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[POV: a Point of View]
映画で俯瞰(ふかん)する世界史・人類史 
我々は どこから来て どこに行くのだろう

A 先史時代及び神話・伝説・伝承  B 古代  C 中世  D 近世  E 近代  F 近代第二章(ヨーロッパ諸国限定:第一次大戦から冷戦構造の終焉まで)  G 現代  H 近未来/未来 ←←★ココが重要  ■ 時代区分についてはサブコメント欄にて詳述します。  ■ 歴史的事件を追うだけだなく、その時代・地域の生活を詳細に描写した映画が好きです。 ■ 特にオススメの歴史映画があれば、メールででも教えて下さいませ。
D★0王は踊る(2000/独=仏=ベルギー)「17C ブルボン朝フランス」 フロンドの乱(1648 1653)、ヴェルサイユ宮殿増築(1661)、ルイ14世
D★0宮廷料理人ヴァテール(2000/英=仏)「17C ブルボン朝フランス」 ルイ14世、コンデ大公、ヴァーテル
D★0王妃マルゴ(1994/仏)「16Cヴァロア朝フランス」 バルテルミーの虐殺(1572),カトリーヌ・ド・メディシス,シャルル9世
D★0華麗なる激情(1964/伊=米)「16C イタリア」 ミケランジェロ、ユリウス2世、システィナ礼拝堂、「最後の審判」
D★0アギーレ 神の怒り(1972/独)「16C ペルー」 黄金郷エル・ドラドを求めて、アギーレ(実在の人物)
D★0女王フアナ(2001/スペイン=伊=ポルトガル)「16C スペイン」 ファナ女王
D★0ヘンリー八世の私生活(1933/英)「16C テューダー朝」 イギリス国教会成立(1534)
D★0クロムウェル(1970/英)「17C ステュアート朝」 チャールズ1世、オリヴァー・クロムウェル、ピューリタン革命(1642〜49)
D★0黒船(1958/米)「19C 日本;江戸時代」 浦賀沖に黒船来航(1853)、日米和親条約(1854)=鎖国の解除
E★5アラビアのロレンス(1962/米)「20C アラビア半島」 第一次大戦、アラブの反乱、ヒジャーズ鉄道破壊、T・E・ロレンス
E★5アントニオ・ダス・モルテス(1969/仏=ブラジル)「19C? ブラジル」 南米の地が放つ熱気と狂気
E★5残菊物語(1939/日)「20C 日本;明治時代」 はんなりとした風情、立ち振る舞い
E★5モダン・タイムス(1936/米)「産業革命→人間機械視」に対する大いなる異議申し立てとして、敢えてこの時代に分類
E★5愛人/ラマン(1992/英=仏)「20C フランス領インドシナ」 1929年頃
E★5奇跡の人(1962/米)「19C アメリカ」 ヘレン・ケラー、アン・サリヴァン教師と出会う(1887)
E★5アマデウス(1984/米)「18C オーストリア」 モーツァルト、サリエリ、ヨーゼフ2世
E★5ナポレオン(1927/仏)「18C フランス第一共和制」 フランス革命(1789)、トゥーロンの戦い(1793)、イタリア戦役(1796)
E★5バリー・リンドン(1975/米)「18C ヨーロッパ」 七年戦争(1756〜1763) [comment]
E★5ピアノ・レッスン(1993/豪=ニュージーランド=仏)「19C ニュージーランド」 未開拓の森林、潮騒 [comment]
E★5ラストエンペラー(1987/英=中国=伊)「20C 中国」 清皇帝即位(1908)、清滅亡(1912)、満洲国建国(1932)、満洲国滅亡(1945)、溥儀 [comment]
● A 先史時代―――歴史における時代区分のひとつ。文献・資料が未だ存在しない時代のこと。 ● B 古代―――歴史家が語る事の出来る時代の始まり(注;考古学の発達により、その時期は拡大する。)をその始期と考え、古代ギリシア古代ローマの時代をその中心とする時代のこと。古代の終期については諸説あるが、西洋史では西ローマ帝国の滅亡(476)中国史では漢王朝の滅亡(220)日本史では平氏政権の確立(1167)とするのが一般的な見解である。 ● C 中世―――古代よりも後、近世・近代よりも前の時期を指す。中世は封建制農奴制の社会とされる。西洋史では一般的に西ローマ帝国の滅亡(476)から東ローマ帝国の滅亡(1453)とされ、八度に渡る十字軍の遠征(1096〜1270)により西欧世界が拡大してゆく。ここでは便宜上ルネサンス期は近世に算入する。中世イスラムとは、ファーティマ朝の成立(909)からマムルーク朝の滅亡(1517)までを指す事が多い。アッバース朝の形骸化及び崩壊、オスマン帝国によるイスラム世界帝国の確立の時期である。中国史における中世(中古)の概念は、後漢の滅亡(220)から魏晋南北朝時代(220〜589)、隋(〜618)の時代を経て(618建国)の時代の半ば、9世紀半ば位の時期を指す。日本における中世は、一般的には、平氏政権の成立(1167)から鎌倉時代・南北朝時代・室町時代・戦国時代を経て、織田信長の上洛(1568)までを指す。政治史的には武家政権による支配であり、土地制度的には荘園制度の崩壊が特徴である。  ● D 近世―――中世よりも後、近代よりも前の時代区分。「初期近代」とも呼ばれる時代区分である。具体的には西洋史では、ルネサンス、宗教改革の時代、大航海時代あたり(15世紀〜16世紀前半)から市民革命・産業革命の時代の前あたり(18世紀後半〜19世紀初頭)までを指す。このPOVでは整理上、東ローマ帝国の滅亡(1453)からフランス革命(1789)までを近世と位置付ける。中国史では、唐の晩期又は宋(960〜1127)代から、元(1271〜1368)、明(1368〜1644)を経て、清(1644〜1912)あたりまでを指す。日本史では、主に江戸時代を指し、織田信長の上洛(1568)から徳川慶喜の大政奉還(1868)までと考えるのが一般的である。  ● E 近代―――近世より後、現代よりも前の時代区分。キーワードはウエストファリア条約による主権国家体制の確立、市民革命による市民社会の成立、産業革命による資本主義の発達ナポレオン戦争による国民国家の形成。ヨーロッパで誕生し現代社会をも特徴付けている社会のありかたである。近代の終期は近代化の終了を意味し、全世界を覆う国際社会を成立させた世界大戦を区切りと考えられている。中国史・日本史に於いては太平洋戦争の終戦(1945)前後、ヨーロッパ史に於いては第一次世界大戦の勃発(1914)前後とされる。ここでは、ヨーロッパ諸国の近代フランス革命(1789)から第一次大戦勃発(1914)まで中国の近代清朝滅亡(1912)から第二次大戦終結(1945)まで日本の近代大政奉還(1868)から第二次対戦終結(1945)までアメリカ合衆国の近代独立宣言(1776)前後から第二次対戦終結(1945)までと定義しよう。 ● F 近代第二章(ヨーロッパ諸国限定)――― 欧米に於いては、第一次大戦からの同じ括りで「現代」を捉えることは、共産主義及び冷戦構造の解体という大事件に鑑みてそぐわないという意見が多い。最近の研究では、冷戦が終わりベルリンの壁の崩壊に象徴される東欧革命(1989)、若しくはソ連が解体(1991)する時点までを「近代」の枠組みで捉える事が主流となって来ている。冷戦構造による米ソ二国支配の時代から米国一国支配の時代への移行である。このPOVでは整理上、ヨーロッパ諸国限定で、第一次大戦勃発時(1914)から東欧革命(1989)までの激動の時代を、Fとして別枠を設けた。(整理がつくかどうかは自信が無いが、歴史学の慧眼・成果に敬意を表して。) ● G 現代―――時代区分に於ける最後の時期。いま、現在に直結している時代である。(このPOVの文脈上)ヨーロッパ諸国に関しては東欧革命(1989)から現在まで日本・アジア・アメリカ・その他の国々に関しては第二次大戦終戦(1945)から現在まで。私たちの世界がこの先どのように変化していくかによって、将来的に「現代」という枠組みも変化して行く。 ● H 近未来/未来―――映画に描かれた未来予想図実際の完成図群はどうな(す)るのか。 ←←★ココが重要   ◆主な未登録作品◆  ●A 先史時代及び神話・伝説・伝承  『メディア』(1988 デンマーク)「ギリシア神話」 ●C 中世  『クルセイダーズ』(2001 独・伊)「11C」第1次十字軍(1096〜1099)/『マルコ・ポーロ 東方見聞録』(2007)「14C イタリア・元;中国」 マルコ・ポーロ、フビライ・ハーン ●D 近代  『ダントン』(1982)「18C フランス」フランス革命(1789〜1794)  ★ 歴史的事件だけでなく、その時代・地域の持つ閉塞感や背景、人物・事象を緻密に描写した映画を収集していく所存です!←ちょっとしたライフワークだな、これは! ★ 沢山の映画を教えてくれた りかちゅさん、為になるサイトを教えてくれたPart32の985さん、勝手に参考にさせてもらった「堂々?日本史」のアルシュさん、ホームページから「歴史映画」の引用を快諾してくれた甘崎庵さん、に感謝です! まだまだ映画としてのクオリティの高いものを中心に、集めてゆきます。★★★付録 いくけん の選ぶ 歴史映画 ベスト・テン(2008年3月) 芸術性を史実性に優先させて選びました。 1・『1900年』(1976) ベルナルド・ベルトルッチ  2・『バリー・リンドン』(1975) スタンリー・キューブリック  3・『裁かるゝジャンヌ』(1928) カール・ドライエル  4・『さらば、わが愛 覇王別姫』(1993) チェン・カイコー  5・『ラストエンペラー』(1987) ベルナルド・ベルトルッチ  6・『地獄の黙示録』(1979) フランシス・コッポラ  7・『サテリコン』(1970) フェデリコ・フェリーニ  8・『1492 コロンブス』(1992) リドリー・スコット  9・『イワン雷帝』(1946) セルゲイ・エイゼンシュテイン  10・『』(1985) 黒澤明  10本では足りない!
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (17 人)山本美容室 ピカレスク ルクレ Zfan づん ぽんしゅう 寒山拾得 りかちゅ dov 中世・日根野荘園 Santa Monica 夢ギドラ ジャイアント白田 セカン Orpheus TOMIMORI アルシュ