町田さんのお気に入りコメント(2/70)
真昼の暗黒(1956/日) | 橋本忍の脚本は切れ味良く、映画としては文句無く面白い。ただそれ以上に怖い映画でもある。否、良くも悪くも「映画」を「道具」として使う怖さ、その影響力が恐ろしいのだ。 [review] (sawa:38) | [投票(4)] |
旅芸人の記録(1975/ギリシャ) | review] (Kavalier) | 作品に持ち込まれた「神話」は物語に骨組みを与えるが、作品を一元的な要素に還元してしまうことにもなりかねない。ポストモダニズムの作家たちはこうして神話的構造を持つ作品に対して論評を行った。 [[投票(2)] |
恋の秋(1998/仏) | けにろん) | 一見充足した人生に見えても人は皆本質的には孤独に苛まれ続ける。5人の男女の変幻自在な組み合わせの妙が産み出す全く予測のつかない正真正銘のドラマの醍醐味。均等に描かれた5人から抽出された1人がラストの落としどころとしてビンゴ! ([投票(2)] |
恋の秋(1998/仏) | 天河屋) | 口当たり良く味わいも深い、そしてこの瑞々しさ! ([投票(1)] |
恋の秋(1998/仏) | ジャイアント白田) | ゴダール率いる討論じみた学生でも作れそうな退屈系フランス映画が嫌いな人が見ればフランス映画の見方を優しく易しく変えてくれそうな毎年秋に見たい逸品。 ([投票(2)] |
M(1931/独) | review] (tomcot) | サイレントで散々面白いことをやってきたあげく、トーキー第一作目にこんな大傑作をつくってしまったフリッツ・ラングに感服。映画の神髄を知り尽くしているという感じ。 [[投票(1)] |
ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日) | けにろん) | カスター大虐殺に立ち会いウィンチェスター社を指弾する男が遙か最果ての国とは言え近代武装化の一翼を担う、又英語を取得し進取の気性に富む男が近代化に反旗を翻す。こういうアンビバレンツな感情機微を十全に描けてないから、ラストがどっちらけに白ける。 ([投票(8)] |
スクラップ・ヘブン(2005/日) | review] (ぽんしゅう) | まだら模様の復讐心。つかの間の連帯しか持ち得ないその反抗心の温度差こそが、討つべき敵が世間というバリアの向うに散在し、面として捉えらえきれず、己の内なる苦悩として個的に抱え込まざるを得ない現代の若者たちの痛みなのだ。 [[投票(6)] |
やさぐれ姐御伝 総括リンチ(1973/日) | 太陽と戦慄) | タイトルも意味不明なら内容も意味不明!素っ裸での立ち回り、目潰し連発、「そんなところにヤクが隠せるのか?」と突っ込み入れつつも、アクションシーンにおけるハイテンション演出&卓越した色彩感覚に痺れまくり! ([投票(1)] |
ウィスキー(2004/ウルグアイ=アルゼンチン=独=スペイン) | review] (グラント・リー・バッファロー) | 男と女、靴下工場。 [[投票(3)] |
アレクサンドル・ネフスキー(1938/露) | 24) | トーキーになって映像の力が弱まったような気がする。音楽が雰囲気を煽っているが、冗漫なのは否めない。戦闘シーンは非常に迫力があるものの長すぎる。 ([投票(1)] |
戦艦ポチョムキン(1925/露) | は津美) | 共産主義思想だとか、映画史上の価値とか、そんな事は全部無視して、この身震いがするような強大なエネルギーの渦にまきこまれよう。 ([投票(4)] |
戦艦ポチョムキン(1925/露) | けにろん) | フィルムに写し取った被写体が予め持つものだけが意味を持ち得た時代に、断片を組み合わせて意味を構築するという数百歩すすんだ発想。そして、オリジナルは伊達じゃない。教科書的な文法のみでは到底説明し切れない強烈なエモーションがある。 ([投票(1)] |
シン・シティ(2005/米) | review] (セント) | いやあ、かなり面白かった。すこぶる楽しませてもらった。これがアメリカ映画、だなんて、し、信じられない、、。 [[投票(2)] |
シン・シティ(2005/米) | ロドリゲスの様式演出が又いちいち漫画的に決まってる。 (けにろん) | 徹底してマッチョな騎士道精神を描くことで一貫しており、容赦のない絶対悪を設定してのサディスティック・バイオレンスに呵責が無いことも一貫している。漫画的幼児性も漫画なのだから納得させられ[投票(9)] |
シン・シティ(2005/米) | mal) | 「女」という共通の動機を持つ心優しき男たち。全ての女は貴婦人なのだ。 ([投票(2)] |
ジャイアンツ(1956/米) | ジェームズ・ディーンもまた素晴らしい。 (ドド) | 広野にそびえる1本の木が風に揺られ年を重ねるごとに太くなり強く根を張っていくような、そんな力強い家族の物語。その存在感に我武者羅に1人で抵抗する[投票(4)] |
ジャイアンツ(1956/米) | ぽんしゅう) | 南部と東部、牧場主と使用人、テキサス人とメキシコ人とういギャップを、押し寄せる工業化の波がいつの間にか飲み込んでいく。何が変わって、何が変わらなかったのか。30年にわたるテキサスの名門家三代の歴史の中に、20世紀前半のアメリカの縮図が見える。 ([投票(3)] |
最後のブルース・リー ドラゴンへの道(1972/香港) | これで最後) | ブルース・リーは卓越した映画作家でもあることを証明した。 ([投票(1)] |
薔薇の葬列(1969/日) | ゲバゲバ90分』に近づく。若きピーターの美貌に0・5点上乗せ。 (水那岐) | 60年代のサイケムーヴメントの徒花として在るだけの逆説的オイディプス劇。これがシリアスなゲイの描写でない以上、画面は限りなく『[投票(3)] |