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愛の勝利を ムッソリーニを愛した女(2009/伊=仏) | review] (TM(H19.1加入)) | 主人公が雪の降る中、柵に登り手紙を外にばら撒くシーンは映画史に残る美しいカットだと思いました。 [[投票(2)] |
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女(2009/伊=仏) | 赤い戦車) | 一人の女性の生涯を通じてイタリア近代史を描いた大河ドラマに一見思えるが、内実は過剰すぎるほどにフォトジェニックな画面と面白演出の数々(アニメーションの飛行機が画面を横切る!)で圧倒する野心作。ただし、邦題は痛恨のミスリード。 ([投票(3)] |
ガルシアの首(1974/米) | ガルシアの首』を巡る旅の記録。冒頭の水面から傑作感が漂い、オーツが弾き語る場末のバーでそれは確信に。高速撮影の効果も監督キャリア中屈指とみるが、道中の豊かさはそれの比でない。旅することで得る妻や首への偏愛。その思いが弾ける終幕。男だ。 (ナム太郎) | 『[投票(1)] |
スプライス(2009/カナダ=仏) | スピーシーズ』と大差もなく、人物造形はC級映画の域。終盤に至り、いよいよ映画全体がちぐはぐに。(2011.9.30) [review] (HW) | 思いがけず笑みを誘う甘美な演出とミュージカルを思わせる軽快なテンポは、「怪作」と呼ぶべき独走っぷり。とはいえ、結果的な大筋だけ見れば『[投票(4)] |
ニューヨーク1997(1981/米) | review] (DSCH) | 突然顔を出すゴージャス感(ガンエフェクト、キャスティング)と弛緩したB級真空的演出の落差が唯一無二の笑いを生む。「間」の悪さが天才的だが、批判を寄せ付けない「愛」のコク深く、最終的に漢気でつけるアウトロー的落とし前が熱い(ただし何がどうしてこうなったのかさっぱりわからない)。この「愛」を笑ってはいけないのかもしれない。ある意味卑怯。 [[投票(2)] |
処刑剣 14 BLADES(2010/中国) | ドニー&ヴィッキーの嬉し恥ずかしな青春プレイの甘酸っぱさはナイス。だが、肝心の大枠が端折り過ぎで根の部分で置いてけぼり感が付きまとう。 (けにろん) | プロット毎の魅せ方は悪くもなく、決め構図に心射られそうになることも無くはない。特に温泉での[投票(1)] |
コンドル(1939/米) | review] (緑雨) | 全編中9割方が空輸会社と酒場のセットでのシーンで占められているにも関わらず、見惚れるほど素晴らしい飛行シーンを効果的に織り込むことで、映画全体にダイナミズムを生んでいるという奇蹟。 [[投票(4)] |
ザ・ウォーカー(2010/米) | レイ・スティーブンソンはやたらと味のある役。(2011.9.26) [review] (HW) | 映像・演技・音楽と、適度に重厚さあり小気味よさありで、まず水準以上だが、プロットは意欲的な踏み込みも見られる分、好悪の判断に戸惑うか。「楽しめる」で片付けにくいのが困る。[投票(4)] |
ダージリン急行(2007/米) | review] (DSCH) | 線路という定められた道がありながら迷子になる急行列車。すぐ迷う、すぐ止まる、降ろされる。狭くて逃げられない。しかし、脱落したとしても荷を捨てて全力で追いすがる者達には優しい速度。そして列車(人生)は確実に前に進んでいく。 [[投票(2)] |
バンク・ジョブ(2008/英) | ハム) | 題材が非常に興味深いのに沢山の登場人物の交通整理に終始したのはもったいないかな。いやむしろ複雑な背景をわかりやすく描写した手際をほめるべきか。というわけでジェイソン・ステイサムのかっこよさを堪能できる普通に面白い映画でした。 ([投票(1)] |
ナイト&デイ(2010/米) | 山中貞雄と比較すれば児戯レベル。しかしこの省略が姑息な隠蔽レベルにまで堕落しているのではないことは明言しておく。 [review] (ジェリー) | 絶え絶えの意識の間に大活劇がありその間の描写は省略されているという設定、面白くないわけではないが、省略を映画の本質として縦横無尽に駆使した[投票(4)] |
キートンの化物屋敷(1921/米) | 黒魔羅) | 天国への階段も全力で駆け上るのが彼らしいというか。 ([投票(1)] |
ローラーガールズ・ダイアリー(2009/米) | review] (シオバナカオル) | プールのカットは映画史に残る煌めき。 [[投票(2)] |
キートンのエキストラ(1930/米) | review] (ナッシュ13) | トーキーという時代の流れに真正面から立ち向かう姿がある。カンザスの青年がハリウッドに乗り込むという劇中のキートンがまさにそれ。それは不自然にも思えるしがむしゃらにも見て取れる。鑑賞後はキートンの表情が脳裏に焼き付く…。 [[投票(2)] |
アレクセイと泉(2002/日) | トム・クルーズそっくり! (Cadetsファン改めジンガリーLove) | 映像が写真のように綺麗(当たり前か)。この村の将来、泉の神秘さに心打たれます。あとアレクセイが[投票(1)] |
落下の王国(2006/インド=米=英) | review] (緑雨) | ギリアム的でありバートン的でもあるが、映像的幸福さという点では両者を超えているのではないか。 [[投票(2)] |
荒武者キートン(1923/米) | ぽんしゅう) | 移動とドン詰まりの繰り返しの妙。機関車による高揚と仇宅での軟禁。女装での逃亡から崖っぷち。今度は機関車は悲壮の移動手段となり、ついに激流から全ての終わりの滝口へ。冒頭の復讐譚のシビアさは、作品の底に流れる命を軽んじることの愚かさにに対する前振り。 ([投票(1)] |
砂漠の流れ者(1970/米) | ペキンパーが撮ったという意外性を差し引いても問題なく傑作と呼べる作品。 [review] (ナム太郎) | これを[投票(1)] |
キートンの結婚狂(1929/米) | モノリス砥石) | キートンがどこまでやりたいようにできたのか知りませんが結構楽しめた。 見世物の客が笑うショットの多用はクドく感じる。 キートンが船の高いところから降りる辺りの水平線が見えるところ好き。 雲が見えるショットもあったと思う。そういう画面があれば好印象になる。 ([投票(1)] |
スプライス(2009/カナダ=仏) | review] (煽尼采) | 異なるものの「Splice(結合)」がもたらす、ヒトの在り方を脅かすSpliceな感情。僕らの知っている世界が微妙にずらされることで未知の感情へと導かれる、このスプライスでサプライズな新鮮さはまさに、映画という体験に求めていたものだ。 [[投票(5)] |