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deenityさんのお気に入りコメント(1/6)

パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)★5 頭の中に充満する強烈な臭いの映画であり、明確な階級間断絶を描いた映画でもある。普通の2D上映で、鼻には何も感じないが、それでも「これか」という臭いがある。これこそが映画の力だろう。 [review] (シーチキン)[投票(11)]
カメラを止めるな!(2017/日)★5 誰かがツィートしてたんだけど、映画が好きで好きで作っている人たちの思いはいつもたいてい「片想い」なんだけど、これは「両想い」になったんだって。うまいこと言うなあ。 [review] (おーい粗茶)[投票(14)]
スパイダーマン ホームカミング(2017/米)★3 これまでのスパイダーマンの作品を観てると違いが分かって面白い。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
万引き家族(2018/日)★4 是枝裕和は自分の考えを言わない人だと思っていた。しかし本作で、彼は「言わない」のでなく「言えない」のだと確信した。正しい・正しくないではなく、疑問を作品に投影する人なのだ、ずっと考える人なのだ。 [review] (jollyjoker)[投票(8)]
キングスマン:ゴールデン・サークル(2017/英)★3 この手の映画として普通に楽しめはする。それにマーク・ストロングにはぐっとくるものがあった。だが、冷静に振り返って考えてみると本作には道義的に問題があると私には思えるのだ。 [review] (シーチキン)[投票(9)]
ナラタージュ(2017/日)★2 ビクトル・エリセには誰もなれないし、ましてやマツジュンは森雅之にはなれない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
三度目の殺人(2017/日)★5 これはまた現在の日本映画では、技術も俳優も映像も演出も1級品を醸成した見事な作品です。もうずっと画面にくぎ付けでした。 [review] (セント)[投票(4)]
君の膵臓をたべたい(2017/日)★4 原作既読。見る前の事前情報として、小栗旬北川景子の役割ぐらいは聞こえてきており、実を云うと、また『世界の中心で、愛をさけぶ』の、あの改悪か、と思っていた。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
チョコレートドーナツ(2012/米)★5 原題は、Any day now。あれから、40年。その日は来たのか?来ているのか? [review] (Shrewd Fellow)[投票(6)]
マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米)★4 あざとさのない時制錯綜と語らずに語るの技法が効いて心憎いばかりの脚本。一生救われない無限地獄であっても人との係りは切ることが出来ないし、そうやって生きていかざるを得ないのだと真摯に語っている。元妻との邂逅シーンは遣る瀬無さで身悶えしそうだ。 (けにろん)[投票(7)]
スプリット(2016/米)★4 筋が整ってふつうに楽しめた。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
メッセージ(2016/米)★4 言語学者は大して頭の良さそうなことはしないし、理論物理学者に至っては全く理論物理をやらないという、つまり私が期待していたハードSFでは全くなかったのだけど、テッド・チャンの原作「あなたの人生の物語」にはない諸々の小ネタと、そして音楽が素晴らしく、たいへん良い映画になってました。(レビューはオチに言及) [review] (月魚)[投票(8)]
マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米)★5 「ムーンライト」そして本作を産むアメリカってどうなってるんだろう。両方とも10年に1作の秀作である。これまでのアメリカ映画を断然見直すべき秀作の到来であります。 [review] (セント)[投票(4)]
スーサイド・スクワッド(2016/米)★3 これだけの「頭数」がそろいながら、結構「雑」で「大雑把」な印象しか残らなかった。ハーレ・クインはこの映画の功罪両方の諸刃の剣。 [review] (プロキオン14)[投票(2)]
シング(2016/米)★4 そりゃマシュー・マコノヒーやリーズ・ウィザースプーンやスカーレット・ヨハンソンは良い役者だと思うし歌も上手いんだろう。しかし、我々は俄然吹替版を見るべきだ。 [review] (カルヤ)[投票(3)]
ムーンライト(2016/米)★5 月と太陽は対照的だ。明と暗、光と影。月は常に陰を担っている。そしてこの映画はまさにその月から放たれている鈍い光を描いているのである。 [review] (セント)[投票(5)]
サウルの息子(2015/ハンガリー)★4 始まって5分もしないうちに、ホロコーストの地獄のどん底に突き落とされる。ホロコースト体験ライド映画。水を溜めた洗面器に、無理矢理顔を押しつけられるような息苦しさがずっと続く。二度と同じ過ちを繰り返さないために目を背けずに見なければならない。 [review] (すやすや)[投票(3)]
アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015/英=南アフリカ)★4 戦争は、「現場」じゃなく、「会議室」で起きている。という「踊る」的な宣伝文句と 邦題。ヘレン・ミレンアラン・リックマンのベテランが圧倒的にすごいです。 [review] (プロキオン14)[投票(1)]
ディストラクション・ベイビーズ(2016/日)★4 人は物事に「理由」を付けることで平穏を保つ。それは暴力に対しても同じだ。いじめの原因。殺人の動機。戦争の発端。懸命に理由を探し、見つからなければ作り出してでも安心を得ようとする。泰良(柳楽優弥)の血染めの拳は、そんな柔な理性の壁を打ち砕く。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
ラ・ラ・ランド(2016/米)★4 何と云っても「Dancing in the Dark」のアステアとチャリシーを想起せずにはいられない「A Lovely Night」のシーンが秀逸だ。二人がベンチに腰掛けてからの脚の演出。ベンチの上に立ちあがった二人の頭を超えて、LAの夜景へ寄っていくカメラ。そしてカメラが引くと、二人のフルショットでのダンスを絶妙の構図で捕捉し続ける。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]