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disjunctiveさんのお気に入りコメント(10/39)

レヴェナント:蘇えりし者(2015/米)★5 6Kデジタル映像のクリアな美しさによるIMAX映画。 [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ)★5 おまえら所詮は人もどき(skinner)だよ。。ミラクル?人間様の世界じゃ処女受胎を奇跡っていうんだ。 [review] (週一本)[投票(1)]
息子のまなざし(2002/ベルギー=仏)★3 主人公は職業訓練校の木工の教師、オリヴィエ・グルメ。大人が主人公なので、子供と違い、カメラが追いかけ続けても、所作・行動の意外性が若干希薄だ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
日曜日が待ち遠しい!(1982/仏)★3 下手の横好きでも何本か撮ってれば肩の力が抜けて洒脱なムードが醸成される。トリュフォー米ミステリー翻案もの系譜上の新生面とも言えるこぢんまりしたモノクローム小品。しかし、赤川次郎原作の本邦作と違いアルダンが骨太で今一乗れないのだ。 (けにろん)[投票(1)]
96時間(2008/仏)★4 1時間33分。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
アリー/スター誕生(2018/米)★5 アリー、君は誰が何と言おうと最高なんだ。 [review] (ALOHA)[投票(2)]
パシフィック・リム(2013/米)★3 デルトロの作家性で異形を叩きのめすって感じがピンと来ない。異形と交感(交歓)したり蹂躙される方に適性があるから、芦田愛菜がゴリッゴリにクトゥルフで触手モリモリな「カイジュウ」とドリフト・シンクロしたらシンクロ率100%で「精神汚染が・・・」とか人類の敵に回って「薙ぎ払え!」みたいな方が楽しいんじゃないかと思った・・・まあ私の方に適性がないのでしょう。 [review] (DSCH)[投票(2)]
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)★4 エゴムービーながら大衆性への目配りもできていて、ビジュアル的には若い才能を自分の世界観の創造にうまく取り込んでいるプロデューサー映画。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
1917 命をかけた伝令(2019/英=米)★2 リアルな時間、空間、臨場感、事件を演出しようとして、却って貧相な映画的作為が浮き彫りになってしまうというか。映画のリアルって絶対こういうことじゃない。言葉は悪いが、ディズニー・リゾートのアトラクションに乗っている気分になった。ハッタリの極みの果てにリアルを顕現させて欲しい。「心」を感じない、この監督らしい映画。 (DSCH)[投票(2)]
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(2017/英)★3つぐない』でも思ったのだが、ジョー・ライトという作家は、技巧に優れ極めて端正に史劇を撮ることができる一方で、基本的にはエンターテイメント志向なのだな。だからか、どこか「軽さ」を感じてしまう。 [review] (緑雨)[投票(4)]
東京家族(2012/日)★4東京物語』をほぼそのまま、無理ない形で時代設定だけ変え、エッセンスを現代に伝える、そのシンプルな手際のよさに感心する。 [review] (緑雨)[投票(2)]
アシュラ(2016/韓国)★4 血と金の海の中で哄笑するジョンミンの、倫理観の欠片もない明るい闇とでも言うべき振り切れが核になって目が離せない。ボタンの掛け違いで無常に至るのはコーエン的テンプレだし冷静に観れば無理があるが、屑が屑なりの信念をぶつけ合う化学反応と強引な胆力で押し切る。 [review] (DSCH)[投票(4)]
ア・ホーマンス(1986/日)★4 前半余りにダラダラしている上に出鱈目な演出ばかり目立つので「ええ加減にせえよ」と思っていたところ、取り調べのシーンで枯葉が舞うところへさしかかって、もしかするとこのリズムは凄いんじゃないかと思い当たった。確かに、松田優作は一貫した自分のリズムを掴んでいる。見ながら「これは映画だ」と呟いていた。 (ゑぎ)[投票(3)]
天城越え(1983/日)★3 加藤泰的な湿った思い入れが過剰に出て退くところと、旧態的撮影所システムの仕事にマッチして奥行きと厚みをもたらすところが混在する。ただ、そういう微妙な均衡を現代シーンの安い書割セットと拙い渡瀬の老けメイクが粉砕するのだ。センスを疑う。 (けにろん)[投票(2)]
さらば箱舟(1982/日)★3 寺山修司作品は独善的すぎて鼻につく。しかし、モチーフになった作品のおかげか、本作では閉鎖的で陰惨にもかかわらず、どこか温もりを感じさせる共同体を描き出していた。『アンダーグラウンド』に近いものを感じた。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(2)]
キングダム(2019/日)★3 漫画的な漫画原作映画を今更慨嘆しても仕方ないとしても、やはり漫画的は映画的ではない。長澤吉沢がキャラ立ちするのは相対的に心理的演技が抑制されているからで、説明台詞と表情演技の学園内ヤンキー派閥闘争的な相対の構図の中には、言いたいことを言わず言えず、しかしそれゆえに行動で自己を証明しようとする、せざるをえない大人がいない。「ユメ」の一言で相克が背負えるのなら、人間は人間を殺しはしない。 ()[投票(4)]
キングダム(2019/日)★4 若き君主を立て覇権を奪回する旅路に参画する奴隷・蛮族・軍人の各々の思惑が統合される過程に必要な大風呂敷の納得性が映画枠の無理筋を押し切る。アクションの切れ、劇画的詠嘆ともに過不足なく、快演まさみと怪演大沢筆頭に良い面構えが揃ってる。 (けにろん)[投票(5)]
スローなブギにしてくれ(1981/日)★3 とり散らかったままで焦点の定まらない内田栄一の散漫脚本に、持ち味と言えば言えなくもない藤田敏八ののらりくらり演出が追い討ちをかける。ずるずると引っ張られて観終わった後には「ああ、やっぱり敏八だな」の感想と南佳孝の歌声だけが残る。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
スローなブギにしてくれ(1981/日)★2 男と女と女と男とがくっついたり離れたりを何だかはっきりしないままダラダラ続けてしんどいだけ。アメ車や米軍ハウスといった文化に余り関心無いらしい藤田敏八の苦し紛れのモラトリアム中年への偏向が益々映画を訳分からなくしてしまった。 (けにろん)[投票(2)]
ベルリンファイル(2013/韓国)★3 序盤から世界中の対立軸をテンコ盛りに登場させてはみたが、とっ散らかしただけで俯瞰的視座が無く設定は雲散霧消。結局、中盤以後は得意分野の男と女と骨肉相食む兄弟の確執に終始。それでも、刹那を体現する役者は良い。特にジヒョンスンボム。 (けにろん)[投票(1)]