★3 | 桑野みゆきと川津祐介の在り方を支える作劇上の仕掛けとして久我美子と渡辺文雄の「青春」を持ってくる律儀な歴史感覚が大島渚。それにしてもこのラストカットを思いついたときはさぞ嬉しかったろう。ガッツ・ポーズのひとつも飛び出したろう。あるいはこのラストカットありきで物語をでっちあげたか。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★4 | みんな真面目だ。 (tomcot) | [投票(1)] |
★5 | 時代の表現ギリギリ。どのシーンを切っても美しい。今見ても決して古くない。 (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | 『日本の夜と霧』が、まさに閉塞スパイラルが起きる「その現場」を描いたとするならば、本作ではスパイラルの渦に巻き込まれた「その周辺」が描かれる。周辺とは戦後15年を経た日本社会であり、それは大島渚にとって挫折連鎖を生む闇の渦だったのだ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 大島渚って頭で考えた生き方を理想としていたんでしょうか? [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★2 | この頃量産された無軌道青春モノって映画も小説もホントつまらないよね。大映『処刑の部屋』(監督:市川崑 原作:石原慎太郎)も同じように退屈だったけど演技・演出はこれより数段上だった。孤軍奮闘してた久我美子が不憫。 (町田) | [投票(3)] |
★5 | タイトルに偽りなし。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★3 | 世間をなめきってたんだから、しょうがねえや。 (ガリガリ博士) | [投票] |
★3 | 大島渚28歳。『俺たちに明日はない』より7年も早いボニーとクライドの物語。あるいは総括映画の体をとったオイディプス。闘争映画だバカヤロー! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★2 | 体制的な全てを破壊し殉死するような覚悟はもとより論理的な立脚点も見受けられず、美人局の挙げ句の痴話喧嘩では萎える。太陽族映画の理想的帰結が虚無的な『ろくでなし』であったとすればこれは虚しく自壊した変革願望。川又昂のカメラが又良くない。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 今観ると鮮烈さは薄れてるだろうが、格好良さはちっとも古臭くないし、ラストは圧巻。久我美子が大島作品に出演って、何となくイメージ的に違和感。でも好演。桑野みゆきは下ぶくれだが、川津祐介は可愛い。見る影も無い渋谷や新宿の風景も、興味深い。['07.4.9DVD] (直人) | [投票(1)] |
★2 | 「何をカニみたいにプチプチ云っているんだ」なる川津の的確な科白以降、桑野みゆきの顔が蟹に見えて仕方がなくなる。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |