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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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青空娘(1957/日)************

★5観ながら「そうだ!」「Yes!」「御意!」と何度も画面に向かって言っていた。[Video] [review] (Yasu)[投票(6)]
★3題材の好き嫌いとは別の話であるが、鈍重なスケール感を極力廃し、場面転換の速さと画面にきらめきを与える風俗描写、若尾文子のスカートを膨らませる風の心地良さを大事にした佳作。ヒットした大衆歌謡曲に通じるような細やかな神経が行き届いている。 (ジェリー)[投票(3)]
★4美しい色彩と高低を活かした画面。単純だが力強い、明朗なプロット構成。本作こそ初期増村の最高作だろう。 [review] (ゑぎ)[投票]
★5シンデレラのストーリーそのものだが、若尾文子の若さ、元気さで、シンデレラのような湿っぽさはまるで感じさせない。 [review] (青山実花)[投票(3)]
★5決して単純に扱えるような題材ではないはずなのに、その高いハードルを楽々と越えていく増村保造の天才ぶりと、ポニー・テールの若尾文子を堪能する映画。久々に青空に向かって叫びたくなる、時代を超えた真の傑作。 [review] (ナム太郎)[投票(4)]
★4通俗という言葉を大衆を引きつけるという賞賛の意味で使うとするならば、この作品は日本的集団秩序を破壊すべく若尾文子という大衆を魅了するどこまでも個的な女の存在を使って、その甘えの構造に向けて放たれた増村保造による確信犯的通俗映画だ。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3なんか昔の大映ドラマの雰囲気が・・・。若尾文子はいいんだけど。 (buzz)[投票]
★5マエストロ増村が腑分けしてみせる、「日本のココがダメじゃん。悔い改めよ」映画。しかも、喜劇!!頭がイイヒトには、本当に敵わないなと心底思い知る。 [review] (ボイス母)[投票(2)]
★5沢村貞子に改心の「エーデル・ワイス」を期待したのは俺だけじゃないはず。抜群のテンポ感は一切の無駄を排そうという増村x白坂黄金コンビの相互批判の賜物か。もはや単なる相性の善し悪しでは片付けられない。 (町田)[投票(3)]
★2昭和30年代初頭の東京がフルカラーで観られるのが嬉しい。 [review] (G31)[投票(3)]
★4高速で台詞をまくし立てなんら躊躇せずに行動していく人間たちの、その描き方はまるでサークだ。増村はイタリアでイタリア映画を学んだのではなくサークを学んだのではないか。若尾文子のポニーテールの揺れる様がまた良い。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4何という屈託の無さ!今の日本に欠けている何かを、力業で教えてくれるようなパワフルな映画。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4タイトルそのままの抜けの良いカラー画面の中で、いい調子で飛び交うロジカルで歯切れのいい台詞の気持ちよさ。そして、タイトルロールとは正反な若尾の粘液質のキャラが醸し出すギャップがやけに色っぽい。 (けにろん)[投票(3)]
★4見た後に気持ちが優しくなる。若尾文子もいいが、ミヤコ蝶々も良い。 (直人)[投票(3)]
★2スチュワーデス物語』系統の煮ても焼いても食えない作品。田舎出の少女東京を行くという東宝系アイドル映画の先駆として、いかにも類型的。敬して遠ざけたい世界。 (寒山拾得)[投票]