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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(2007/日) | review] (蒼井ゆう21) | 剥き出しの出来事に対して、安易な物語化を拒否し、それに向き合うための「勇気」を持つということ。 [[投票(3)] |
エンド・オブ・ホワイトハウス(2013/米) | ダイ・ハード』展開が透けてくると一気に冷めた。1人のヒーローと能無し上層部。お決まりのお膳立てが誂えたアメリカ賛歌は虚しい。 (けにろん) | 自国中枢を白昼蹂躙される。覚悟を決めたテロルの呵責無いジェノサイド。ナウな時代感覚で掴みは良かったのだが、まんま『[投票(3)] |
アラバマ物語(1962/米) | review] (ゑぎ) | ペックのオスカー受賞作。しかもアメリカ映画史に残るヒーロー像とされている、なんてとんでもなく私には合わない代物かと食わず嫌いというか偏見というかがあったのですが、悪くはないですね。 [[投票(3)] |
Dr.パルナサスの鏡(2009/英=カナダ) | ぽんしゅう) | 移動式の見世物小屋の造形と、非定住者としてのあてのない「さすらい感」がいい。さすらうといっても、鏡の幻想界との対比からだろうか、その範囲がロンドンの街中だけに限定されているのがセコくて泣かせる。意味なきイケメン・オンパレードはアイディア倒れ。 ([投票(1)] |
ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う(2010/日) | 佐藤寛子には荷が重い。あれでは東風万智子の方が「天使」に見えてしまう。 (赤い戦車) | 強烈な逆光によって黒い影と化した女優陣の佇まいが素晴らしい。事務所、バー、石切場、いずれもその「広さ」が登場人物の寂しさを際立たせる。ネオンなど照明も全編素晴らしい。ただしカメラアングルはちと凝り過ぎか。ラスト前の長いモノローグも[投票(1)] |
チャップリンの 黄金狂時代(1925/米) | チャップリンの真顔ボケ(無痛・無感覚)は時に狂気的なレベルに至り、目が離せない。尾行する熊のきぐるみのおとぼけ佇まい等愛せる要素多数で、コッペパンダンスは劣悪なモノクロ画像の中でこそ輝いている。 [review] (DSCH) | 肝のロマンスは丸きり童貞コントだが、だからこそのきっつい哀切さが「寒さ」の中で胸を締め上げる。また、「食欲」のグロテスクなど、[投票(2)] |
ヒミズ(2011/日) | review] (寒山拾得) | 無根拠な「がんばれ」 [[投票(4)] |
死刑執行人もまた死す(1943/米) | KEI) | ナチ総督暗殺後犯人は如何に逃げるか―から始まるなんて、ストーリーテラーのラングはやはり上手い。ゲシュタポ対レジスタンスの虚々実々の駆け引きであくびをする間もなく迎えるのは最後の大どんでん返し。と、一気読みではなく“一気見”だ。 ([投票(1)] |
藁の楯(2013/日) | 松嶋・永山に新味があった。 (けにろん) | 中盤以降も再三に屑野郎を命を賭して守ることの是非が問われるが今更感が拭えず、映画はもっと異なる命題を俎上に載せて欲しかった。新幹線の疾走感も相俟りアップ多用で護送チーム内の確執が火花を散らす前半は魅せる。[投票(5)] |
レ・ミゼラブル(2012/英) | トム・フーパーの演出は全く映画的でない。アップカット多すぎ。ただでさえダンスの無いミュージカルなのに、あれでは動きも無く、画面に魅力が生まれない。どうして引きの画を見せてくれないのか。 [review] (緑雨) | [投票(5)] |
レ・ミゼラブル(2012/英) | トム・フーパーによる、これでもかというくらいのアップ演出が、自分には役者への覚悟を求めているかのように受け取れて、むしろ心地よかった。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
ザ・マスター(2012/米) | 岡本喜八の『肉弾』と通じるものを感じた。 [review] (緑雨) | 哀しき人生のロードムービー。最初と最後の海岸のシーンには、[投票(3)] |
ザ・マスター(2012/米) | review] (ペペロンチーノ) | 文学的すぎる。危険な兆候だ。 [[投票(6)] |
ザ・マスター(2012/米) | review] (セント) | ホアキン・フェニックスって個性的で、古代の伎楽面に似た大きな鼻が特徴の特異な顔をしています。全編出づっぱりなので、ほとほと疲れます。兄貴とどうしてこんなに違うんだろうとか、作品と全く関係のないこともつい考えてしまいます。 [[投票(3)] |
はじまりのみち(2013/日) | 原恵一はシンプルな構成と律儀な演出により、目に見えない「気持ち」をカタチにすることに成功している。 (ぽんしゅう) | 息子の、母の、映画作家の、観客の、そして原から木下恵介への素直な「思い」が感情過多に陥ることなく、ふつふつと程よいウェット感で伝わってくる。[投票(1)] |
ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜(2012/米) | review] (ゑぎ) | これもメチャクチャな手ぶれ画面でドキュメンタリー・タッチを装うが、実は相当にファンタジックな内容だ。 [[投票(2)] |
ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜(2012/米) | ぽんしゅう) | 手持ちカメラとジャンプしまくるカット。粗削りなタッチと、一挙手一投足が奇跡のように瑞々しい少女Q・ウォレスから生命力がほとばしる。バスタブの底を行進するように先導するラストショットの少女の、なんと凛々しいこと。高らかに奏でられる音楽も印象的。 ([投票(1)] |
ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜(2012/米) | 宮崎世界のエッセンスを嗅ぐのであるが、一方で少女が垣間見る大人世界の生臭さ。境界上で危うげに戸惑いつつアッケラカンと世界を制する少女に『ザジ』の転生身を重ねる。あざとさとの際どいバランス上で成立させた力技を感じる。 (けにろん) | 水没の町や破壊獣に又も[投票(2)] |
アンナ・カレーニナ(2012/英) | review] (ペペロンチーノ) | ジョー・ライトの映画はいつも「掴みはOK」 [[投票(1)] |
レディ・イン・ザ・ウォーター(2006/米) | pori) | ずっと、信仰の限界を突き詰めて来たシャマランがそれを突破した到達点。あるいはその為の思考実験。と思える。絶対的な上位構造ではなく、登場人物が自分で対象を生み出して行く過程。自分の人生の台本を外部に求めるのではなく、自分で生み出す。それが生きると云う事 ([投票(1)] |