はその名の通り、立派で美しく成長した。光源氏(市川雷蔵)である。美貌と口八丁の彼は、いろんな所で浮名を流した。六条の御息所(みやすどころ:中田康子)もその1人である。彼女は今でいう熟女であるが、光の愛を掴んだと自惚れていた。が、光が右大臣の娘、葵(若尾文子)と婚約することが発表された。(まだまだ続きます) [more] |
KEI (2024年02月10日) |
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★4 ロスト・フライト(2023/英=米) |
乗員乗客17人を乗せたシンガポール発ホノルル行きのレイルブレイザー119便は悪天候の中、機材トラブルにより反政府ゲリラの支配する孤島に不時着してしまう。しかもその便には元傭兵の凶悪犯ガスパールが移送されるべく搭乗していた。トランス機長はなんとか会社と連絡をとるべくガスパールと共に行動に出るが、残りの乗員乗客がゲリラの人質に取られてしまう。果たして彼らはこの南海の孤島から脱出できるのか?航空パニック+ジャングル脱出アクション+バディものとてんこ盛り大サービスムービー。 |
月魚 (2024年02月10日) |
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★4 ヒューマン・ボイス(2020/スペイン) |
寝室に女が寝ている。ベッドの傍らには黒電話がある。電話がかかってくる。その電話に出た女は、、、フランの作家のジャン・コクトーが1930年に発表した戯曲を元に、スペインの映画監督ペドロ・アルモドバルが初の英語作品として映画化。本質的にティルダ・スウィントンの一人芝居。短編映画30分。 |
ロープブレーク (2024年02月05日) |
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★4 ポップスが最高に輝いた夜(2024/米) |
1985年、アフリカ飢餓と貧困を救うためにマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作した曲「We Are the World」のレコーディング風景のドキュメンタリー。50名近くのアーティストが結集してハーモニーを録音、その後ソロパートを約20名が担った。今は亡きマイケル・ジャクソンらが個性的なパフォーマンスを作り上げる過程が記録されている。 |
jollyjoker (2024年02月04日) |
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★5 殺すな(2021/日) |
橋のたもとに、三十歳ほどの男女。吉蔵(柄本佑)とお峯(安藤サクラ)。「橋を渡っちゃいけねえぞ!」と吉蔵は強く言った。江戸、相川町の裏店に住む2人は駆け落ちの末、流れて来た。お峯は堀江町玉木屋(本田博太郎)の女房だったが、夫と年が離れていることも有り、若い船頭の吉蔵と密通したのだ。最近お峯は同じ長屋で先生と呼ばれる浪人(中村梅雀)の筆作りを手伝っていた。がそれも吉蔵が、先生に頼んだ為であった―お峯を見張ってくれと。(まだまだ続きます)
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KEI (2024年02月04日) |
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★4 山猫は眠らない8/暗殺者の終幕(2020/米) |
中米、コスタベルデ政府の実力者ディアス大臣が、暗殺された。彼は同国の内乱を収め、米の禁輸撤廃活動をしていた。狙撃現場に毛髪が発見され、ブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)の名が挙がる。CIAのフランクリン捜査官(ロシュリン・マンロー)は、彼を犯人と断定。ブランドンは今は軍を辞め、民間警備会社に勤めていた。CIAは彼の自宅に突入、確保、連行し、尋問。俺は知らない、と言い続けるブランドン。その時DHS(国土安全保障省)のゼロ(ライアン・ロビンス)という男が現われる、「彼は輝かしい戦歴の兵だ。この件は徹底的に調査する」。ブランドンは、重警備秘密軍事施設へ移送される事になる。(まだ続きます)
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KEI (2024年01月31日) |
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★4 哀れなるものたち(2023/英) |
19世紀末のロンドン。自殺を図った若い女性が、狂人的外科医バクスター(ウィレム・デフォー)によって、身籠ていた胎児の脳を移植され肉体は大人だが知能は幼児のベラ(エマ・ストーン)として蘇生した。バクスターはベラを溺愛しつつも、実験の成果物として彼女の成長過程を弟子の医学生(ラミー・ユセフ)に記録させ、やがて性に目覚めたベラと結婚させようとする。そんな"奇妙な一家"の存在を知った好色家の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)はベラをたぶらかし国外へ連れ出してしまう。本能の赴くまま性に溺れるベラだが、リスボンから地中海の航海を経てアレクサンドリア、パリを巡るうちに独自の生き方に目覚めるのだった。(142分) [more] |
ぽんしゅう (2024年01月31日) |
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★4 山猫は眠らない7/狙撃手の血統(2017/米) |
射殺数がブランドン(チャド・マイケル・コリンズ)と同じく多い同僚の狙撃手が、自殺した。彼はこの仕事の継続に、不安を抱いた。が新しい任務だった。南米コロンビアの麻薬壊滅作戦で、カルテルのボス、モラレスを狙うのだ。混合チームで、DHS(米国土安全保障局)のジョン(ジョー・ランド)、DEA(麻薬取締局)の女捜査官ケイト(ダナイ・ガルシア)、地元国家警察のガルサ警部そして指揮官はブラントンの父、あの伝説の男トーマス・ベケット元上級曹長(トム・ベレンジャー)だった。ケイトはモラレス逮捕に執念を燃やし、意気込みが凄かった。会議に現われるや「今、モラレスのアジトのタレコミが有ったわ。明日突入!」(もう少し続きます)
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KEI (2024年01月31日) |
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★4 山猫は眠らない6/裏切りの銃撃(2016/米) |
狙撃手ブランドン・ベケット軍曹(チャド・マイケル・コリンズ)は、中東の大河の川辺の流木に潜んでいた。少佐以下の仲間と共に、テロリストからの米人捕虜救出作戦だった。もう1つの目があった。トルコの統合作戦本部。大佐(デニス・ヘイズバート)がいた。衛星写真で、リアルタイムの現地状況を把握していたのだ。川辺に、捕虜たちは並べられた。処刑だ。ブランドンが真っ先に処刑人を撃つことになっていた。が長刀を渡されたのは、少年兵だった。ブランドンはためらった。撃て!と命令。がブランドンは撃たない。他の狙撃手に命令。ビシッ!が、外した。騒然。処刑人は長刀を取り上げ、米人1人の首をかき切った。(まだまだ続きます)
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KEI (2024年01月31日) |
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★4 枯れ葉(2023/フィンランド=独) |
ヘルシンキ。アンサ(アルマ・ポウスティ)はスーパーマーケットで働いていたが、ささいなことからクビに。家に帰ってラジオをつけてもウクライナ戦争のニュースばかりで気が滅入る。一方、工場で働くホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)。禁煙しろと言われても、どうせ塵肺になるさととり合わず、朝は隠してある酒瓶をあおらないと仕事にならない。金曜日の夜、行きたくはなかったが、自称カラオケ王の同僚に誘われ、カラオケバーへ。熱唱している同僚をよそに、隣のテーブルに座っていたアンサと目が合った。それからあれやこれやと続く不運。偶然路上で出会ったふたり。男は女をカフェに誘う。女「この後は?」男「………映画でも」[81分] |
淑 (2024年02月07日) |
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★4 山猫は眠らない5/反逆の銃痕(2014/米) |
ドイツ、ベルリン。ビルの屋上。ステフェンはシンプソン(ダグ・アレン)に呼び出された。2人は昔のセンチネル作戦―味方と撃ち合った非道な作戦―の同志だった。「仕方ないさ、戦争だったんだ」というステファンに、シンプソンは「神はお許しにならない」と言って、ボタンを押した。向かいのビルに仕掛けられた銃の放弾が、ステフェンを貫いた。(もう少し続きます)
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KEI (2024年01月23日) |
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★3 山猫は眠らない4/復活の銃弾(2011/米) |
今や伝説の狙撃手となった退役元上級曹長トーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)を父に持つブラントン三等軍曹(チャド・マイケル・コリンズ)は米海兵隊員ながら、国連軍の一員として、仲間たちと共にアフリカ、コンゴに派遣されていた。政府軍と反乱軍の争いが激化して、国連は外国人の国外退去命令を出していた。が最後の1人 ベルギー人の農園主 ブラントだけが退去拒否していた。国連軍基地のイェーガー大佐(リシャール・サンメル)と美人のアブラモウィッツ中尉(アナベル・ライト)に命令されたブラントンたちの仕事は彼を強制退去させることだったが、その場所は、反乱軍の領域だった。(もう少し続きます)
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KEI (2024年01月23日) |
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