★3 | 正直、良い映画だと思うのですが、ぶっちゃけ、私には理解できないことが多すぎます。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(11)] |
★5 | ギドクが遠くから見つめるとき、スクリーンには優しさが充ち溢れ、それが私を幾たびも驚かせ、昂奮させ、そして何かを促してくれる。 [review] (町田) | [投票(9)] |
★4 | 身体を売るという金銭のやりとりが介在する場合、セックスによって精神が満たされているということは、肉体の行為の裏に隠れがちだし、そもそも見ようとはしない。だから、精神の充実を見せられたことに少しとまどってしまった。 [review] (なつめ) | [投票(3)] |
★4 | キム・ギドクの作品の中では本作は異質なものを感じる。その一つは演出のほとんどが監督特有の形式美ではなく具体的表現で現実味を感じさせること、もう一つは道徳的なメッセージが込められていること。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(3)] |
★3 | 毎夜深夜、テレビ朝日で何年か前にやっていた「トゥナイト」 と言う番組で、ブルセラ・テレクラ・援交・売春等とほんっっと騒がれていた真っ只中に学生生活を送っていた世代の私としては、何だか妙〜に気になるストーリーでした。 [review] (リア) | [投票(2)] |
★3 | 援交についての言説は日本では消費されつくした感があるが、『サマリア』において焦点が当てられるのは、買う側の男たちと「父」の在りように寄る部分が大きい。 [review] (よだか) | [投票(2)] |
★4 | 聖女という主題をキム・ギドクは執拗に描き続けている。今回はセックスを通じて心を与える、という現代の信仰とそれを理解しようともがき苦しむ娘と父親の葛藤。何かを信じることが現代でも必要であるかのように、、。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★5 | 少女が少女に残したものは、大人のけがれ。大人は少女に何を残せば良いのだろうか。苦悩する父親(クァク・チミン)の姿にキム・ギドクの姿がだぶる。そこには、悩み彷徨いながらもほとばしる想いを奔放に表現してきた者が到達した自信と決意が見える。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 自分の決意通り、聖女にして援交少女であることを、何の迷いもなく実現させてみせるチェヨン。それに対し、凡俗であることから逃れられないヨジン父子は、あがき続けながら高みに至ろうとする。それが凡人の悲しみだが、義務でもある。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★5 | パッケージの2人のルックスと「援助交際をする女子高生」というコピーにひかれて見たけど・・・傷を負いました。ぐふ [review] (かねぼう) | [投票(1)] |
★3 | 隠喩を読み解く力がないので、娘と対話する勇気のない勘違いオヤジとしか映らなかった
(TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | 暗喩の連続に疲れる。感性で何か(宗教とか)を感じ取らなくてはならないのだろうが、正直コノ人の作品は正座して鑑賞しなければならない窮屈さがある。本作は隠している振りをしながら、説教臭さの滲み出しが過去最大級・・・疲れた。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★2 | それなりに繊細に造形されたキャラクターが脈絡なく意味不明な行動をとる。物語の寓意性ということを履き違えているのだと思う。 (G31) | [投票(1)] |
★4 | キム・ギドクは恐ろしい監督だ。異質な臭いを序盤から漂わせ、じっくりじっくり恐怖を植えつけていく。あまりに異質で、不穏な感覚を残す映画である。(2006.04.17.) [review] (Keita) | [投票(1)] |
★5 | ギドク監督に感じるある種のもどかしさと、勝手な質問をいくつか。 [review] (くたー) | [投票(1)] |
★4 | 気持ちの持って行き場に困る。私は、何にも考えずに、少女を抱くほうの立場の大人かもしれない。 [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★4 | 「バスミルダ」と「ソナタ」の間で翻弄される「サマリアの女」。[夕張市民会館 (ゆうばりファンタ2005)] [review] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | 思わぬ物を使って画面に美しさを見出すセンスに唸る。暗喩をちりばめるスタイルはあまり好きでないが、それでもクライマックスのように結論を出そうとする姿勢は支持。 (赤い戦車) | [投票] |
★2 | 前半だけは本当に良かった。親父さん視点になった所でアウツ! (Soul Driver) | [投票] |
★1 | キム・ギドクというブランドに肩透かしをくらう。 [review] (シオバナカオル) | [投票] |
★3 | 行動の飛躍が教条的に見える。訓話がいけないというよりも、むしろ個々の奇人性が質とバラエティにおいて物足りないように思われる。 (disjunctive) | [投票] |
★3 | 息子と違って、父親が娘にしてやれる事って何だろう?現実的に、本当に自動車の運転ぐらいしかないのではないか。 (KEI) | [投票] |
★3 | 話の語り口は好きなのだが、残念ながら語るテーマに全く実感を持てなかった。それはそうと、エンコーの客に上品なオジサマばかり登場させるのではなく、もっとテカテカツヤツヤしたキモオヤジも出すべきだ。それを出さないのは監督の逃げではないか? (パグのしっぽ) | [投票] |
★3 | 話の軸が枝分かれしていて、結局最後まで話にのめり込む事が出来ませんでした。 [review] (づん) | [投票] |
★3 | 成る程、警官だけにそこまで教えるところがワロタw。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | ラストシーンの絶望感と希望 2005年4月23日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票] |
★5 | 唖然とする破格の展開。娘の聖性から父親の俗性へと、観客の興味のポイントを次々に裏切るかのように、表現のフォーカスの深度を切り替えてゆく演出は見事で痛快。 [review] (ぐるぐる) | [投票] |
★4 | 死んでいく神々しさと、それでも生きていく神々しさ。 [review] (ざいあす) | [投票] |
★5 | あの鋭いチョップのような連続平手打ちにやられました。かっこいい。痛いんです、韓国映画は。その痛さは意味があるから痛いんです。
(MM) | [投票] |
★3 | 行動の連鎖。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票] |
★4 | この強度。細かい事が気になるにしても、この画の強度には唸らされた。 (ころ阿弥) | [投票] |
★5 | キム・ギドクの映画にしては、道徳的過ぎる気がしなくもない。自分で「道」を歩くということが幸せなのかどうか、誰にも判らないはずのその道を、気づいたら歩いている。 (SUM) | [投票] |
★3 | 鮮明に見えたかと思えば、すぐに濃い霧に包まれるギドク節。今回も「客の感情移入なぞクソ食らえ」という、突き放した姿勢(雑に作られていないからこそ)が、逆に強い引力を生んでいる。前半から中盤、そして思わぬ後半にかけて。 (chilidog) | [投票] |