★4 | ややもすると物語の素材そのものは『月に囚われた男』以上に安手でありふれているかもしれない。だがダンカン・ジョーンズはかつてない感情の創造を目指す作家のようだ。中盤を退屈に捧げることと引き換えに辿り着いた最後の「転送」シーン以降、形容困難の感動が怒濤のごとく間断なしに押し寄せてくる。 [review] (3819695) | [投票(12)] |
★4 | およそ主体性と呼べるものを一切剥奪されながら自らの直感と選択を信じ喪失に耐える主人公に稀なる意志の力がみなぎる。それはまた、使い捨てられてよいものなど何一つ存在しない、という監督自身の心根であろう。「すべてうまくいく。」(2011.11.13) [review] (HW) | [投票(9)] |
★4 | SF世界の当事者にしか起こりえない心情を、現実世界のわれわれに説いてみせ、そのことで現実のわれわれに何かを気づかせてくれるとしたら、それこそまさに本当のSFの醍醐味だ。 [review] (おーい粗茶) | [投票(6)] |
★4 | さして巧くもない反復のギミックが中段で放棄され、物語が別側面を見せ始めたときに、ダンカン・ジョーンズの前作同様の遺棄されしものへの慈しみが浮上する。残留思念の永遠とパラレルな現世に届く一抹の伝言はロマンティシズムの再臨と言うしかない。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | この監督の持つ“情感”は嫌いじゃない。ちょっと感動した。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★3 | 「だまされる」とか大層なキャッチコピーはやや見当はずれ。目新しい点はあることはあるが、本質的にはミシェル・モナハンとヴェラ・ファーミガの、二人の女優の魅力を楽しむ映画。 [review] (シーチキン) | [投票(5)] |
★4 | ループを能動的に使っても問題は残る。トライ&エラーが人生の希少性を損ないかねないし、アクティビティが情報開示の過程を恣意的に見せてしまうかもしれない。つまり永遠そのものの圧迫が形を変えて現れる。 [review] (disjunctive) | [投票(4)] |
★5 | 眼が開いて初めに観たものを愛しく思うのはヒトも同じだよね [review] (HAL9000) | [投票(4)] |
★3 | わたしにはSFマインドが足らんので、理解が足りないのか?もの凄く気になる点があって腑に落ちない。つまりボディジャックしちゃうっていう映画じゃないよね? [review] (のこのこ) | [投票(3)] |
★4 | 任務への忠実さにひた向きな正義への盲従を、そして私的な願望にピュアな誠実さを滲ませ、男は僅かに残った意識の尻尾に強固な意志を宿し、あの世とこの世の狭間を駆け巡る。忠実さに悲しみがダブリ、誠実さの先に希望を見たとき人は、個を取り戻し心揺さぶられる。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | 緊張と謎解きでぎゅうぎゅうに押し込めるSFサスペンスと思いきや、別の意味で思ってもみなかった展開に。密室のオペレーションルームから、抜けるような青空のシカゴへの展開が実に鮮やかで爽やか。 (すやすや) | [投票(2)] |
★4 | ヴェラ・ファーミガをみてると、、あの軍服の下に隠されたナイスバデが気になって仕方ない! [review] (田邉 晴彦) | [投票(2)] |
★5 | しっかり2回観た。要点は1、‘包囲された城’計画の概要を把握すること 2、ラストをどう解釈するかということ 3、そして気になる2人は・・・ [review] (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 大義とシステム(=運命=source code)のために死んでからも繰り返し殺される命。これに反駁し世界を変えるのは「システム」の綻びであるところの「人間性」であるという王道。加えて「世界はどのようにでも在ることが出来る」という世界の「自由」と「可能性」への信頼があたたかくてうるおうし、エンタメで語ってくれるのが嬉しい。「時よ止まれ、お前は美しい」。 [review] (DSCH) | [投票(1)] |
★4 | 前作『月に囚われた男』に引き続き作品テーマは… [review] (ベルガル) | [投票(1)] |
★4 | 科学要素と哲学要素。それを明確に娯楽でくるんだ好作。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | いろいろな要素を包括した作品であり、鑑賞後皆で「ああだこうだ」と議論するのが楽しそうな映画。とは言え作品自体淡々としてる部分もあり、後を引きはするものの、諸手を挙げて面白いとは言えず。コピーの「映画通ほど…」はちと的外れ。 (takamari) | [投票(1)] |
★4 | 「映画通ほど騙される」とかいうコピーのおかげで、いわゆる「叙述トリック」系のミステリかと思ったら量子論的SFだった。序盤のワクワク感も終盤の流れるようなきれいな収束も申し分なし。ただ・・・ [review] (イリューダ) | [投票(1)] |
★5 | 愛に溢れた8分間でした。 (ドデカプリオ) | [投票(1)] |
★4 | 前作『月に囚われた男』と比較すると、考えたら(当たり前だけど)、人が生きていく、生きている哀しみ、切なさ、人を愛するいとおしさ、いつくしみ、それらがすべて同じくよみがえってくる。似ている。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 娯楽映画が90年代後半からあんまり前に進めていないことを自認するかのようなリフレインもの。バーチャ空間の定義が込み入っている割りにご都合で、いまいち乗り心地がよろしくない。きぐるみにされた人格の行方を問うのは野暮にしても、群像の謳歌に飽き飽き。 (kiona) | [投票(1)] |
★4 | 日本版のキャッチコピーはてんで的外れだな。最後のミッションは8分で出来るか疑問だがまあ面白かったから良しとする。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | こういう作品を観た時だ。(米)映画の底力を感じさせられるのは。 (ドド) | [投票(1)] |
★4 | これが大作だったらいろいろ突っ込みたくなるけど、小品なのでよくまとまった秀作に見える。反面、「よくまとまりすぎ」ているところが一番突っ込みたくなるポイントという落とし穴。 [review] (はしぼそがらす) | [投票] |
★3 | え???そりゃダメじゃないか??? [review] (クワドラAS) | [投票] |
★3 | 『天国から来たチャンピオン』のルールを下品に強いられた気分。 (黒魔羅) | [投票] |
★4 | ジギー・スターダストのご落胤によるシナリオ作成マニュアル。この監督の着地点より先を見出すような感覚が好きです。 (Soul Driver) | [投票] |
★4 | 設定も構成も面白く後味もいいが、2回目以降に見るには元気がいる映画。主人公も指令を出す女性軍人も魅力的。ミシェル・モナハンが女マイケル・ジャクソンに見えるのは私だけだろうか。 (イーグル) | [投票] |
★3 | 「藤子・F・不二雄のSF(すこし・不思議)短編を原作にハリウッド・アレンジ」と言われたら信じてしまいそうな雰囲気。なかなか。 (MSRkb) | [投票] |
★3 | いわゆる小説「リプレイ」にインスパイアされた作品の一つ。SF的要素をくっつけて理論立てしロマンスのスパイスをささっと振りかけているものの、だからどうなの?という感が最後までぬぐえずほとんど感情移入できなかった。 (二液混合) | [投票] |
★3 | ヒロイン二人がドブスだったら、主人公のとった結末は違うかも…。 [review] (stimpy) | [投票] |
★4 | 8分間。その繰り返しに胸を熱くさせられたのだが、これはどこかで味わった。ああ、そうか。細田版『時をかける少女』だ。テイストはまるで違うのだけど、少しずつの軌道修正に心が震えるのだ。ヴェラの繊細な気持ちの揺れがこちらに伝わって来て、それも気持ちの高揚を手伝ってくれた。配役が実にいい。 (tkcrows) | [投票] |
★5 | 『恋はデジャ・ブ』に似てるようで、似てないようで、でもやっぱり似てる。 (Lostie) | [投票] |
★4 | 愛は××を越える。☆4.2点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 映画好きほど騙される・・・ってこのことか?全然楽しい騙され方じゃないぞ。 [review] (カルヤ) | [投票] |
★4 | 色んな人に観てほしい。86/100 [review] (たろ) | [投票] |
★3 | まとめすぎてて物足りない。前半はもっとすごいスペクタクルを期待させるので、妙に生ぬるい解決編よりそちらの方を見せて欲しかった。あと、正直、電車のヒロインよりヴェラ・ファーミガの方がいいよなあ… (アブサン) | [投票] |
★4 | やっぱり平行宇宙は存在しているのですね。 [review] (NOB) | [投票] |
★4 | 最後まで予断を許さない傑作SF映画。ソースコードというギミックの面白さに加え、ジェイク・ギレンホールとミシェル・モナハンのラブストーリーも見所! ミシェル・モナハンがとてもチャーミングで本当に魅力的! (パピヨン) | [投票] |
★4 | 地縛霊がなぜ出るか? [review] (代参の男) | [投票] |