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アイズ ワイド シャット(1999/米) | review] (緑雨) | 貫禄の冗長。貫禄の支離滅裂。「巨匠の時代」のクロージングを飾る。 [[投票(5)] |
空気人形(2009/日) | review] (緑雨) | 人形の哀しみ、人間の悲しみ。「孤独」と「性欲処理」のプリミティブな関係を赤裸々に描く敢闘精神は買いたい。 [[投票(4)] |
勝手にしやがれ!!英雄計画(1996/日) | アンゲロプロスばりの長回しから映画的興奮も存分に味わえる、単なるプログラムピクチャーの枠を超えた傑作。幼稚な正義漢を演じる寺島進が不思議なハマり役。 (太陽と戦慄) | 随所に挿入される哲学めいた会話のやり取りが面白く、巧みなカット繋ぎや[投票(2)] |
勝手にしやがれ!!黄金計画(1996/日) | 藤谷美紀が可愛い。彼女に振り回される哀川&前田のコンビも可愛い。この作品自体、全体的になんだか可愛い印象がある。あの黒沢清がこんな可愛い映画を撮っていたことに感動する。 [review] (太陽と戦慄) | 不思議チャンなヒロイン・[投票(3)] |
時をかける少女(2006/日) | review] (緑雨) | SFとしての整合性にこだわることなく、同一の事物や風景・構図をスピーディかつ複雑にリフレインさせることで、タイムリープ感を魅力ある映像で表現することに成功している。 [[投票(2)] |
ラビット・ホール(2010/米) | J・C・ミッチェルらしい優しさに満ちている。 (けにろん) | 失われた絆のドラマとして痛々しさが横溢し、実家や集会といった作劇上の付加要因も完璧に機能する。だが、真に斬新なのは加害者少年の在り方で、その錯綜する想いの絡まり合いが解れて提される微かな光明は[投票(1)] |
ブラック・スワン(2010/米) | disjunctive) | ヴァンサン・カッセルのエロ顔が、アトラクションのように心許ない譫妄に詩趣を与えている。セーターを首に巻いて登場する所からキレているが、合法セクハラでもあり修行でもあるような不可視の官能に踏み入れた時、ナタリーの八の字眉は痛みある自足へ至る。 ([投票(2)] |
わたしを離さないで(2010/英=米) | review] (disjunctive) | 男に寄せられる斟酌なき好意が、キャリーの恋愛を母性愛として装わせる(なぜこの男に惚れるのか?)。男に潜む知慮が見出された時、同情を愛へと構成すべく、キャリーのタヌキのように愛らしい体躯が、蒼白な太陽の下、回顧的に転がり始める。 [[投票(2)] |
宗方姉妹(1950/日) | review] (disjunctive) | 失う物をなくした大人たちが陽気に爆弾を放り合う。殊に、死期の近いことをにこやかに語って周囲を脅しながらゾンビ化する笠の前では、せっかくの絹代と山村聰の肉弾戦も霞む。高峰への言葉責めも鬼畜。 [[投票(2)] |
コンテイジョン(2011/米) | review] (おーい粗茶) | 「いとも簡単に」なモデルに「なすべきをなす」システムを淡々と描く。そのテーマの表現に叙情を廃した監督独自のタッチはあっていると思うのだが、じゃこれが現実に起こっている出来事とした場合、「描く場所はそこなの?」って気もしてしまう。 [[投票(3)] |
赤ちゃん教育(1938/米) | ぽんしゅう) | 同時代のハリウッド女優に比べて、客に媚がないぶんC・ヘップバーンのエキセントリックさは可愛さを通り越して随所に刃物のような鋭さを見せる。この喜劇がどこかスリリングなのは、ホークスの仕掛けやC・グラントの思惑を半歩踏み超え彼女がはみ出すからだ。 ([投票(3)] |
アフリカの女王(1951/英=米) | キャサリン・ヘップバーンとハンフリー・ボガードのいささかわざとらしいキャラクター作り。そして、何と言ってもスタンダードのカラー画面。 (ぽんしゅう) | この映画のチャーミングなところ。「女王」という名を冠せられた小船の造形。その狭苦しい船上に慎ましく納まる[投票(1)] |
幕末太陽傳(1957/日) | review] (3WA.C) | かつて後楽園ホールの名物だった「バルコニーでの攻防」 原点はコレだったのか!(違) [[投票(1)] |
あぜ道のダンディ(2011/日) | review] (chokobo) | 男にも更年期というのがあるそうです。(2011/12/30) [[投票(1)] |
キートンの大列車追跡(1926/米) | review] (KEI) | 列車の追跡だけでこれだけの面白いものが作れる。昨今の映画は列車というと屋根上しか利用していないのではないか。そして、この作品はそれだけではない。 [[投票(2)] |
キートンの恋愛三代記(1923/米) | review] (KEI) | 決してイケメンではない。背が低く面長の不格好な男だ。ヘラヘラ笑わなくて真面目そうだが、そうではない。結構ズルい男だ。時に一生懸命やっているが失敗は多い。そんなキートン演じる男って今の21世紀の日本に居そうな男だといつも思う。さて、記念すべき長編第1作は・・・ [[投票(1)] |
SR サイタマノラッパー(2008/日) | review] (HW) | 「カモン、トムッ!!」 驚嘆すべきラスト。衒いのない迫真。質疑応答など、ともすれば拷問になりそうな長回しを苦しくも笑える場面にする演出は好感触。「道中で聴けって!」といった妙ゼリフ、ポスターに合掌などもよい。(2011.12.29) [[投票(6)] |
デイブレイカー(2009/豪=米) | マトリックス』よりも(単純)明快な現代的生と収奪の隠喩。手堅い映像にもかかわらず、血液爆死、ボウガン、やっぱりそうなるサム・ニール、と覆い隠しようもなく溢れ続けるB級感がたまらない。(2011.12.29) [review] (HW) | 吸血鬼に埋め尽くされた近未来、という『[投票(3)] |
血を吸うカメラ(1960/英) | review] (おーい粗茶) | 変質者のキャラ造型に隔世の感。 [[投票(1)] |
赤い靴(1948/英) | review] (くたー) | まるで熱病。出てくる人々が、ことごとく不可解な熱に浮かされているかのよう。まさに狂い咲きの傑作。 [[投票(6)] |