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[コメント] 鬼が来た!(2000/中国)
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★4ちょっとぎこちないけど分かりあえちゃった、という甘い幻想を打ち破る怒涛の展開。それが戦争なのか、それが歴史なのか、それが人間なのか、それこそ鬼の所業なのか? (マルチェロ)[投票]
★5差別、偏見、苦しみ、すべて捨て去って、事実は事実として認めて描いている。戦後は終わったのかもしれない…。 [review] (billy-ze-kick)[投票]
★4真剣そのものの村人達の行動が滑稽にさえ見える。しかし、その印象は終盤で一変する。やっぱり「鬼が来た」・・・ (RED DANCER)[投票]
★5鬼を作り出すのは”戦争”?そうではない、人間自身なのだ。もちろん日本人としてどう感じるかという部分もあるけれど、徹底的に人間を否定している様に思えた。「よく見ろ、これが人間だ」と真っ赤な画面に言われている様だ。嫌な映画だ、事実だから。 (m)[投票(3)]
★5人間は恐れる、もがく、苦しむ、怒る、悲しむ、喜ぶ。人間は顔を持つ。私は人間。私は顔を持つ。鬼には顔がない。鬼は感情を乱されない。鬼は人間ではない。鬼は私ではない。鬼でいることはなんて楽なのか。そこに私がいないのだから。 [review] (ろびんますく)[投票(11)]
★5もし、この映画が韓国映画だったら、こんなに絶賛されていただろうか? 「うるせえな、謝ればいいのかよ」と感じていたに違いない。 本当に難しい問題だと思った。 (茶プリン)[投票]
★5人間の命が穀物6台分なわけがない。でも日本兵の命がと考えれば儲けものと思えたのか。全ての役者が素晴らしかった。この映画は恐ろしいほどに完璧だった。 [review] (nob)[投票(3)]
★5一見,日本軍の野蛮さを批判している様に思えるが そうではないと感じた。 [review] (kt)[投票(1)]
★5人間だけが、これだけ非道なまでに人間を殺す しかし、これだけ芸術的な映画を撮ってしまうのも人間だったりする。 [review] (あき♪)[投票(4)]
★3「狂気」なんて言葉は現代の能天気な日本人の「逃げ」の台詞の定番でしかない。だって・・・ [review] (sawa:38)[投票(11)]
★5敵国(中国)だからこそ真実の日本軍の生態を暴き、描いた。その凄惨さ。軍服、下着、調度品に至るまでホント写真を見るようにリアル。狂った日本軍の描写も今までの日本映画では描かれなかった。ホントすごいね。やはり僕らも直視しないといけないね。脱帽。 (セント)[投票]
★3イイ映画というか、ん・・・。まぁ、イイ映画には違いないのだが・・・。 2002年7月29日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ)[投票]
★3真摯な力作とは思うものの、発端となる「麻袋」の預け主が物語の外部にいるのなら、作者の都合でどうとでも話の展開を転がせるだろうと思えてしまい、斜に構えた気分で映画を眺めることになった。 (OK)[投票(1)]
★3強烈な今。 ()[投票]
★5まとまりの無い映画だ。なぜなら全ての登場人物が悪人であり善人でもあるからだ。 [review] (ハム)[投票(1)]
★3この映画では、人間が持っている“信頼”という心の緩衝地帯が全否定されている。これは反・戦争を超越して、反・人間を描いてしまった映画なのだろうか。すなおに5点で良いのかどうか・・・さんざん迷った。 [review] (ぽんしゅう)[投票(13)]
★5どちら側でもない視点で描かれた本当の戦争映画。 狂気なんかじゃない、成るべくしてなったラストへのまっすぐな展開に首筋がちりちりした。 (かるめら)[投票]
★5ラスト30分までは、この迫力あるエンターテイメント映画を、まるで中国人の群集の一人のように傍観し笑っていた。しかし見終わった感想は、 [review] (Linus)[投票(9)]
★4深すぎる [review] (k5001)[投票]
★4導入部分が謎めいていて魅力的なわりに、終盤は「戦争の不条理と悲劇」のような普遍的な形に着地してしまうのが少し肩透かしな印象。笑いのテンポとフェアな日本人描写に関しては、凡百の邦画より日本人好み。 ()[投票(1)]
★4観賞後の混乱は名作の証。 [review] (マッツァ)[投票(5)]
★51つだけはっきりしている事がある。襲われた側にしてみれば「鬼の所業」であったとしても、襲った側はまぎれもない人間だったということだ。戦争が引き金になったとしても、あれは人間が望んでとった行動に違いはないのだ。日本人にとって、観て不快になることに意義のある映画。 [review] (水那岐)[投票(15)]
★5他人の罪を責める事は、はっきり言って人として比較的容易なあり方だ。では、自分の罪を自分の物として認めようとした時、人は一体実際どうすりゃいいってのか?誰か教えてくれ!「悪かった」って思うだけでいいのかしら? [review] (uyo)[投票(6)]
★5観終わった後も、ただ呆然としてこの作品をどう形容して良いのか分からない。しかし、中国と関わる仕事や、中国語を学んでいる人、中国の歴史や文化に興味を持っている人、これら全ての人にこれだけは言える…「相互理解」と口では言えるが、現実は現実であるということ。 (タモリ)[投票(3)]
★5今まで、リアルな戦争映画について誤って認識していた自分に気がついた。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(12)]
★5一般的な「戦争の狂気」が描かれているのではないと思う。なぜ、遠く海を隔てた中国の空に、日の丸がひるがえり、軍艦マーチが響くのか。「狂気」はいったい、どこから始まっているのか。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
★5どうして映画は終わってしまうのだろう・・このまま埋もれていたかった。久々に打ちのめされた!傑作!(02/05/22) [review] (秦野さくら)[投票(4)]
★3「中国人の監督にもこんな戦争映画が描けるんだ」と感心した。ただ、そんなにおもしろいものではなかった。私は単純に「人間の狂気は紙一重」がテーマで、それ以外は映画をおしゃれにする小道具で、深い意味はないと考える。 香川照之の監督の需要に応えた職人ぶりより、澤田謙也の男くささに魅かれる。 (仏教戦隊ナンマイダー)[投票]
★5このような映画が生み出され、我々の前に圧倒的な迫力を持って提示されること自体が、日本という国が「西側」という陣営に属しつつ、「戦後」という虚構の中で自分自身を律してきた世界が最早崩壊しているという事実を思い知らせるに充分なものである。意味が分からないって?それは→ [review] (むらってぃ大使)[投票(2)]
★3過去の設定だからといって画面は必ずしもモノクロでなくともよいはず、にもかかわらず確信的に本作はモノクロを選択した、その事実から推定した一つの突飛な解釈。(注意、レビューはいきなりラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(17)]
★5鬼が来た!鬼は日本人か?すべての人間か?オレ自身か?それともこの映画か?  ああ、自分はなんとありふれた「良い映画」たちに5点をつけてきてしまったのだろう! [review] (ニュー人生ゲーム)[投票(24)]
★5人間と書いてオニと読む。誰が正しい?誰が悪い?答えなんかない。村人も日本軍の軍人も米兵も、みんなわたしと紙一重なんだ。 (キリ)[投票(5)]
★5凄すぎて批評なんてできない。できるのはただ、この映画を観て感じて何かを学ぼうとすること。一人でも多くの日本人、中国人、世界の人々に鑑賞されることを願って止まない。 [review] (緑雨)[投票(28)]
★5戦争物を描きたいんだったらこれをお手本にすべきだと言いたくなるくらい、冷たくもぬるくもない、フラットで的確な視点。 [review] (なつめ)[投票(1)]
★5すごい。こういうタッチの戦争映画は今まで絶対無かった。 [review] (カノリ)[投票(2)]
★4真っ赤なエンドロールを観ながら、しばし呆然。 (shaw)[投票(5)]
★5戦争はヒューマンドラマではない。戦争は戦争である。この作品が描いたのは後者であるにもかかわらず表面的なヒューマニズムばかりを利用する戦争モノを軽く凌駕するヒューマニティー。 (tacsas)[投票(5)]
★5思想信条を問わず、老若男女に関わりなく、できるだけ多くの日本人に観てほしい。納得できる・できない、共感できる・できないは別の話だ。ただ俺は日本人として★5をつけるぜ。[新宿武蔵野館4] [review] (Yasu)[投票(20)]
★4漫才のお手本のような映画。かと思いきや、そこに突如出現する地獄絵図。人間の殺意が立ち現れる瞬間って、以外にあっけない。その人間の表裏を体現した香川照之が圧巻! 日本映画界は、久し振りに世界標準の役者を手に入れた。 (やどわーど)[投票(2)]
★5頭を下げるな、反省するな、日本人。それで話を済ませるな。これからのことを考えろ。直ぐに怒るな、開き直るな、日本人。頭を冷やして考えろ。これからのことを論じ合え。 [review] (町田)[投票(17)]
★5「新年おめでとうございます!」香川照之、染之助・染太郎状態。 [review] (バーンズ)[投票(5)]
★4澤田謙也って誰?澤田謙也って誰?そして俺の解釈はこれでいいのか? [review] (ペペロンチーノ)[投票(15)]