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にくじゃがさんのお気に入りあらすじ(1/2)

アイドルを探せ(1963/仏=伊)★4 リシャールは 5000万フランのダイヤを盗んだが、 警察に追われ、迷いこんだ楽器店の ギターの中にこっそりとダイヤを隠し、なんとかその場から逃げた。 明くる日、リシャールの恋人コリーヌが そのダイヤを得ようと、 楽器店を訪れ、ギターを 注文すると、同じ型のギターの在庫が5つあったが、 それぞれ5人の歌手に売ってしまったという。 5人のアイドルのうち誰のギターの中にダイヤがあるのか? アイドルを探せ!60’sフレンチポップ歌手本人が 次々と登場し、歌を披露!→♪ [more] (マグダラの阿闍世王)[投票(3)]
戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド)★3 第二次世界大戦下のポーランド。実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝をもとにした波乱の生涯を描く。ユダヤ人のシュピルマンは、ワルシャワのラジオ放送局でピアノ演奏中、ナチスドイツの侵攻に遭い、迫害を受ける生活を強いられる。監督のロマン・ポランスキーは、強制収容所で生き延びた経験を持ち、自らの経験を元に演出している。主演のエイドリアン・ブロディは、ピアノの特訓を受け、演奏シーンを代役なしでこなした。第55回カンヌ映画祭パルムドール受賞作。(148分) [more] (peacefullife)[投票(5)]
十字砲火(1947/米)★0 第二次大戦後のある晩、サミュエルという男が自宅で暴行の果て殺害された。30分後に現場に駆けつけたのは敏腕のフィンレイ警部(ロバート・ヤング)。現場付近にいた一人の復員兵モンティ(ロバート・ライアン)の証言によると被害者と酒場で話し込んでいた同僚のミッチが事件後行方不明らしい。警部はミッチの情報を得るため彼を詳しく知る復員兵キーリー(ロバート・ミッチャム)を呼び出すことにした。1947年に公開された直後、「赤狩り」の余波を受けお蔵入りなったという曰くつきの作品。 (町田)[投票(1)]
野のユリ(1963/米)★5 気ままな旅をしていたスミス(シドニー・ポワチエ)は旅の途中で出会った尼僧たちに一杯の水を求めた。たったそれだけのはずだった。尼僧たちは東欧からベルリンの壁を命懸けで越えて来て、この荒れた地に教会を建てようとしていたのだ。そして彼こそ神が遣わした使徒だと言う。懸命に否定するスミスだったが、強引な院長に押し切られて教会の建設を引き受けてしまう事になった。金も材料も人手も無い状況に町の人々は否定的だったのだが、彼の孤軍奮闘する姿に町の人々も心動かされていく。この年のアカデミー主演男優賞をアフリカ系アメリカ人として初めて獲得した記念碑的な作品でもある。 [more] (sawa:38)[投票(6)]
ラルジャン(1983/スイス=仏)★5 原題「ラルジャン」とは「金銭」の意味。 ある少年が使った偽札が、めぐりめぐって、主人公イヴォンに罪を着させられ、投獄される。服役生活の中で、子供の死と妻からの離縁を知らされる。平凡な妻子ある生活から偶然の悪意に翻弄されたイヴォンは牢から出たあと、衝動的な殺人を重ねていくことになり。。 原作はトルストイの「にせ利札」ではあるのだが、映画はその骨格を利用しながら、随所で物語を崩壊させブレッソンの「ラルジャン」として再構築している。 [more] (ALPACA)[投票(4)]
未完成交響楽(1933/独=オーストリア)★3 エミー(ルイーゼ・ウルリッヒ)の質屋に、フランツ・シューベルト(ハンス・ヤーライ)という作曲家が来店した。生活が苦しいとこぼす彼に同情したエミーは、やがて彼と親しくなる。ある日フランツはウイーンの宮廷楽長から演奏会に招かれるも、演奏中に大声で笑った女性に怒り途中退出してしまった。これで出世のチャンスは消えたかと思っていた彼は、突然ハンガリーの貴族から音楽教師として迎えられる。この貴族の館に赴いた彼を待っていたのは、この家の令嬢で、演奏会で笑った女性・カロリーネ(マルタ・エッゲルト)だった。[89分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(4)]
沈黙(1963/スウェーデン)★5 チチチチチ…暗闇にストップウオッチの音。明けて、もう若くはない姉妹と、妹の幼子が汽車の客室にいる。姉は随分具合が悪そうで、面倒を見る間、子どもは客室を追い出される。外を覗き込む子ども。動いているのか、停めてあるのか分からないが、何台もの戦車が車窓を流れていく。やがて一見平和そうな喧騒の町に到着。三人は、姉を休ませるため、この言葉も通じない町に宿を取ったのだ。妹と子どもは裸で寝ている。一枚扉隔てた隣の部屋で、幾分良くなった姉は、咳き込みながら煙草を吹かし、ウィスキーを呷り、翻訳の仕事を始める。瓶が空になった。仏語も英語も独語も通じなかったが、給仕に代わりの酒を運ばせた。「手」がこの国では「カジ」と言うのだと教えてくれた給仕が去る。ベッドに横になる。左のカジは乳房へ、右のカジは… [more] (muffler&silencer[消音装置])[投票(7)]
アントニア(1995/英=ベルギー=オランダ)★5 「最期の時が来たわ」年老いたアントニア(ビレケ・ファン・アメローイ)は死の訪れを知り、母親を看取って50年の回想を脳裏に浮かべる――戦後間もなく都会から娘のダニエルを連れて帰郷。村人は「放蕩娘のお帰りか」(ルカ15:13)と冷やかすもどこ吹く風。大地を耕し、撒き、穫り入れ、どんな人間もありのまま受け容れ、自由奔放に生きる彼女の回りには「血縁を越えた家族の絆」が広がっていく。同性愛者、障害者、子どもが同じ食卓につき、同じものを食べ、ともに生きる。悲しみや苦しみを「いのちの喜び」に変えてしまうアントニアの魔法のような愛情が、人々を包み込み、変えていく。そしていのちの環は続き……。ファンタジックで新鮮な「女たちの誕生と生と死」の物語が女性から熱い支持を得て、95年オランダ、ハンプトン、シカゴ、ジェノバ、トロント各国際映画賞、96年アカデミー賞最優秀外国語映画賞。 (Amandla!)[投票(4)]
左ききの拳銃(1958/米)★5 大草原のど真ん中。腹減った・・・喉が渇いたよ〜、フラフラ状態で北から歩いてきた男ウィリアム(ポール・ニューマン)。牛商人タンストールは彼に「腹減ったか?」。ウィリアムは彼のもとで働く事にする。彼が11歳の時に殺人を犯したと知るタンストールの使用人達は警戒するが、タンストールは逆に彼を気に入っていた。のんびり本を読むタンストールの側にウィリアムがやってくる。「鏡に写りしものは、おぼろなり」字の読めないウィリアムは興味を示し彼に質問を重ねた。そして彼はウィリアムにその本をプレゼントする。ところが近町連中が商売の邪魔をする為タンストールを射殺してしまった。ウィリアムは左手で銃を抜き取り復讐を誓う。 (かっきー)[投票(1)]
ニュールンベルグ裁判(1961/米)★5 ドイツのニュールンベルグで実際に行われた連合国によるナチ戦犯の戦争裁判を描く法廷ドラマ。裁判長に赴任してきた米国の地方検事ヘイウッド(スペンサー・トレイシー)に任された裁判の被告は、司法大臣として第三帝国憲法起草に関わったヤニング(バート・ランカスター)をはじめとしたナチス時代の司法関係者たち。連合国側の検事ロースン(リチャード・ウィドマーク)は被告らがヒトラーの行為を正当化したと追及し、ドイツ側弁護士(マクシミリアン・シェル)はそれを認めれば全ドイツ人も同罪だと主張する・・・。(179分) [more] (AONI)[投票(3)]
八十日間世界一周(1956/米)★3 大陸横断鉄道がやっと通った、産業改革時代のお話。  堅物で時間に厳しい、いかにもイギリス紳士の代表みたいな主人公が、ひょんな事から「80日間で世界を一周する」という賭けに全財産を投じて自ら旅立つ。  いかにも陽気な従僕と、主人公を銀行強盗犯と間違えて世界を一周して追いかける刑事。  不屈の精神と札束で、あらゆる交通手段を用い(買収し)彼は無事イギリス鉄道ロンドン駅にたどり着くことができるのか!?  ・・・と、ハラハラドキドキしない、どこかのどかな展開の映画^^ (YO--CHAN)[投票(3)]
昼下りの決斗(1962/米)★0 初老だが腕の立つ元保安官ジャド(ジョエル・マックリー)は金山からの金塊輸送の依頼を受けやってきた田舎町で、射的屋に身を落とした旧友ウェストラム(ランドルフ・スコット)と再会する。ジャドは彼と彼の若い相棒を仲間に引き入れ三人で金山へと登り始めるのだが、寄る年波には勝てず途中の牧場で休憩をとることにした。しかし、ここで出会った家出娘エルザ(マリエット・ハートリー)の頼みを聞いて無法者の婚約者の元へ出向いたとこらから歯車は狂い始める。古臭い理想主義者のジャドに嫌気の挿したウェストラムらも金の強奪を画策し始め、ジャドは窮地に立たされるのだった。 往年の二大西部劇スターの初競演を実現させたサム・ペキンパー監督の出世作。 (町田)[投票(1)]
黒猫・白猫(1998/独=仏=ユーゴスラビア)★5 ドナウ川のほとりに暮らす自称天才ギャンブラーのオヤジと純真でじいちゃん孝行なムスコを中心に、ギャング・マフィア・テキヤ・死人・アヒル・ブタ・ヤギ・切り株・ボットン式トイレたちが織りなす、愛とお金と犯罪と音楽と歌と踊り、そして笑いと勇気のぐるぐる絵巻。黒猫が画面を横切れば不吉のしるし、白猫が画面を横切れば幸せがやってくる。2匹揃えばナニが起こる!?・・・エミール・クストリッツァの引退宣言後第1作。主演数人を除き、出演者はほとんどが素人のロマ人(ジプシー)で、彼らは台詞を覚えられず、台本はあってないようなものだったという。とくに主役級のじじい二人は「台詞を覚えて、それを喋る」ことを理解しているかどうかも怪しく、絶対台詞を覚えない。キレた監督が「次に違うこと言ったら殺す!」と叫んだところ、じいさんたちは「わしも1カ月ぐらい前からそうして欲しいと思ってた」と返したとか。 (はしぼそがらす)[投票(28)]
ぼくの伯父さん(1958/仏=伊)★5 ジェラールはプラスティック会社の社長を務める父のアルペル氏と母と一緒にパリの人もうらやむ超モダン住宅に住んでいる。一方、下町に住むジェラールの伯父ムッシュ・ユロ(ジャック・タチ)は独身で、定職にもつかず自由に暮らしていた。ジェラールが自分よりも、風来坊な生活を送っているユロ氏になついている事が気に食わないアルペル氏は、知り合いの社長に頼み、ユロ氏に会社の面接を受けさせたり、お見合いをセットしたりして、ユロ氏に身を固めさせようとするが・・・。心優しく温厚な性格だが世間と多少(?)ズレているために、心ならずも周囲に様々な騒動を巻き起こすユロ氏とジェラールの心あたたまる交流を描いた傑作コメディ。 (evergreen)[投票(1)]
フレンチ・カンカン(1955/仏)★5 19世紀末のパリ。興行主の老紳士アンリ(ジャン・ギャバン)は、愛人のダンサー・ローラ(マリア・フェリックス)を目玉にしたショーを展開していたが、場末のカフェで踊る洗濯女・ニニ(フランソワーズ・アルヌール)を発見し、かつての流行だった踊り“カンカン”を復活させることを考えつく。フレンチ・カンカンと名付けられたこの企画、ローラの邪魔やニニの周囲でのトラブルにもめげずに何とか船出。果たしてその結果やいかに? [102分/カラー/スタンダード] (Yasu)[投票(2)]
白夜(1957/伊=仏)★4 マストロヤンニ達と設立したプロダクションの第一回作品で、すべてセットで撮られた。港町で青年マリオマストロヤンニは毎晩運河の橋で人を待っているナタリアシェルと会う。ナタリアは一人の男を愛したが、一年後運河の橋のたもとで再会の約束をして、男は街を去っていった。悲嘆に暮れるナタリアにマリオは愛を告白した。彼女も次第に現実のマリオの愛を受け入れようと心は傾きかけるが。。 (ALPACA)[投票(1)]
銀河(1968/仏=伊)★5 サンチァゴ・デ・コンポステラへの巡礼の道をたどる二人の男、ピエールとジャン。二人のロードムービー(と言ってしまってよいのかどうか少々迷うところだが…、捨聖さんのreviewをご参照ください)を主軸に、様々なキリスト教的エピソードが次々と繰り出される。それらのエピソードは異端派のものが中心だが、例えば「持っていないものは何も与えられないだろう。持っているものは、増やされるだろう。」といった有名な福音書のコトバでさえも、ブニュエルにかかるとかなり高度なギャグとなってしまう…。カソリック圏に生まれ育ったブニュエルの、とんでもないパンク魂が炸裂する102分。 (tredair)[投票(4)]
モンド(1996/仏)★5 ル・クレジオの「海を見たことがなかった少年〜モンドほか子供たちの物語」を映像化した作品。 南仏の小さな町に、ある日どこかから不思議な少年がやって来る。彼には家族も住む家もなく、けれどそのぶん自由を満喫し、やはり一般社会からはちょっとずつはみだした人々に受け入れられ町になじんでゆく…。 聖歌やアラブ音楽もこだまする、謎めいたファンタジー、80分。 実際のホームレスや綱渡り芸人が重要な(自分自身の)役を演じるこの映画では、主人公を演じる少年自身も、監督がメトロで見つけた強制送還すれすれのルーマニア系ロマだったとのこと。 (tredair)[投票(3)]
赤い風船(1956/仏)★5 35分間の短編映画。セリフはなく、モンマルトルの町並みを行く少年と心をもった(ような)赤い風船の様子を綴っている。モノトーンの町並みと赤い風船の対比はまるで絵の中の世界。少年と風船の映像だけで作られたこの作品。短編とはいえ、最後まで優しい気持ちで楽しめる良質な作品。この監督ラモリスさんは、この後『素晴らしい風船旅行』や『フィフィ大空を行く』など空を題材にした作品を作っている。よほど、空への憧れがあったのだろう。 (kinop)[投票(2)]
ルナ・パパ(1999/日=独=オーストリア)★5 ぼくのお母さんは18歳の女の子。マムラカットっていうんだ。ウサギ売りのおじいちゃんと自分を飛行機だと思っているおじさんの世話をしながら、いつかは女優になりたい夢を持っているんだ。そんなある日、村に劇団がやってきた!楽しみなお母さん!けど、おじいちゃんのウサギ売りを手伝ったせいでおしばいがみれなかったんだ。しかたなく、とぼとぼと帰ろうとしたとき、途中で劇団員と出会っちゃうんだ。そしてお母さんのお腹のなかにぼくができたもんだから大変なことに・・・。 (バーンズ)[投票(5)]