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るぱぱさんのお気に入りコメント(3/11)

ラ・ラ・ランド(2016/米)★3 冒頭のユニクロ乃至コカコーラCMチックな群舞のマニュアル臭は未だしも展望台でのナンバーの申し訳なタップは新春隠し芸大会めく。総じて圧倒的タレントの欠如が致命的で俺が見たいのは圧倒的な何かなのだ。ラストの視線の交錯はさすがに胸打つが遅かった。 (けにろん)[投票(12)]
砂の器(1974/日)★4 米国の捜査官は薄暗い陰鬱な雨の中で捜査を進めるものであり、日本の捜査官は真夏の炎天下扇子と扇風機と瓜で暑さをしのぎながら捜査するものである。らしい。 [review] (はしぼそがらす)[投票(19)]
ダンケルク(2017/英=米=仏)★5 名も無き兵士たちと共に溺れ、焼かれ、飛び、落ち、逃げ、今、帰ってきた!映画の原始的な体感を味わう。IMAXの超高精細なフィルム映像が、半端ない没入感を生み出す。凡百の映画がCG臭をファブリーズするのに心血を注ぐ中、フィルムに拘る熱い映画バカ、ノーランの美学が炸裂する。 [review] (まー)[投票(7)]
映画 聲の形(2016/日)★5 その言葉の意味の重みを知った上で全身全霊で告げた主人公と、それを全身全霊で受け止めたヒロイン。「恋」をはしょっていきなり「愛」を完成させた超人カップルどもが。 [review] (てれぐのしす)[投票(6)]
オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014/米)★4 成長と事件の進展がループによって可視化されることのよろこびがよく出ている。しかし後半でループしなくなると、この楽しさの反動としての停滞が来る。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
インターステラー(2014/米)★5 とんでもない映画と思う。3回見られる作品は、そう多くない。 [review] (林田乃丞)[投票(14)]
親切なクムジャさん(2005/韓国)★3 映像的には文句無しだが話が散漫。“その後”ばっかで“その前”が無いし、パブリックとパーソナルが混じっちゃってる。 [review] (ざいあす)[投票(8)]
生き残るための3つの取引(2010/韓国)★5 韓国版『県警対組織暴力』。本作のリュ・スンワン監督は「韓国のタランティーノ」と呼ばれているそうだが、むしろ「韓国の深作欣二」と呼ぶべきであろう。ともかく面白くて見応えのある一本。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
ノストラダムスの大予言 Catastrophe−1999(1974/日)★5 小5だった私は、ノストラダムスにハマっていたこともあるが、はっきり言って由美かおるのエッチなシーンへの期待100%で見に行った。期待は裏切られることはなかった。そして封切り後すぐに見に行ったので、例の核戦争後の人類も見ることが出来た。 [review] (サイモン64)[投票(1)]
めぐり逢わせのお弁当(2013/インド=仏=独)★4 辛抱強く丁寧な演出を維持した佳篇で、イルファン・カーンもべらぼうに巧いが、男女が結び育む誼みにとって「弁当」より「手紙」に重きが置かれがちなあたりには粗相の気味がある。弁当そのもの(食材・調味・盛り付け、食べ方、等々)でコミュニケーションを成立させる着想がもう少し持てればなおよい。 [review] (3819695)[投票(1)]
マインド・ゲーム(2004/日)★5 生命を、全速力で、絶対的に、全肯定。 [review] (movableinferno)[投票(7)]
新しき世界(2013/韓国)★4 古今東西のノワール映画の好いとこどりがダサく見えないのは、「抒情」よりも「速度」を優先した簡潔で適格な歯切れ良い語り口に負う。そのスピードに圧倒されていた「人としての感情」が、題名とは反語のように、ほどよく滲む「思い出の世界」の仕掛けも上々。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
カエル少年失踪殺人事件(2011/韓国)★4 特ダネを狙うテレビマンの利己心と、自説の実証が目的化する心理学者の陶酔感。実はこの物語の先か読めないサスペンスの高揚は、「事件」すら嬉々として消費してしまう大衆、すなわち我々観客のエゴの実証にあると気づいたときの後ろめたさ。意地の悪い映画だ。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
キャタピラー(2010/日)★3 渾身の力作ではあると思うが、例えば『鬼が来た!』や『血と骨』なんかと比べると決定的に物足りない。夫婦の憎愛が異形化していく過程と、「軍神」という空恐ろしき虚構との化合に今一歩の踏み込みの甘さを感じる。 [review] (緑雨)[投票(5)]
母なる証明(2009/韓国)★3 見応えは凄い。だが、見応えだけに執心した作品であるようにも思える。 [review] (緑雨)[投票(2)]
母なる証明(2009/韓国)★4 技巧に走り過ぎたきらいはあるが、現時点でのポン・ジュノ演出の極み。特に裁断機や車の衝突事故にかかる「よそ見」演出は、分かっていてもその巧さに感心。キム・ヘジャは言うまでもなく、受けるウォンビンの成熟に感嘆。ラストの陽光にも唸る。 (ナム太郎)[投票(4)]
母なる証明(2009/韓国)★4 どう、凄いでしょ? 巧いでしょ? とでも云いたげなこれ見よがしな演出から、ポン・ジュノの厭らしいしたり顔が透けて見えて少々うんざり。キム・ヘジャの舞踊で幕を開ける構成にしても、ペットボトルの水がこぼれるサスペンスにしても、最終カットの処理の仕方にしても、それはもう至るところで。 [review] (3819695)[投票(9)]
思い出のマーニー(2014/日)★3 これだけのスタッフが集まって作ってるのに凄い”卒業制作”感。観客より宮崎駿に見せたかったんじゃないかと訝しく思ってしまう。 (pori)[投票(2)]
ザ・ヤクザ(1974/米)★3 ポール・シュレイダーの脚本家デビュー作であり、次作が『タクシードライバー』だと思うと、迫力十分の討ち入りシーンに二作を重ねたくもなる。健さんの『ブラック・レイン』の布石でもあろう [review] (TOMIMORI)[投票(2)]
オデッセイ(2015/米)★4 良く頑張ったと思うけど原作はそのはるか上を行ってるんだよなぁ。 [review] (月魚)[投票(2)]