★4 オッペンハイマー(2023/米) |
第二次大戦の最中、アメリカがナチスに対抗して原子爆弾の開発、製造をめざしたマンハッタン計画のリーダーにして、「原爆の父」と称されたロバート・オッペンハイマーの後半生をクリストファー・ノーラン監督が描く。第二次大戦後、オッペンハイマーキリアン・マーフィは、アメリカの核開発を担う原子力委員会に招かれたものの、水爆開発に反対し、また、かつて共産主義者との交友があったことから、機密事項を扱う適格を問われ査問を受けることになった。その査問を受けながら、彼は理論物理学を志し、やがてマンハッタン計画のリーダーとして歩んできた道を回想していく…(180分) |
シーチキン (2024年04月16日) |
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★4 劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024/日) |
TV版「ハイキュー!!」シリーズの劇場版。烏野高校(からすのこうこう)は春高2回戦で稲荷崎高校(いなりざきこうこう)に勝利し、ベスト16に進出した。ベスト8入りをかけた春高3回戦の対戦相手は、練習試合や合宿などで過去何度も対戦してきた音駒高校(ねこまこうこう)。両校の対戦は昔から猫とカラスのゴミ捨て場の決戦と称され、因縁の対決と呼ばれてきた。音駒高校のセッター孤爪研磨は(練習試合などではなく)「負けたら即ゲームオーバーの試合(公式戦)がしたい」と日向翔陽に伝えていた。「やろう! 次のない戦い!!!」翔陽は研磨にそう返した。両校は春高予選、本選2回戦を順当に勝ち上がり、約束通り公式戦での対決が決まる。いよいよ命運を賭けたゴミ捨て場の決戦の日がやってきた。上映時間の85分は実際のバレーボールの一試合にかかる時間を想定。
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IN4MATION (2024年03月30日) |
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★2 十手舞(1986/日) |
江戸、北町奉行(渡瀬恒彦)は、表で裁けない悪人を処罰する為に死刑囚人を死んだことにして、影十手[元目明しのまむしの弥助(川谷拓三)他2人]を作った。それから20年。米相場を我が物にしようと企む札差し、牙の伝蔵(地井武男)の闇の組織[豪商のみならず、大藩の家老、旗本もいる]を潰すべく、影十手たちは悪者の集合場所を一気に襲った。が伝蔵のみ取り逃がす。そしてその時弥助の前に立ちふさがった一味の女、それはお蝶(石原真理子)だった。彼女を見て弥助は、10年前に捨てた娘だとすぐに分かった。(まだまだ続きます)
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KEI (2024年03月29日) |
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★3 ファーストラヴ(2021/日) |
関東芸大講師で有名画家の聖山(ひじりやま:板尾創路)が、娘の環菜(かんな:芳根京子)に包丁で刺殺されるという事件が起きた。環菜は就活でTV局のアナウンサーの試験を受けた直後、大学に行き父を呼び出していた。彼女は「動機はそちらで考えてください」と供述し、話題になっていた。事件から3か月がたち、裁判が待たれる中、売れっ子公認心理師の真壁由紀(北川景子)は「彼女にはそう言わせる何か背景が有り、気持ちを上手く表現出来ていないのではないか」また「子供の問題は、親にも問題が有る」という観点から、彼女の半生を本にしたいと取材を始める。(もう少し続きます)
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KEI (2024年03月29日) |
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★4 青春ジャック 止められるか、俺たちを2(2023/日) |
1980年代初頭。東京の名画座を辞めて帰郷していた木全(東出昌大)のもとに映画監督の若松(井浦新)から連絡が入る。自分の映画を上映するための映画館を名古屋に開設することになったので支配人をして欲しいという。若松の言動に翻弄されつつも「シネマスコーレ」と名付けられたミニシアターの運営が始まり、地元大学の映研の金本(芋生悠)とその先輩(田中俊介)がスタッフに加わった。そんな赤字続きの映画館に若松監督に心酔する高校生の井上(杉田雷麟)が通い詰めていた。若松孝二と現在も代表を務める木全純治のクロニクルに自らの青春期を重ねて描く井上淳一脚本・監督の「夢に心をジャックされた者たち」への賛歌。(119分) |
ぽんしゅう (2024年03月25日) |
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★3 銭形平次捕物控 鬼火灯篭(1958/日) |
江戸市中で、子供の誘拐事件が相次ぐ。今度は備前屋の息子。要求は一千両。前回米問屋の息子は、奉行所に通報した為大川に浮かんでいた。備前屋は、夜中にこっそり要求通り稲荷社鳥居前に千両箱を埋めた。一方息子は浅草近くの‘島’と呼ばれる貧民部落で次郎吉(西川タツオ)他子供たちと遊んでいた。その‘島’は聖天しょうてんの嘉兵衛(香川良介)親分としっかり者の娘おしん(香川京子)が仕切っていた。その聖天と関わりのある殺し屋赤犬の巳之吉(黒川弥太郎)は、旅籠屋で休んでいた。と、彼を訪ねて清次という幼馴染が来る。どうも見覚えが・・・と顔を見る巳之吉。それは岡っ引き銭形平次(長谷川一夫)だった。(もう少し続く) [more] |
KEI (2024年03月24日) |
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★2 アーヤと魔女(2020/日) |
浜辺の町の子どもの家(孤児院)。1人の美しい魔女がバイクで乗り付け、幼な子をドアの前に置き去りにしたのは、早朝だった。やがて院長が出てきて、手紙を見つける―12人の魔女から逃げている。逃げ切れたら、迎えに来る。名前はアヤツル。院長先生、「魔女なんてナンセンス。名前もアーヤ・ツールがいいわ」。(もう少し続きます)
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KEI (2024年03月23日) |
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★3 かがみの孤城(2022/日) |
不登校の中学生、こころは5月のある日、自室の姿見が突然光り出しその中に吸い込まれてしまう。そこは城の中で、狼のお面を付けた可愛いドレスの活発な女の子、‘オオカミさま’がいた。そしてこころと同じ不登校らしい中学生6人―アキ、フウカ、マサムネ、ウレシノ、スバル、リオン―もいた。オオカミさまの説明によると、ここは願いを叶える城で、鍵を探して願いの部屋に入った1人だけが願いが叶うという。期限は来年の3月まで。こころはフト思った―自分をいじめているクラスのボス、真田さんが居なくなれば・・・(もう少し続きます)
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KEI (2024年03月23日) |
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★3 私がやりました(2023/仏) |
1930年代のパリ。たまった家賃の督促に困っていた新人弁護士ポーリーヌレベッカ・マルデールのルームメイトで若手女優のマドレーヌナディア・テレスキウィッツが帰ってきた。彼女は人気劇の役をもらえるかもと有名演出家の豪邸を訪れたが、彼に言い寄られ押し倒されそうになったので噛みついて逃げてきたのだ。ところがなんと、演出家が自宅で死体となって発見された。二人は一計を案じ、操を守るためにマドレーヌが正当防衛で殺してしまったと訴え、裁判で無罪になり、一躍有名人に。ところが二人の前に演出家を殺したのは私よとベテラン女優ショーメットイザベル・ユペールが現れて…(103分) |
シーチキン (2024年03月21日) |
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★3 ビニールハウス(2022/韓国) |
住む家を失い、農地にあるビニールハウスに住まざるえなくなったムンジョンキム・ソヒョンは少年院にいる息子が出所したら一緒にまともな家で暮らすことを夢見て、高齢な夫婦の訪問介護で働いていた。その夫婦は、夫は穏やかな人柄だが失明しており、妻は認知症で極度の被害妄想で、ムンジョンは「私を殺しに来たのか」と罵られるが、誠実に介護に尽くしてきた。しかしある日、ふとした出来事で妻を死なせてしまったムンジョンは、それを隠すために施設にいた自らの母親とすり替えてごまかそうとするのだが、それはやがて大きな悲劇へとつながっていく…(100分) |
シーチキン (2024年03月17日) |
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★4 瞼の転校生(2023/日) |
大衆演劇一座の子役で中学三年生の裕貴(松藤史恩)は公演に合わせて転校を繰り返す。今度の学校も一か月後には変わるので一座のことは隠して友達も作らず過ごして、卒業したら座長の父のもと役者に専念するつもりだ。そんな裕貴が、ひょんなことから不登校を続けながら定期テストの成績はクラス一番の建(齋藤潤)とその元カノのクラスメイト茉耶(葉山さら)と過ごすようになる。一方、見習いとして一座に加わった20歳過ぎの地下アイドルの浅香(村田寛奈)の世話係を裕貴がすることに・・・。思春期の葛藤と成長を優しく描く藤田直哉監督の長編第一作。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭20周年と川口市制施行90周年記念映画。(80分)
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ぽんしゅう (2024年03月17日) |
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★3 オーバー・ザ・レインボー(2002/韓国) |
交通事故に会ったTV天気キャスターのジンス(イ・ジョンジェ)。傷は軽かったが、部分的記憶喪失症で、最近のことが頭から抜け落ちていた。‘留守番電話の女’が誰か分からない、学生時の同期ヨンミン(コン・ヒョンジン)の彼女が死んだことも忘れていた。同じ夢を見る―マンションのドアを開ける。窓辺の女。逆光で顔が不明。虹の女。保険会社から、事故時の遺留品が届く。中に逆光の女の写真が。学生時代彼は写真サークルに入っていたのだ。‘留守番電話の女’は親友サンイン(チョン・チャン)の別れた彼女ヨニ(チャン・ジニョン)と分かった。ジンスはヨニから手がかりを得て、自分が好きだったらしい「虹の女」を探し始める。109分 |
KEI (2024年03月12日) |
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★4 すべての夜を思いだす(2022/日) |
東京郊外の広大なニュータウン。ある春の日。失業中の独身中年女性・知珠(兵藤公美)は、友人から届いた転居ハガキを頼りに道に迷いながら旧友の家を探していた。いつものように担当エリアをまわていたガスの検針員の早苗(大場みなみ)は団地内で行方不明になっていた老人(奥野匡)に遭遇する。地元育ちの大学生の夏(見上愛)は、ある届け物をするために一年前に亡くなった男友達の母親のもとを訪ねるのだった。今を生きる世代の異なる3人の女性に流れる時間が、入居開始から50余年を経た多摩ニュータウンに生きた人々の時間と記憶に重ねて描かれる。清原惟監督の長編第二作。(116分)
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ぽんしゅう (2024年03月11日) |
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★4 かづゑ的(2023/日) |
ハンセン病療養所・長島愛生園に10歳で入所し80年以上暮らすかづゑさんの生き方を、「かわいそうなハンセン氏病患者」という捉え方をせずに、監督との信頼関係でつづったドキュメンタリー。 |
jollyjoker (2024年03月11日) |
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★5 ニモーナ(2023/米) |
古より語り継がれるドラゴンから町を守るべく伝説の女性騎士グローレスによって設立されたエリート騎士養成学校。その学校初の庶民出身者であるバリスターはしかし叙任式で女王を殺害した廉で指名手配されてしまう。身を隠したバリスターの前に突如現れた変身能力を持少女ニモーナ。彼女はバリスターを自分と同じ「わるもの」であると決めつけ、相棒になることを宣言。果たして彼女は何(者)なのか、そしてバリスターの無実は証明できるのか。中世と未来が入り交じった世界を背景に、堅物の騎士とハチャメチャな少女が未来を切り拓く様を描きながら、「誰かが自分らしくあることとは何か」を問いかける(かもしれない)アニメーション物語。 |
月魚 (2024年03月09日) |
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