最終兵器彼女(2006/日) | ★2 高校生・シュウジ(窪塚俊介)は同じ学校のちせ(前田亜季)の愛の告白を受ける。可愛い彼女にシュウジもまんざらではなかったが、交換日記を頼まれて面食らってしまう。自信を失いそうなシュウジに、共通の友人アケミ(貫地谷しほり)らは叱責を浴びせるのだった。そんな平和な毎日の中、街の空を突然雲霞のような戦闘機群が埋め尽くす。爆撃に人々が逃げ惑う中を飛び出していったちせは、鋼鉄の翼で空を飛び、次々に戦闘機を墜としてゆく。…彼女は戦闘兵器に改造された少女だったのだ。高橋しんのベストセラー・コミックの映画化。〔120分/カラー/スコープ・サイズ〕 (水那岐) | [投票(1)] |
東京タワー(2004/日) | ★3 大学生の透(岡田准一)と、青山でセレクトショップを経営する詩史(黒木瞳)が禁断の恋に落ちてから3年が経った。詩史の夫(岸谷五朗)は勿論二人の恋の存在を知らない。二人が恋に落ちたきっかけは透が母親の陽子(余貴美子)に連れられ詩史の店を訪れたこと。その恋は瞬間的なものだった。二人は出会った瞬間、互いに惹かれ合ったのである。そして今日も東京タワーを見渡せる透の高層マンションで、二人は熱く愛し合っていた。一方で、透の友人である耕二(松本潤)は駐車場警備のバイト中、主婦の喜美子(寺島しのぶ)に出会う。禁断の恋は既に始まっていた。透と耕二、二つの恋に終わりはあるのだろうか?(126分) [more] (ナッシュ13) | [投票(1)] |
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち(2003/米) | ★5 オレはジャック・スパロウ船長様だ。お分かり?船を拝借しにカリブの港町までやって来たってのに、海に落ちた総督の娘・エリザベスを助けたら、堅物提督がオレが海賊と知り、絞首刑にすると言う。ジョーダン!しかも逃げ込んだ鍛冶屋でウィルという男と勝負。オレの圧勝だったが、隙を突かれ牢獄送り…ツイてない。が、その夜、海賊が町を襲う。牢屋から見えたのは…“ブラックパール号”バルボッサ達の船!奴らには秘密があった…。◆ディズニーランドの人気アトラクション“カリブの海賊”をベースとした家族で楽しめる冒険活劇。大作ではほとんどお目にかかれなかったジョニー・デップが、孤高の海賊ジャック・スパロウを熱演。続編制作も決定した。
(ミュージカラー★梨音令嬢) | [投票(1)] |
ピカソ 天才の秘密(1956/仏) | ★4 1956年。画家パブロ・ピカソと十数年の親交を結ぶ映画監督アンリ・ジョルジュ・クルーゾーはカメラマンクロード・ルノワールと数人のスタッフを引き連れ彼のアトリエでキャンバスにマジックでデッサンされる絵を裏側から撮り続ける。フィルム残量に合わせた時間で快く絵を完成させていくピカソ。やが興に乗った彼は小さなキャンバスから壁画へと着手し画面もスタンダードからシネスコへと移行していく…。56年カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞のクルーゾー監督第13作。篇中で描かれた作品は映画完成後に全て廃棄され、本作は84年に仏政府より国宝として指定された。 (けにろん) | [投票(1)] |
ラヴィ・ド・ボエーム(1992/仏=伊=スウェーデン=フィンランド) | ★5 作家(アンドレ・ウィルムス)と画家(マッティ・ペロンパー)と作曲家(カリ・バーナネン)が知り合い、仲良くなり、貧乏ながらも芸術家の誇りを失わずに暮らす。 (バーボンボンバー) | [投票(1)] |
二代目はクリスチャン(1985/日) | ★3 神戸の港を見下ろす山の教会。今日子(志穂美悦子)はシスターである。地元のヤクザ・天竜組々員は全員、洗礼を受け教会のブタ小屋掃除の奉仕に励んでいる。何故なら組長の息子・晴彦(岩城滉一)は、今日子にぞっこんなのである。地元の刑事・神代(柄本明)は、ヤクザの跡取り晴彦と仲が良い。何故なら、幼なじみなのである。神代も密かにシスター今日子に思いを寄せている、が気持ちを打ち明けることができない。何故なら、実家が天台宗の寺なのである。本来、天竜組の二代目は晴彦が継がなければ成らない、が今日子が二代目を襲名する。何故なら・・・おっと、それは見てのお楽しみなのである。 原作、脚本・つかこうへい (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
真夜中の虹(1988/フィンランド) | ★5 閉山になった炭鉱の炭坑夫(トゥロ・パヤラ)が、友人に車を貰い、有り金を全部下ろして、南へ向かう。寒いのにオープンカーの幌が閉まらずたまらないほど寒い。 (バーボンボンバー) | [投票(2)] |
地下水道(1957/ポーランド) | ★0 1944年9月末ナチ占領軍に対し武装蜂起したポーランド国民・人民連合軍の敗色は濃厚、武装市民を加えた正規軍ザドラ中隊も焦土化した郊外の陣地で敵戦車部隊の苛烈な包囲網に晒されていた。最期の希望は地下を縦横無尽に走る下水道を通じてワルシャワ本隊に合流することのみ。生存者27名となったザドラ中隊は悪臭漂う暗黒の迷路に降りていった。 ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダが冷徹に描く戦争脱走映画。 (町田) | [投票(1)] |
黒い潮(1954/日) | ★4 国鉄総裁秋山の礫死体が発見された。謎に包まれたこの事件の担当デスクに起用された毎朝新聞の速水は、客観的な事実のみを正確に報道するという立場を取ったため、毎朝の紙面はセンセーショナルに他殺説を取り上げた他紙と比べて地味でぱっとしない印象を与えた。速水の方針は社内からも非難されるが、このような速水の姿勢は過去の彼自身の苦い経験に基づくものであった…。昭和24年に実際に発生した下山事件に対する毎日新聞の記者達の動きを題材に、自身毎日の記者であった井上靖が著した原作の映画化。俳優山村聰の監督第2作。 (熱田海之) | [投票(1)] |
人間の証明(1977/日) | ★3 「ヘイ!ジョニー!どこへ行くんだ?」「Kiss Me!」NYのハーレムに住む黒人青年ジョニー(ジョー・山中)が街を旅立った。しかし数日後、彼は東京のホテル・ニュー・オータニで殺された。最後に謎の言葉「ストウハ」と西条八十の詩集を残して・・捜査線上に見え隠れするデザイナー八杉恭子(岡田茉莉子)と息子(岩城滉一)。警視庁の棟居(松田優作)がNYへ派遣され、NY市警のシュフタン刑事(G・ケネディ)の協力を得て捜査を開始した。やがて暴かれていく事件の真相と棟居自身の過去。絡みあった過去はそれぞれの人間としての証明を求めているかのように・・・「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」 [more] (sawa:38) | [投票(11)] |
第七天国(1927/米) | ★4 パリの空の下、貧しい少女ジャネット・ゲイナーと道路清掃人の青年チャールズ・ファレルが結ばれる。二人の愛の巣は、エレベーター無し七階の一番安い部屋。でも、そこは二人にとってもっとも天国に近い場所だった。 (りかちゅ) | [投票(2)] |
みんな〜やってるか!(1994/日) | ★2 全ての原動力は女とヤリたい!→それには車だ→やっと買えた軽→見事事故った。ふと空を見上げるとジェット機。やっぱファーストクラスとかになるとスッチーがすっごいサービスしてくれるんだろうなぁ→ファーストクラスには金がいる→銀行強盗だ→現金輸送車襲撃だ→城南電機宮路社長襲撃だ→なんだかワカランがヤクザの抗争にまきこまれた→もうテンヤワンヤだ・・・。というこの粗筋、何の誇張も脚色もなく本当にそのまんまです。 [more] (ペペロンチーノ) | [投票(7)] |
モスラ(1961/日) | ★5 南の孤島・インファントはロリシカ国の水爆実験場だったが、有人島である事が判明。原田博士(上原謙)を始めとする合同調査団が島で見たものは、身長30センチ程の小人の女(ザ・ピーナッツ)だった。同行の新聞記者・福田(フランキー堺)によって「小美人」と命名された彼女達だったが、ロリシカ国隊員ネルソン(ジェリー伊藤)によって密かに連れ去られ日本で見世物にされてしまう。その頃島では伝説の守護怪獣・モスラが孵化、小美人を取り戻すため日本へ向かって進撃を始めた。事実を知った福田らは、ネルソンから小美人を取り返そうとするのだが……。 [more] (荒馬大介) | [投票(3)] |
ゴジラ(1954/日) | ★5 日本近海で原因不明の船舶の遭難事故が頻発した。さらに伊豆諸島・大戸島を嵐が襲うが、ただの自然災害とは思えない被害が確認される。派遣された調査団の目の前に、謎の巨大生物が姿を現わす。海底の奥深く眠っていた古代生物が、原水爆の影響で怪獣と化したのだ。大戸島の伝説から「ゴジラ」と命名されたその怪獣は、やがて日本を恐怖のどん底に陥れる……。(モノクロ・スタンダード97分) [more] (荒馬大介) | [投票(6)] |
さよならモンペール(1991/仏) | ★4 彼女が家出しちゃってブルーなアンドレ(ドパルデュー)。そんな中、別れた元奥さんと暮らす娘・ヴェロ(ジラン)とバカンスに出掛ける約束をしてたので、とりあえず旅立つ。何かとお子ちゃまに見られたくないヴェロは黒のハイレグ水着なんかを着て「どお?」だって。もうオヤジ、心配でハラハラ。言い寄る男どもに眼を光らせる一方、娘に楽しんでもらおうとガンバル。が、そんな親心我関せずでヴェロはバンジャマン(ミル)に一目惚れ。気を惹こうとして「実は一緒の男は恋人」と唐突に嘘八百。彼の嫉妬も誘うが、他の人からは「ロリオヤジと不憫な子」という偏見で見られる事に。そんな冷たい視線の中、孤軍奮闘するアンドレの愛情が熱い。 (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(2)] |
ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984/独=米) | ★5 第一幕:ハンガリー人であることを隠して、ニューヨークで暮らすウィリー(ジョン・ルーリー)。そこにハンガリーから従兄妹のエヴァ(エスター・バリント)が転がり込んでくる。厄介だと思う。 第二幕:エヴァはクリーブランドのロッテおばさん(セシリア・スターク)の家に行った。親友のエディ(リチャード・エドソン)と金も手に入れたし、クリーブランドに行こうかと思う。 第三幕:ここは寒いし3人で常夏のマイアミに行こうと思う。 (バーボンボンバー) | [投票(5)] |
ウイズネイルと僕(1987/英) | ★5 「ウィズネイル&I まつり」のようなイベントまであるカルト映画。若い役者の卵と、「若い」とは呼べなくなりつつある売れない役者。このふたりが、この世の終わりみたいに汚いアパートに暮らしている。退屈だからか小遣いがあるからか、いつでも酒を飲んだり、クスリをやったりしている。でも、あまりに退屈なので、金持ちの叔父さんの別荘に遊びに行く。ちょっとした出来事はある。でも、何が起こるわけではない。そして、時はいつか満ち、歩き出さねばならないときが来る。 (カフカのすあま) | [投票(5)] |
闇・光・闇(1989/チェコスロバキア) | ★4 始め、世界は混沌とした闇の中にあった。そこで神(シュヴァンクマイエル)は「光あれ」といわれた。すると光があった。翌日から数日分の御技はめんどうくさいので省いて、とりあえず神は土くれから自分に似せてアダムをつくることにした。この映画はその辺のドキュメントである。(アダムをアダムたらしめているモノの登場は圧巻) (はしぼそがらす) | [投票(1)] |
七年目の浮気(1955/米) | ★2 NYの男たちは夏の間、妻子を避暑地に送り出し自由気ままな独身生活を楽しむ。小さな出版社に勤める男トム・イーウェルもその一人だが、医者から禁酒・禁煙を言い渡され不承不承従っていた。しかし、そんな彼のアパートに素敵なブロンド美人マリリン・モンローが越してきたことから、男の妄想が広がっていく。ビリー・ワイルダーがモンローを起用し、地下鉄からの風で白いドレスが捲くり上がるカットはモンローの代表的シーンとして映画史に残ることになる。注:冷やしたパンティーは身体に悪いので良い子は真似してはいけません。 (sawa:38) | [投票(3)] |
太陽を盗んだ男(1979/日) | ★5 完全武装のちょっとアレな老人が中学生の観光バスを占拠。 「天皇陛下に会わせろ!」皇居に向かって手榴弾。 これを見ていた担任の先生、一念発起で東海原発に進入を敢行。 見事プルトニウムを奪取! 続いてサラ金から金借りて六畳一間で被爆しながら原爆製造に大成功。 気を良くした先生、警視庁を脅しプロ野球の延長放送を要求。 渋谷のデパートから5億円をばら蒔いたりやりたい放題。 しかし!抜ける髪の毛、歯茎から血が! ど〜しよう…そうだ自殺しよう。決意する先生。 だけどできませんヘタレだから。 執拗にせまる不死身の文太刑事との死闘。 壮絶なカーチェイス!武道館での最終決戦!乱れ飛ぶ弾丸(?) ああ!もう時間がない!!はたして東京の運命はいかに!? (toga) | [投票(22)] |