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3819695さんのお気に入りコメント(22/180)

おくりびと(2008/日)★3 納棺士の仕事ぶり、そして自分自身が送る側・送られる側として「死」という逃れられない運命を考えさせられた。題材としては有意義、でも映画(特に作劇)としては微妙だった、、、 [review] (クワドラAS)[投票(4)]
流れる(1956/日)★4 ナルセ映画のひとつの極北だが、代表作だとは思わない。渋すぎる。 [review] (寒山拾得)[投票(5)]
15時17分、パリ行き(2018/米)★3 映画には達者な演技なんて全然必要じゃないのは、リュミエールの頃から分かっていることだ。素人ばかりを主要な配役に起用している映画なんて数多あるし、正直私は、ジュディ・グリア(スペンサーの母親)やジェナ・フィッシャー(アレクの母親)といった玄人俳優の演技よりも、主演3人の若者の方がずっと好感が持てる。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
15時17分、パリ行き(2018/米)★4 ここのところ実録映画ばかり連作しているイーストウッド監督。今度はぼんやりした若者達が旅先で武勲を上げる物語だ。この映画を見ていて、日本の満員電車でせかせかイライラ生きている自分の姿を改めようと思ったので、どんな効用があるかわからないものだ。「自撮り棒は最高だな」のセリフを言う一連のシーンが非常に和んで面白い。 (サイモン64)[投票(2)]
15時17分、パリ行き(2018/米)★4 原作者と映画との関係のありかたが一挙に革新された。ワンアンドオンリーの形だろう。実録をフィクション視してきた我々の眠った脳をがつんとぶったたく。美談の陰にある凡談を丹念に描きながら、このなんという温かさ。このあと原作者たちはどうなっていくのか、余韻は尽きない。 (ジェリー)[投票(3)]
15時17分、パリ行き(2018/米)★4 英雄といえども、実はごく普通の人間でしかない。が、やはり選ばれた人間だからこそ英雄になれるのだ。 [review] (緑雨)[投票(7)]
港町(2018/日=米)★5 主役のお婆さん、町内に必ず一人はいるような煙たがられるタイプなのだ。映画は彼女の饒舌を延々記録する。これは画期的だろう。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
乱れ雲(1967/日)★5 司葉子の目力、眼差しの地獄、構図のせめぎ合い、森光子の奔放、加害者理解の理想、踏切のシグナル、南部牛追唄、ラホール、タケミツのニーノ・ロータ。 [review] (寒山拾得)[投票(5)]
オカルト(2008/日)★4 ジャンル映画に於けるモキュメンタリーの到達点と言ってもいいほどの迫真性。宇野祥平の演じて無い感を筆頭に、一つの視点から時代の気分を汲み取る事に成功してる。ラストはあの様に(あの世うに)するしかなかったろうし、あれでいいと思う。 [review] (クワドラAS)[投票(1)]
ぼくの伯父さん(1958/仏=伊)★5 一芸だけを只管な拘りと信念で繰り返し続けた孤高の作家の理想的到達点。独善的な文明批判と潔癖主義なユーモアは軽妙な音楽と膨よかな色彩で丸められ、更に少年視線によって客体化される。ある意味、無欲な享楽や逆しまな愚鈍はファシズムと紙一重なのだが。 (けにろん)[投票(1)]
レザボア・ドッグス(1992/米)★5 以降に後続する同種映画を一斉に「陽気と狂気」の多重人格のプロトタイプに画一化してしまった恐るべきキャラの立たせ方こそ完璧にオリジナル。だが、それは一方でカイテルロスに反映された反オタクで健全な狭義を軸に置いてるからこそ成立する。 (けにろん)[投票(2)]
キッド(1921/米)★5 問答無用のジャンルオリジナルであり全ての追随者に踏襲された原点であるにも拘らず不可侵の高みを堅持する。ある意味不純物ゼロの絶対映画。クーガン坊やの巧いことったら神懸り的でエゴイストチャップリンが自分が喰われること覚悟で撮った唯一作。 (けにろん)[投票(2)]
宗方姉妹(1950/日)★4 山村聰と凸ちゃんに驚嘆する映画(含原作のネタバレ) [review] (寒山拾得)[投票(4)]
ウィークエンド(1967/仏=伊)★5 美しくて愉しくて毒々しい。連発されるB級アクションをミゾグチ直系の流麗な構図で捉える、という方法論自体が画期的なのだと思う。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
ラスト・ワルツ(1978/米)★3 数十年ぶりに再見。驚いたのカメラワークの貧弱さ。観ていて楽しくないのです。当時の撮影機材の機動力の限界のせいとも言い切れず、R・ロバートソンのアップ顔ばかりでミュージシャンが楽器を奏でるというアクションへの関心やリスペクトが足りないからだと思う。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
崖(1955/伊)★4 なにかと散漫だがフェリーニらしさが端々で輝いており、嫌いになれない作品。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
ゲット・アウト(2017/米)★3 主人公のダチの空港保安部員が非常にまともな野郎で、異常な状況下でも彼に電話すると安心できる。しかしこの映画なら、そのような安心さえ奪うべきではなかったのかとも思う。 [review] (ペンクロフ)[投票(5)]
カメレオン(2008/日)★4 多少無茶な展開を見せるもののこれは映画的とも言え、監督の遊戯っぷりはダンシングカースタントや必殺仕置き人風テーマが流れるガンアクション、特に藤原竜也に顕著で彼の意外な身のこなしのスマートさも相まって好感触。華奢で童顔だけど声は渋めなのもいい。総じて快適な虚構感の中に、権力側の隠蔽体質だけは妙にリアル。 (クワドラAS)[投票(2)]
祖谷物語 おくのひと(2013/日)★4 たっぷりと時間を使った冒頭のタイトルロールは、観客のリアル時間を徐々に山を流れるゆったりとした仮想時間へと導く。宮崎駿作品のヒロインのような身体能力の高さに裏付けられ、「斜面」を登り、降りる武田梨奈の身のこなしの美しくたくましいこと。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
雨に唄えば(1952/米)★5 タップ、ダンスのことは全然詳しくないけどジーンケリーの天賦はあの長い腕、大きな掌じゃなかろうか?なんと見栄えのいい!楽しい!楽しい! [review] (週一本)[投票(2)]