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週一本さんのお気に入りコメント(28/31)

お早よう(1959/日)★5 全面的なオープンセットの使用によって、小津の幾何学的な空間構築はここで頂点を極める。 [review] (3819695)[投票(2)]
レスラー(2008/米=仏)★5 ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソンは、世間的には「過去の男」であり、言うなれば「レスラーとしての今」しか生きられない男だ。しかし彼自身は、決して「過去の男」として生きたりしていない。確実に「レスラーとしての今」を生きている。そこが泣ける。 [review] (ナム太郎)[投票(5)]
スケアクロウ(1973/米)★5 混沌としてきた時代の中でゴミのような2人の希望が儚く切ない絶妙なEXCELLENTムービー [review] (junojuna)[投票(3)]
続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966/伊)★5 どえらい面白い。とりわけ墓地に到着してからは全ショットが途方もない面白さ。面白すぎて失神する。墓地を駆け回るイーライ・ウォラック(若干女走り気味)を捉えた望遠ショットの見事さよ! [review] (3819695)[投票(4)]
ロッキー2(1978/米)★3 弱者が強者に勝つ。映画が追い続ける永遠の夢。それを観客の中で現実の物と出来るのか、おとぎ話としてしまうのか?その勝負は非情だ。ボクシングのように。前作で針の穴を通すような奇跡で勝利をもぎ取ったロッキーは、ここで敗れる。物語の顛末とは逆に。 (pori)[投票(1)]
アパートの鍵貸します(1960/米)★4 ギブ・アンド・テイクで役職たちに利用されてきた男は、最後に何かを射止めたのだろうか。イブの夜に突きつけたNOは、彼女の決断をうながしはしたが、解き放たれた彼女の思いは嬉々として男の恋心を跳び越えた、ようにも見える。またしても利用された心優しき男? (ぽんしゅう)[投票(1)]
ソーシャル・ネットワーク(2010/米)★3 「広告はクールじゃない」つまりCinemaScapeはクール。 (黒魔羅)[投票(16)]
ファイト・クラブ(1999/米)★0 皮肉屋の薄ら笑いと、去勢された犬どもの血と痛みを求める遠吠え。唾を吐いて罵声を浴びせることもできそうだったが、わたしは抱き付いてキスをして流れるその血の味を知りたいと思った。 [review] (movableinferno)[投票(1)]
ロング・グッドバイ(1973/米)★4 猫をめぐるチンタラした「つかみ」が絶品。一見、無駄に感じる語りの冗長さが探偵の行動リズムとなって展開から目が離せなくなる。そして、有無を言わさぬ物語からの強烈なつき離し。寄り道が多そうでいて、感情より行動という簡潔さは堅持。正にハードボイルド。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
ウエスタン(1969/米=伊)★4 たっぷりと時間を費やした「動かざる美学」が生む緊張感。時間の無限性を駆使してスクリーンに夢幻の時間を作り出すこと。そして「速さ」を追求するのではなく「速度」を司ることが活劇なのだと、この贅沢な間(ま)が実証する。史上、最も緩慢なアクション映画。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
パープル・レイン(1984/米)★4 祝!Prince 殿下カムバック!"Rainbow Children"リリース記念!(2.6.2002) ―a love letter from a former eccentric & narcissistic rainbow child [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(8)]
ロング・グッドバイ(1973/米)★4 プロットだけ採り上げればまったくつまらない探偵モノなのだが、それでもこんなにカッコよくって印象深い映画になるのだ。冒頭、深夜にキャットフードが切れて買いに行くというだけのエピソードでも目が離せないんだから。 [review] (緑雨)[投票(7)]
ロング・グッドバイ(1973/米)★4 猫ちゃんは演技じゃなくて本当にエリオット・グールドが大好きなんだと思う。 (ドド)[投票(3)]
ブロンコ・ビリー(1980/米)★5 涙なくしては見れない映画、少ない観客の前で演ずる消えてゆくウェスターンショウ、哀感の思いでストーリーは進む、という映画かと思ったら、ちょっと違うようだ。 [review] (KEI)[投票(4)]
ブロンコ・ビリー(1980/米)★3 幻想のアメリカの、無残さと滑稽さと、その苦味から滲み出るような、優しい甘さ。 [review] (煽尼采)[投票(4)]
ストリート・オブ・ファイヤー(1984/米)★5 浚われた姫奪回劇という古典モチーフを復古するに衒いのないアホ直情が全篇を支配。ロックンロール寓話の字幕に誘われ最高潮のロック歌謡ショーが幕開き、ワイプ多用の冒頭30分に持っていかれる。ヒル演出も馬脚を現さずラストまでテンションを保つ。 (けにろん)[投票(1)]
ドラえもん のび太の恐竜(1980/日)★4 立川南口にまだ映画館のあった頃、子どもらだけで見に行った。そのこと自体が冒険だった。 [review] (G31)[投票(1)]
ミリオンダラー・ベイビー(2004/米)★4 イーストウッドはこう要求したという――「黒をもっと黒くできないか」。この闇には、人の体温が宿っている。深い陰影によって表情が際立ち、表情が影に隠れることで観客の想像力を刺激し、闇が、場の空気と登場人物を一体化する。「黒」による、画面の彫琢。 [review] (煽尼采)[投票(4)]
ゾディアック(2007/米)★3 なんともとらえどころのない映画だ。 [review] (3819695)[投票(1)]
塀の中のジュリアス・シーザー(2012/伊)★4 久々のタヴィアーニ作品。そしてベルリングランプリ作品と来ればいそいそ映画館にも出かけたくなる。館内は年齢もさまざまな映画ファンが今かとその時を待っている風だ。 [review] (セント)[投票(1)]