| 武士の家計簿(2010/日) | ★2 幕末の加賀藩。猪山家は御算用者(経理係)として藩主前田家に代々仕える家柄だ。父親の信之(中村雅俊)に続き城務めとなった直之(堺雅人)は、周りからそろばん馬鹿と呼ばれるほど算術一筋の謹厳実直な男だ。妻(仲間由紀恵)をめとり、お蔵米の勘定役に任命された直之だが、生真面目な性格があだとなり上層部の意向に翻弄されたりもする。一方、信之と母(松坂慶子)の散財や息子の祝い事で猪山家の家計は火の車。直之は克明に家計簿をつけ、借金返済のため大胆な策をとるのだった。実在の下級武士が残した家計簿からその暮らしぶりを紹介した歴史研究書を元に映画化された異色時代劇。(129分/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
| スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019/米) | ★4 クレイトの撤退戦を経て満身創痍の反乱軍は、老レイアの元で再起を図るも劣勢に喘いでいた。絶望と諦めが蝕む中、とどめをさすかのような情報がもたらされる。「未知の星系から未確認の強力な敵艦隊が動きつつある。16時間後の攻撃開始前に叩かなければ全滅は必至である」と。レイは敵の出所を探るため、レイアを師とする修行を終えぬまま、とある遺物捜索に仲間達と動くが、カイロ・レンがレイを暗黒面に引き入れるべく再び追跡を開始し、彼女自身も、暗黒の玉座に自らが就く幻影に囚われていた。最悪の情報はもう一つ。黒幕は、かつて滅びたはずの最大の敵であるのだ、と・・・そして最後の号令が発せられる。遠い昔、遥か彼方の銀河系で、銀河の命運を賭けた最後の戦いが始まった。 [more] (DSCH) | [投票(1)] |
| 地球に落ちてきた男(1976/英=米) | ★1 謎の男トーマス・ジェローム・ニュートン(デヴィッド・ボウイ)。彼は友人の大学教授(リップ・トーン)とともに弁護士オリヴァー(バック・ヘンリー)のもとを訪れ、自身の発明品を売るための協力を依頼する。その発明は、地球の科学水準をはるかに超えるものであった。豪邸に住まい、ベルガールのメリールウ(キャンディ・クラーク)と愛撫し合う日々をおくるトーマスの真の顔は、遙かな星よりやってきた異星人だったのだ。彼は、干ばつに苦しむ惑星で待つ家族たちのもとへ水を届ける船を建造せねばならなかった。だが、トーマスの帰還を阻もうとする勢力が動き始める。〔140分〕 (水那岐) | [投票(1)] |
| 幸せのレシピ(2007/米) | ★3 ケイトは人気レストランの料理長。朝4時に起き、市場に買い付けに行く。昼はスタッフと食事を取りながら今日のメニューを考える。夜は厨房で、料理人たちに細かく指示を下し、納得する料理に仕上げる。たまの休日は新しいレシピを生み出す。積み重ねた努力に、捧げられる賞賛。厨房は彼女のすべてだった。彼女はルールと言う壁を作り、誠実に守ることで、その聖域を誰にも汚されないようにしていた。しかし、彼女の聖域に突然二人の人間が踏み込んできてしまい、彼女の苦悩、下界への第一歩が踏み出された。
(billy-ze-kick) | [投票(1)] |
| 狐の呉れた赤ん坊(1945/日) | ★3 大井川の宿場町の川越人即足の寅八(阪東妻三郎)は酒と喧嘩にあけくれる日々であったが、或る日、化け狐退治に出かけたところ、狐と間違って棄てられている赤ん坊を背負い込んでしまう。意地と強情が取り柄の寅八は引くに引けずに赤ん坊を育てるハメに…。やがて、酒も喧嘩もやめた寅八のもとで善太(沢村アキヒコ)と名づけられた子供はすくすく育って7歳の年。近所のガキ大将になった善太は、あろうことか子分の子供たちを従え大名行列に突っ込んで行ってしまった…。71年に勝新主演で、又79年には現代劇に脚色されて『神様のくれた赤ん坊』としてリメイクされた。 (けにろん) | [投票(1)] |
| ラスト・ワルツ(1978/米) | ★5 16年間にわたって活動を続けてきたザ・バンドが、1976年11月25日、サンフランシスコのウィンターランドで行なった、いわゆる解散記念コンサート「ザ・ラスト・ワルツ」の記録である。映画はアンコールの最後の曲から始まり、監督のスコセッシによるメンバーへのインタビューを所々にはさんで、まるで連想ゲームのように組み立てられている。ビル・グレアムが Concept Producer とクレジットされている。また、コンサートの音楽プロデューサーはジョン・サイモン。
[more] (犬) | [投票(2)] |
| 突貫小僧(1929/日) | ★4 路地でかくれんぼをして遊んでいる男の子(青木富夫)。そこへ人さらいの男(斎藤達雄)が来て「いい隠れ場所を教えてやろう」と人さらいの親玉(坂本武)のところへ連れていく。しかし腕白なこの子はおもちゃを買わせたり、お菓子をつまみ食いしたりと、いたずらのし放題…。[21分 (現存版)/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu) | [投票(1)] |
| 空中庭園(2005/日) | ★4 「なにごともつつみ隠さず、タブーをつくらず。それが家族のきまり」絵里子(小泉今日子)はそれをモットーとし、無理矢理に明るい家庭を演出しようとしていた。だが、実情では娘のマナ(鈴木杏)は学校に行かずに援交に耽り、息子コウ(広田雅裕)もまた学校から足を遠ざけていた。その上に夫の貴史(板尾創路)は愛人をつくってホテルで同衾していることを、子供たち同様明らかにはしなかった。しかし貴史の愛人・ミーナ(ソニン)がコウの家庭教師として家に入ってきたことから、偽善の城は瓦解しはじめる。〔114分/カラー/ヴィスタ〕一口メモ・「空中庭園」について→ [more] (水那岐) | [投票(1)] |
| 狂った一頁(1926/日) | ★3 船員だった男(井上正夫)は、妻(中川芳江)と娘(飯島綾子)を捨てて外国へ渡っていた。数年後に男が帰ってくると、妻は発狂し、精神病院に収容されていた。罪悪感を覚えた彼は、病院の小使になって妻の傍にいることを選ぶ。しかし妻には彼が誰であるか分からない。娘には恋人がいたが、そんな母親のため結婚もできそうにない。いっそのこと3人で脱走して、国外ででも暮らそうと考える男だが…。[59分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu) | [投票(5)] |
| 桂子ですけど(1995/日) | ★5 この映画は一時間一分一秒で終わる。
あと一週間で22歳の誕生日を迎えるわたし、東京で一人暮らしをしている鈴木桂子。職業、ウェイトレス。彼女が、その大切な日々を一日、一時間、一分一秒を記録する。大切に記録していく。彼女の映画であると同時に、園子温が彼女へ捧げた「女の子映画」。日記映画の金字塔。 (ALPACA) | [投票(3)] |
| ハウルの動く城(2004/日) | ★4 戦争の足音が忍び寄る荒れ地の裾野に広がる街。父の遺した帽子屋を切り盛りする18歳のソフィー(倍賞千恵子)は、荒地の魔女(美輪明宏)に呪いの魔法をかけられ90歳の老婆の姿に変えられてしまう。そんな彼女の前に現れたのは4本足の「動く城」だった。そこに住む魔法使いのハウル(木村拓哉)は、その悪名の高さとは裏腹に優しくそして気の弱い美青年。ソフィーはそんな彼と弟子のマルクル、火の悪魔カルシファーたちと共に奇妙な共同生活を始める。宮崎駿・スタジオジブリ新作/ベネチア映画祭でオゼッラ(技術貢献)賞受賞/119分 [more] は原作を読み解いての映画における不明点の解析。 [more] (アルシュ) | [投票(12)] |
| ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960/日) | ★3 「ニイタカヤマノボレ」昭和16年12月、日本と米英蘭との和平交渉は決裂し、太平洋戦争に突入する。海軍空母・飛龍の搭乗員・北見(夏木陽介)は上官・友成大尉(鶴田浩二)と共に真珠湾攻撃に参加、成果を上げる。そして開戦から破竹の快進撃を続ける連合艦隊。その合間に休暇を取った北見は故郷へ戻り婚約者・啓子(上原美佐)との再開を懐かしむが、挙式の日に海軍からの招集がかかってしまう。やがて連合艦隊はミッドウェイ島攻略の為出発するが、この戦いが歴史の流れを変える重大なものになるとは誰も知る由がなかった……。 (荒馬大介) | [投票(1)] |
| 殺人狂時代(1967/日) | ★5 大学教授・桔梗信次(仲代達也)は、ひょんなことから「大日本人口調節審議会」なる殺し屋組織から狙われ始める。雑誌記者の啓子(団玲子)とチンピラのビル(砂塚秀夫)を味方に付けて、様々な手で次々と襲いかかる殺し屋を撃退していくが、そんな中啓子が殺し屋側に拉致された。彼女を捜索し始めた信次達の前に、組織の長・溝呂木(天本英世)が現れる。彼が信次の命を狙っているのには訳があった……。 [more] (荒馬大介) | [投票(1)] |
| シンドバッド7回目の冒険(1958/米) | ★4 チャンドラ国の王女パリサ(キャスリン・グラント)は何物かによって一寸法師のように小さくされてしまう。許婚の義賊シンドバット(カーウィン・マシューズ)は、航海の途中で助けた黒魔術師ソクラの言を受け「ロック鳥の卵の殻」を求め不思議の島へと向かう。だがこれは全てソクラの陰謀で、彼は島にある「魔法のランプ」を手に入れるためにシンドバットを利用しようとしていたのだ。島には一つ目サイクロプスや火を吐くドラゴン、そして巨大なロック鳥もいる。シンドバットは王女を元通りにすることが出来るのだろうか? [more] (荒馬大介) | [投票(1)] |
| 綴方教室(1938/日) | ★3 正子(高峰秀子)の書いた綴方(つづりかた=作文)が、先生(滝沢修)に褒められた。得意になった正子はさらに次の綴方を書き、これも上手だと感じた先生は雑誌にこの綴方を投稿して、見事掲載される。ところが、この綴方に近所の人のことを書いた箇所があったため、正子の家は近所から疎まれるようになってしまう…。[87分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu) | [投票(1)] |
| キネマの天地(1986/日) | ★3 昭和初期、活動写真(かつては映画のことをこう呼んだ)の華やかなりし頃。浅草の松竹系の映画館で働いていた小春(有森也実)は、ある日小倉(すまけい)という映画監督の訪問を受ける。「どや、女優になってみんか」。思いがけない話に戸惑いながらも、小春は松竹蒲田撮影所の門をくぐる。撮影所では助監督・島田(中井貴一)に、また家では旅回りの役者だった父親・喜八(渥美清)と近所の奥さん・ゆき(倍賞千恵子)に見守られながら、小春は映画女優としてのキャリアをスタートさせるのだった。 [more] (Yasu) | [投票(2)] |
| 長靴をはいた猫(1969/日) | ★5 「びっくりしたニャ」の楽しい歌がみんなの心に残る。シャルル・ペロー原作、みなさんご存知の有名なお話。長靴を履いた猫のペロは、ねずみを殺さない罪で3匹の殺し屋に追い回される。殺し屋といってもちょっと抜けてて、なかなか捕まえることができない。そんなある日、ふたりの兄にいじめられる少年ピエールと知り合う。ペロはこのピエールとお姫様を結婚させようと色んな作戦を実行する。うまく行きそうなその矢先、魔王ルシファに姫をさらわれてしまう・・・。吹替えは、猫のペローには当時おはよう子供ショーで人気のあった石川進が、ピエールには一休さんでおなじみの藤田淑子、殺し屋に水森亜土と、個性的な面々がキャラクターを活き活き演じている。このペロ、東映アニメーションの看板キャラクターにもなっている。 (kinop) | [投票(1)] |
| ROCKERS(2003/日) | ★5 博多の材木屋の息子ジンはバンド仲間と「一発当てちゃろうやないね!」と言いながら練習に明け暮れていた。しかし、ジンの父親は「材木屋ば継げ!」と言い募るし、タマにライブをやっても誰も自分たちの演奏なんか聴いていやしない。そんな腐りそうな日々の中、「ギタリストを大募集!」する事にする。そこに現れたのがタニだった。クールで無口な反面、ギターを持たせたら無敵の男。その音色に引かれるまま、ジンのバンドは大きく生まれ変わろうとしていた・・・ [more] (ボイス母) | [投票(3)] |
| 早春(1956/日) | ★4 杉山(池部良)は蒲田の自宅から丸の内の会社へ通うサラリーマン。毎朝通勤電車で乗り合わせるグループの中では「スギ」と呼ばれている。彼らは日曜日には一緒にハイキングに出かけることもあるような仲良しグループだが、その中の一人、キンギョというあだ名の若い女性(岸恵子)が、杉山が既婚であることを承知で彼に近づいてきた。何となく拒めずに受け入れてしまう杉山。そして、それはやがて杉山の妻(淡島千景)の気づくところとなり…。[144分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu) | [投票(1)] |
| ふたりのトスカーナ(2000/伊) | ★5 1943年夏のイタリア、ペニー(ヴェロニカ・ニッコライ)とベビー(ラーラ・カンポリ)の姉妹は両親を交通事故で失う。二人はトスカーナに住む伯母のケッチェン(イザベラ・ロッセリーニ)に引き取られることになった。ケッチェンとその夫であるヴィルヘルム(ジェローン・クラッベ)はフィレンツェ郊外で大農園を経営しており、夫妻の誠実な人柄は、屋敷の召使達や、農場の小作人達にも慕われ、大戦下で迫害された芸術家達もヴィルヘルムの保護を求めて彼の屋敷に滞在していた。引き取られた二人は、当初は夫妻の娘と喧嘩し、奔放な振るまいは召使達を困らせる。大戦末期の学校ではファシズム教育が強化され田舎にも暗い影が見え隠れする。しかし、姉妹は伯父夫婦の愛情を受け、美しい田舎で農園の子供達と共に元気いっぱいに育っていく。 [more] (Kavalier) | [投票(1)] |