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週一本さんのお気に入りコメント(29/32)

塀の中のジュリアス・シーザー(2012/伊)★4 久々のタヴィアーニ作品。そしてベルリングランプリ作品と来ればいそいそ映画館にも出かけたくなる。館内は年齢もさまざまな映画ファンが今かとその時を待っている風だ。 [review] (セント)[投票(1)]
ホワイトハンター ブラックハート(1990/米)★4 弱い心の持ち主だからこそイーストウッドは格好いい。躊躇うだけの脆さを持つ者は現実では敗者となる。しかしそこから彼の高貴なるお伽話は始まる。美しき反撃は開始されるのだ。 [review] ()[投票(5)]
ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013/米)★4 やってることは『グッド・フェローズ』からなんも変わってないのに、この面白さはどうだ。ごみ屑野郎どもと言ってしまえばそれまでの群像をなおも執拗に追いかけるスコセッシの人間観を、本当にスルーできるか? [review] (kiona)[投票(3)]
地獄の黙示録(1979/米)★5 誰かが言っていました、「『ラピュタ』と『黙示録』は何回見てもいいけど、どっちかっつったら『黙示』の方がいいな」って。 (Kafka)[投票(1)]
ノーカントリー(2007/米)★4 一切語られない銃規制について [review] (寒山拾得)[投票(5)]
プライベート・ライアン(1998/米)★3 ヴィジュアルメイキングの技術的達成に徹しきれない甘さでSO-SO [review] (junojuna)[投票(1)]
その男、凶暴につき(1989/日)★4 ギャグと恐怖の境界線で暴力を爪先立ちさせる無敵の手腕を感じさせる。わずかに(ここ重要)不気味なコント寄りの前半から真性の暴力に至る後半への匙加減の繊細さと危うさに鼓動が早くなる。生きたいでも死にたいでも殺したいでも殺されたいでもない、あるいはそれら全てのような、濃密な空虚の気分。逆光で武を捉えるカメラの禍々しさには黒沢清もビックリだろう。 (DSCH)[投票(5)]
シャッターアイランド(2010/米)★4 あざとくない程度に、(観客の目に見える)現実が幻想的。このさじ加減って相当難しいんじゃないかと思うんだけど。(レビューは『カッコーの巣の上で』のネタバレも含みます) [review] (はしぼそがらす)[投票(5)]
マイレージ、マイライフ(2009/米)★4 確かにライアン(ジョージ・クルーニー)が説くように、結婚や家族には煩わしさがつきまとうのも事実であり、背負わなくて済むならそれもまた善しだ。ここで提起されるのは、そんな個人の価値感に根ざした幸福論ではなく、今、失われつつある敬意と礼節についてだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
道(1954/伊)★5 この作品がすばらしいと感じる人はみな、ザンバノとジェルソミーナ、この2人の本質的な「たましい」の間で行きつ戻りつする。永遠にどこかに留まることはないだろう。 (takud-osaka)[投票(3)]
バットマン・リターンズ(1992/米)★5 人間は愛する人がいなくても、誰かを愛したいと欲する。人間は憎む相手がいなくとも、誰かを憎みたいと欲する。君と僕はおんなじだ。同じようにどこかが欠けていて、他の何かで埋め合わせたいといつも願ってる。 (kiona)[投票(5)]
エクスペンダブルズ2(2012/米)★4 祭りだ。 (らーふる当番)[投票(1)]
ザ・マスター(2012/米)★3 時代の不安という気分の上に成立した「主と従」のどうしようもない不安定さ。常に逸脱の予感をはらむ従うべき者フレディと虚実のあわいに君臨する主ドッドの、引き合い、反発する磁場は確信犯的に曖昧で、映画は始めから終わりまで内向きの磁力に支配されている。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
エクスペンダブルズ2(2012/米)★5 お笑い芸人のバイきんぐじゃないけど、お前まだブチ込んでくるのか!と言いたい。それ位ブチ込まれた愛され俳優陣。 (Liz)[投票(1)]
ライフ・イズ・ビューティフル(1997/伊)★5 3.11直後、友人がこんな時代に娘を生まれさせてしまって申し訳ない、と言った。私はすぐにそれを否定した。どんな時代に生まれようが、幸せであるか否かとは関係ない。どんな世の中であれ、共に幸せに生きればいいのだ、と。それを言わせたのはもちろんこの映画だった。ベニーニは永遠の憧れだ。私に子はないが (pori)[投票(1)]
プラトーン(1986/米=英)★5 果てしない現場の記録。 [review] (pori)[投票(1)]
レスラー(2008/米=仏)★5 熱い男の信頼をドカンとぶつけてくる映画。 [review] (シーチキン)[投票(10)]
フェリーニのローマ(1972/伊)★5 幻想の都ローマの、光と影、虚と実、過去と現在。カメラワークとカット割り、被写体の魅力、陽気な騒々しさだけで構成されたエネルギッシュな映像。ローマの歴史とフェリーニの記憶、二つの過去。陽気さの影に漂う死とニヒリズムこそ、イメージの真の映写幕。 [review] (煽尼采)[投票(5)]
フェリーニのローマ(1972/伊)★3 この映画に熱中してスクリーンを観ていた自分の隣に座りたい。 [review] (ALPACA)[投票(6)]
ダークナイト(2008/米)★5 個人と大衆 [review] (山ちゃん)[投票(5)]