★3 | シックなおしゃれ小箱風「エニグマ」と、多数のシリンダーがぐりぐり回転する容貌魁偉の「クリストファー」の外観的対照は称賛に足る美術・小道具班の仕事だが、欲を云えばクリストファーはもっと面妖に巨大で、部屋を埋め尽くすほどの体積を誇ってほしい。各時代の最先端電子計算機がそうである以上に。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★3 | エニグマ解読の軌跡は幾何学図形やレトロCPの形象の珍奇さで誤魔化され結局決め手はそんなことかいという落胆。文系男子が理系題材を調理したってこの程度かと思う。終盤、大局的非情と性嗜好の露見が錯綜するが連関も無いので感慨もわかない。全てが底浅。 (けにろん) | [投票(5)] |
★4 | エニグマ解読後の彼らの行動に戦慄する。彼らの立場からすれば当然のことだが、その重さは想像の域を超える。それは戦後も自分の仕事に対して口をつぐまざるを得ないだろう。 [review] (Master) | [投票(5)] |
★3 | 筋書きは面白く飽きずには見られるが、鑑賞後にその題材の重さに比例するほどのものが残るのかというと決してそうではない。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |
★3 | 天才だが「変人」な主人公が、美しきパートナーと友人たちの理解と協力を得て偉業に挑む…って『ビューティフル・マインド』とかと全く同じ作劇構成で、時間軸の交錯も含めて演出も特に目新しいものはなく、前半部は凡庸さしか感じなかった。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★3 | 全体に、これぞアカデミー脚色賞の映画、だと言えるだろう。決してダメダメな映画ではないのだが、社会的テーマ性にポイントを置かない限り、本作を高位に位置付けることはできない。
[review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 日本の配給会社が作った「泣けるミステリー」なんていう安っぽいキャッチフレーズに騙されてはいけません。そんな安い映画ではないです。全然ミステリーじゃないし。 [review] (もがみがわ) | [投票(2)] |
★4 | 「人の心がわからない天才」でもなく「一見人の心がわからないけど実はいい人な天才」でもない複雑なキャラクターに着地させたベネディクト・カンバーバッチの演技だけでもお金を払う価値あり。気持ちが晴れる映画ではないけど、良作。 [review] (月魚) | [投票(2)] |
★4 | 本作にはいくつかの側面があり、そのいずれもがいろいろと考えさせる。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | 結局、、多くの国民を救うという名目なら、多少の犠牲があってもしょうがないわけか? [review] (代参の男) | [投票(1)] |
★4 | 脚本がアカデミー賞をもらっている。主人公が堺雅人みたいな人でまずは見られた。
[review] (ぱーこ) | [投票(1)] |
★3 | 「栄光なき天才たち」には及ばない [review] (HAL9000) | [投票(1)] |
★3 | 見ている間は結構面白い。エニグマという言葉もほとんど聞いたことがなく、知って驚き、またその結果に倍驚く。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 素晴らしい。本来なら国のヒーローが。ただ、ただもの悲しい。(2023/10/22/KOBCL) [review] (USIU) | [投票] |
★3 | フラッシュバック(!)を多用しているが、煩わしくは感じない。それとカンバーバッチの好演、キーラの意外の良い出来で、すっきりとまとまっている。逆に言うなら、纏まり過ぎて、大人しい作品になったのが残念だ。 (KEI) | [投票] |
★3 | こんなトロッコ問題はイヤだ。 (黒魔羅) | [投票] |
★4 | 神がチューリングに与えた才能は、果たして彼を幸せにしたのだろうか? 間違いなく彼のお陰で幸せになった人々はいたとしても。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★3 | オッサンが単身生活の破綻させて人類の原罪を引き受けるこの発達障害啓蒙映画でマーク・ストロングが『裏切りのサーカス』の復讐戦を敢行したのは明らかだが、その手管はあまりにも前衛的だ。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★4 | 地味な秀作。静かに心を掴まれる作りと、配役が良かったと思う。ベネディクト・カンバーバッチは好きな役者さんかも。 (あちこ) | [投票] |
★3 | 筋の面白さは出色だが英テレビドラマ程度の脚本と演出が安く、数理論の切り口を放棄しているのが寂しい。伝記や小説で読むべき内容なのだろう。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 金では買えない、即席結婚指輪。いいね。80/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 巷で人気のカンバーバッチの演技を見るのは初めてでしたが、なかなか。 [review] (deenity) | [投票] |
★4 | ベネディクト・カンバーバッチ・・・「SHERLOCK」好きは、あなたを見ているだけで充分でした。 (カルヤ) | [投票] |
★5 | 「思いもよらない人」ではなく、常人とは異なるからこそ、常人にはできない発想によって世界を変えることができるのだと思う。それが常に「偉業」であるとは限らないわけですが。 [review] (お珠虫) | [投票] |
★5 | 突出した能力の持ち主は、どこかものすごく欠けたところがあると言うところを具現化したような主人公をカンバーバッチが好演。日本の映画だと暗号の解き方をアニメ入りで説明したりしそうだが、そのあたりはすっ飛ばして暗号解読の過程を描きつつひとびとに焦点を当てているのはさすが。軍部、チューリング部隊、MI6が入り乱れて「敵を欺くには先ず味方から」を地で行く作戦には興奮する。地味ながら豪華な配役も見所。 (サイモン64) | [投票] |
★4 | 三つの時代の切り替わりがテンポ良く進むおかげで、コミュ障の暗号オタクカンバーバッチの変な人度に拍車がかかりグイグイ引っ張って行く。「時には想像もえしない人物が偉業をなしとげる」というキーセンテンスの使い方もニクイ。 (jollyjoker) | [投票] |
★4 | 雷さんのケイト・ウィンスレット主演の『エニグマ』のコメントの意味が、当時は全く判らなかったが、なるほどこの主人公のことだったのね。 [review] (プロキオン14) | [投票] |