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3819695さんのお気に入りコメント(180/180)

浮草物語(1934/日)★5 She's a Femme Fatale. [review] (町田)[投票(3)]
浮草物語(1934/日)★5 サイレント後期の小津作品だが、もう殆ど小津の特質をゆるぎない形で見ることができる。ローアングルと完璧なアクション繋ぎによる、或いは相似形を反復する画面によるこゝまでの画の安定感は今更ながら映画史上空前絶後だと感じ入る。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
ブロークン・フラワーズ(2005/米)★4 究極のジャンガジャンガ映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
非常線の女(1933/日)★5 1930年公開のこの無声映画が、イマドキの映画よりどれだけおしゃれでクールでカコイイか、を知るだけで、「映画の進歩」なんて戯言は信じることができなくなる。必見! (FunQ)[投票(2)]
非常線の女(1933/日)★5 これは掛け値なしの傑作。全カットが驚くべき美しさだ。サイレント期の小津にとってルックの完成という意味での代表作は他の作品になるだろうが、しかし本作の視点の快さは抜きん出ている。ヴァンプ役としての田中絹代の違和感など取るに足りない瑣末なことだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
時をかける少女(2006/日)★3 周縁に恥辱せる乙女連を配置し、イージーなメルヘンの導きかねない不穏の狭間を適度な悶えで中和するところがシナリオワークの進歩。床を転がる運動や弧球に直撃された顔面振動の速度も豪放で表現のフォーマットに適っている。 (disjunctive)[投票(1)]
時をかける少女(2006/日)★4 不器用に時空を駆けまわったあげく、真琴は残された時という現実の中をみごとに駆け抜けてみせた。自分を待つ人のもとへと、流れ行く街並みを背景に疾走する少女。その先に、忽然と現れる青空いっぱいにふくらんだ入道雲。それは、アニメーションの原初的快感。 [review] (ぽんしゅう)[投票(11)]
ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993/英)★5 お人形によるヒッチコック・サスペンス! シリーズ最高作 (ボイス母)[投票(3)]
ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993/英)★5 映画誕生以来バスター・キートンに唯一匹敵できる列車追跡アクション!(なんとクレイアニメにして!)悪役ペンギンの無表情さも完璧。 [review] (イライザー7)[投票(7)]
ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー(1989/英)★4 何もかも大好きなんだけど、特に何が?ってゆーと、愉快な発明家ものにはすごい弱いんだな〜。 [review] (イライザー7)[投票(1)]
大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日)★5 映画はサイレントの時点で既に頂点に到達していたのではないかと思わせる、豊かな豊かな時間の映画。一両編成の列車が何度も画面を横切り、その度毎に映画におけるリアリズムのあり方を私に突きつける。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
東京の合唱(1931/日)★4 ジャンケン遊びに興じる息子と娘。不満と不安が表情に滲む妻の視線を、避けるように遊びの中にいる夫。不安な目のまま遊びに加わる妻。顔色をうかがう夫。不器用に交わる視線。ふたりに伝わる子供達の無邪気。家族の信頼と連帯。泣くなという方が無理だ。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
今宵、フィッツジェラルド劇場で(2006/米)★5 ギャリソン・キーラーの業界人としての身ごなし・佇まいが素晴らしく、彼を軸にした芸達者のアンサンブルは最早神業レベル。何より思いやりと暖かみが全篇を被う。緩やかなズームとパンを併用したカメラにさえ愛が宿ったかのよう。編集のキレにも唸った。 (けにろん)[投票(8)]
今宵、フィッツジェラルド劇場で(2006/米)★5 終焉、すなわち死の映画でありながら湿っぽさなど微塵もなく、ステージという日常をあっ気らかんと楽しむ人生のベテランたち。青春が可能性と不安と焦燥の狭間を生きることだとしたら、老練とは想い出の中を経験に裏打ちされた自信とともに生き続けることなのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(9)]
淑女と髯(1931/日)★3 岡田時彦は、斎藤達雄笠置衆など小津ワールドの本流パラダイムにある男優と全く対蹠的で、世界を根底から覆す過剰さと美しさにみちた男優だと思う。なにか不穏、なにか不安定なのだ。 (ジェリー)[投票(2)]
淑女と髯(1931/日)★4 今見ることができる岡田時彦の映画は実は数本しかないと思うのだが、この俳優の素晴らしさを一番伝えている映画が本作かもしれない。端正なルックスと類いまれなるコメディセンスの共存。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
フレンチ・カンカン(1955/仏)★5 あまりにも幸せすぎて、カンカンのシーンで涙が溢れた。 [review] (tomcot)[投票(4)]
フレンチ・カンカン(1955/仏)★5 俺にとって映画とは”ジャンプ”であり、芸術だろうがエンタメだろうが、それが出来ているか否か、出来るか否かが重要なのである。これは至高の芸の数々が、究極の演出のもと撮り収められた至福の映像作品。ルノワールの重層的・立体的画面造型、その躍動感にひたすら酔いしれるべし。 [review] (町田)[投票(4)]
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)★5 少しずつ打ち解けていくスティーヴ・カレルの抑制の効いた演技が素晴らしい。アラン・アーキンも賞納得の演技。家族で車を押すシーンが全ての象徴。各人の個性が見事に立っていて、バラバラでも繋がっている、どこにでもいる家族のどこにでもありそうな物語。そこが良い。 (tkcrows)[投票(1)]
列車の到着(1895/仏)★3 斜めなのが偉い。 (mal)[投票(2)]