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3819695さんのお気に入りコメント(53/180)

気狂いピエロ(1965/仏)★5 フラーに唆されて映画を生きるピエロ。繰り返されるクラシックの断片とクタールのキャメラでトランス状態にさせられる。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
インターステラー(2014/米)★4 宇宙旅行というよりも時間旅行ドラマ。監督は人間が人間らしさを保つための身体感覚に関心が高い人なのだろう。 [review] (おーい粗茶)[投票(8)]
剣(1964/日)★2 女々しい恨み節がドライな映像で語られると何とも侘しい気分になる。正座の辛さは描き切れず様式美に逃げているが、合宿先の光景のカット繋ぎにはさすがの躍動感がある。こんなものに付き合わされて気の毒な三隅。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
インターステラー(2014/米)★4 せせこましい密室での会話劇を最低限に廃して、地球上でも宇宙空間でも空間を広く見せる志向を感じるし、それが奏功している。若い頃は優男だったマシュー・マコノヒーもすっかり渋味を増し、年輪を刻んだ顔面が作品に深みを与える。 [review] (緑雨)[投票(3)]
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014/米)★4 個人的に、メル・ギブソン、ハリソン・フォードの両氏が並んでニヤニヤ笑って、チラシに映っているのには「イラッ」としたが、観てみたら、意外によかった。結構「グッ」ときたよ!スタローン。 [review] (プロキオン14)[投票(2)]
ワレサ 連帯の男(2013/ポーランド)★4 義理堅い恐妻家の電気工のおやっさんをヴィエツキーヴィッチが、そのよき(悪しき?)家庭的な妻をグロホウスカが好演している。ほんとうにそうとしか見えない人物に民主革命が完成されてしまうあたりがユーモラスでもあり、また怖ろしさもある。ルポ風の白黒画面とトリッキーなカラーフィルムとの使い分けが効果的。 [review] (水那岐)[投票(2)]
GODZILLA ゴジラ(2014/米)★3 台風とゴジラ [review] (torinoshield)[投票(4)]
GODZILLA ゴジラ(2014/米)★4 クライマックスの戦いぶりのコッテリ感こそ、最近のハリウッド映画に感じるバズ・ラーマン的あるいはジェームズ・キャメロン的なくどさであるが、ここだけがたっぷりとしているので、それまでのテンポと変わったことで救われている。どころか、とても良い効果を与えている。 [review] (ジェリー)[投票(5)]
GODZILLA ゴジラ(2014/米)★5 「怪獣映画」なので物語の部分は退屈かなと思いましたが、いえいえ全然楽しめました。いつも食べてるポップコーンがやたら旨く感じた。大画面・大音量・片手にポップコーン最高でした。最近の映画では一番映画館で観てよかったと思える作品。 [review] (ギスジ)[投票(2)]
ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013/米)★4 アレンの役を客観的に演じるアレンは最高。 [review] (G31)[投票(2)]
ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013/米)★4 夫婦関係の心の枯渇を金銭による肉欲の充足で補うインテリ・レズビアン(シャロン・ストーン)。死別による物理的な愛欲の欠落を、宗教という外的規範で埋めようとする未亡人(ヴァネッサ・パラディ)。朴訥なジゴロは「花」に水と光を与え生気を回復させる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
ファーナス 訣別の朝(2013/米)★4 「行くか叔父貴」「うむ」と阿吽の呼吸の後『残侠伝』的破綻へは向かわぬところが美点でもあり糞詰まり的でもある。『ディア・ハンター』ライト版な展開も既視感バリバリだが、それでも素晴らしい。最高な美術・撮影のもと熟達の演者たちのコラボを見る幸福。 (けにろん)[投票(1)]
婚前特急(2011/日)★3 いいセンスのタイトル。看板に恥じず、吉高はミリアム・ホプキンスといい勝負している。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
キートンの探偵学入門(1924/米)★4 すぐれたアイデアも命を張ったスタントも、さりげなくシレッとやってみせるところがキートンの小粋。夢の中のキートンが眠れる現実のキートンに「オイ、あれ見ろよ」とツッコミのような仕草をする場面なんか実に軽やかで、思わずため息が出る。 (ペンクロフ)[投票(2)]
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014/仏=米=ベルギー=伊)★3 もっと劇的な映画としての見所を楽しめると思っていたが、ただただキッドマンの美貌を楽しむだけの映画。まぁ私はそれでもいいんだけど、ファンだから。 [review] (プロキオン14)[投票(2)]
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014/仏=米=ベルギー=伊)★4 超絶的な美女が超絶的な美女を演じるという映画の肝がわかりやすい。確かにニコール・キッドマンの眉やヘアスタイルには、グレース・ケリーの往年の面影があって満足だった。しかし、彼女が本人に瓜二つというわけではない。きっぱりとニコールという女優の個性を打ち出した上でのグレース妃の役作りとなっている。 [review] (ジェリー)[投票(2)]
スカイライン 征服(2010/米)★2 最後の3分のためにある映画。でもそれまでが退屈なので、とても褒められた映画ではない。 [review] (MSRkb)[投票(1)]
めし(1951/日)★4 大阪の格子戸のある長屋や、東京の店玄関から居間が見える実家、線路沿いの道など、舞台が整えば映画はこれほどまでに豊かになるのだ。姪の前で笑い転げる際のの表情、憎めない上原ら役者も秀逸。ラストも映画的にはあれで良い。あれだから締まった。 (ナム太郎)[投票(2)]
アンナと過ごした4日間(2008/ポーランド=仏)★4 2つの相似するレイプシーンや公権力による暴力といった陰惨な場面はあるし、全編緊張感の途切れない張りつめた陰鬱さが演出されているのだが、しかし本作は全体に喜劇なのだろう。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
LUCY ルーシー(2014/仏)★3 のど自慢だったらいい加減鐘を打とうかというタイミングでちょうど終わる。上映時間の配分が良い。 [review] (G31)[投票(4)]