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週一本さんのお気に入りコメント(9/31)

沈黙 -サイレンス-(2016/米)★3 もとより、マーティン・スコセッシは華麗なテクニックの持ち主だが、本作で見せる才気には一部違和感を覚える。特に、私にはパンニングの品の無さが目に付く。それは、題材に対する技巧の選択の整合という意味での違和感なのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ジョーカー(2019/米)★4 笑いはすべての感情の頂にあると聞いたことがある。泣き笑い。怒り笑い。アーサーの顔に浮かぶ笑顔の裏にはどの感情があるのだろう。だからこそ怖い。 [review] (deenity)[投票(3)]
ジョーカー(2019/米)★3 重厚な作りで映像も時々きまってるんだけど [review] (ぱーこ)[投票(6)]
ジョーカー(2019/米)★5 徹底的に、執拗に繰り返される問い。Why are you so serious? あるいはWhat is so funny?「笑い」は混沌に突き落とされ、相対化され、脱構築される。彼を狂っていると言えるのか。なあ?笑えるだろ?「笑えよ。」 [review] (DSCH)[投票(7)]
ジョーカー(2019/米)★4 部屋、エレベーター、街中ですら狭い閉塞感と息苦しい画面。広い場所が全く無い孤独。冴えまくってる演出。これホントにトッド・フィリップス?と思ったら。。 89/100 [review] (たろ)[投票(5)]
ジョーカー(2019/米)★4 このジョーカーがバットマンと闘っている姿が想像できない。 [review] (tkcrows)[投票(16)]
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)★4 こう言っては失礼だが、意外とまともに丁寧にオーソドックスに作った映画です。いつもの粗さもほとんど見られず、いい意味でタランティーノらしくないね。 [review] (セント)[投票(3)]
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)★4 タランティーノによる、ハリウッドの夢継承のための、ハリウッド的勧善懲悪による、ハリウッド史の善意の改ざん。居場所をなくした影武者クリフ(ブラッド・ピット)は最後に用意された花道で、与えられた役割どおり、あのときの“終幕”を力ずくで引き直す。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
東京流れ者(1966/日)★2 体裁だけの物語が浅薄であることは仕方ないとは言え、どこか僅かでも肩入れする思いが作り手に無けりゃ観る者は道化みたいなもんだ。キッチュな装置と設定は仄かに泥臭く弾けそこねており、結局はダラなヘタウマ映画に成り果てている。 (けにろん)[投票(3)]
東京流れ者(1966/日)★4 歌なんか歌ってんじゃねえよ!覚えちまったじゃねえか! (かるめら)[投票(4)]
トイ・ストーリー4(2019/米)★4 人間から愛されることに、あるいは逆に、人間を癒すということに、玩具がこれだけ執心しているという設定は、私にはちょっと付いていけないレベルなのだが、そう思わせておいての、ラストのウディの選択、という作劇上の戦略が見事に決まるのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)★5 冒頭近くのインタビューシーン。西部劇のセット。酒場かなんかの前の通路で、俳優・レオナルド・ディカプリオと、そのスタントダブルであるブラッド・ピットがインタビューされる設定なのだが、まず、この場面に違和感を覚える。 [review] (ゑぎ)[投票(11)]
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)★4 [ネタバレ?(Y2:N5)] 芯のないお話の傍流を濃密な演出(頻出する歩行する脚のカットや馬の疾走、車で街を流す画やクレーンショットの数々。映画が盛り上がる)で描き、演技論を語る少女(2回あるアップの美しさ!)やヒッチハイカーとの会話など何気ない場面も飽きさせない。今回はアルトマンの流儀できたかと思わせる。忘れた頃に出てくる火炎放射器に爆笑。 (赤い戦車)[投票(4)]
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)★4 いつもながら、冗舌なお喋りに長時間付き合わされた感。愉しく一時を過ごしたんだけど、後には何も残らない。この隙のない冗長さみたいなものがお喋りの楽しさ・魅力かな。 [review] (G31)[投票(1)]
ウエスタン(1969/米=伊)★5 誠実さに裏付けられた不遜さというレオーネの特質が最もよく現れた、『続 夕陽のガンマン』と並ぶ最高作。誠実さというのは全シーンをとことんまで面白くしようとする態度のこと。不遜さについては作品を見れば明らかだろう。たとえば、映画が始まって一時間経過してもほとんど物語が進んでいないという「あるまじき」語り方! [review] (3819695)[投票(8)]
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)★4 レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットという豪華二大スター競演で、まさに「こういう二人が見たかった」という映画に仕上げたタランティーノは、映画ファンを代表する映画監督と言ってもいいと思う。 [review] (シーチキン)[投票(8)]
スリー・ビルボード(2017/米=英)★4 世界には不条理と怒りが溢れている。その己の中の「怒り」を、ないことにするでもなく、捻じ曲げるでもなく、忘却するでもなく、あるがままに、飲み込み、「付き合っていく」。どんなに苦しく滑稽なあがきでも、望んだ結果を得られなくとも、そう生きていくほかない、ということか。 真摯な達観に至るロックウェルの表情が絶妙。 [review] (DSCH)[投票(6)]
運び屋(2018/米)★3 “今の”イーストウッドだからこそ作れた作品。ちゃんとその年代だから作れる役だった。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
ラブレス(2017/露=仏=独=ベルギー)★5 これも恐るべき傑作。この厳しい作劇は、キャラクターに対して、と云うよりも、観客に対する厳しさだ。また、カメラの移動と寄り引きが相変わらず見事で一瞬もテンションが弛緩しない。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
トイ・ストーリー4(2019/米)★4 武士道は何百年にも渡る侍たちの生き様が作り出したとして、おもちゃ道はウッディがほぼ1人(1体?)で切り開いたと言っていんでないかい。 [review] (G31)[投票(2)]