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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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父と暮せば(2004/日)************

★4不器用だが真摯な演者のエネルギーがぶつかりあった異色作。ローカルに徹してグローバルにいたる貴重なメッセージに耳を傾けよ。執拗なくらいの長回しとそこここにさしはさまれる「物」たちのショットの声なき主張が作品のエモーションを強烈に押し上げてくれている。 (ジェリー)[投票(5)]
★5珍しい二人劇。心の傷をそっと癒し、さらに人間が生きる糧である希望にまで昇華させた受け継ぐべきものとしての父と子。娘が恋をしかけた時に父が甦るのも遺伝子(後世に伝えてゆく存在)の不思議さか。それは命と愛なのであろう。秀作。 (セント)[投票]
★3通訳必要とする。 [review] (chokobo)[投票]
★4なぜか、映画の原始的な楽しさを味わえた。基本的には2つの表情しかない宮沢りえの、その切り替えの凄みと、原田芳雄の変わらぬ若々しさには圧倒される。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★4自分の存在自体が傷となってしまった美津江(宮沢りえ)の凛とした振る舞いが痛々しく、父の思いが死者からの願いへと代わる竹造(原田芳雄)のパッションが心を打つ。そして、伝えたいことがなかなか伝わらない黒木和雄の焦り。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4「おとったん」なんて呼んでくれる娘がいたら自分も化けて出てくると思う。 (TOMIMORI)[投票(4)]
★5美術の功績が大きいと思う。(05・12・11) [review] (山本美容室)[投票(2)]
★3監督の真摯な思いに打たれると同時に、ちょっと説教臭くもある。 (赤い戦車)[投票]
★4語るべき物。物語る力。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★3静かではあるが力強く心に訴えるメッセージは、永遠に語り継ぐべきもの。が、「映画」としてはどうか。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★3りえの「おとたん」には泣けるし原田の包容力と慈愛も十全。ジャンケンを巡る挿話は催涙装置がMAXに機能する。だが展開の妙はさほど無く結局は原爆惨禍のメッセージばかりが前に出る。トリッキーな2人芝居の仕掛けは何だったかとも思えるのだ。 (けにろん)[投票(1)]
★4ほぼ全編宮沢りえ原田芳雄の二人芝居。演技力が無ければダレる所だが、レベルの高い演技で最後まで目が離せない。りえ原田、共に受賞も納得。ラストが少々甘いがメッセージ性は充分だし、かなり泣ける。もっと世に広めるべき作品。['05.1.8京都シネマ] (直人)[投票(4)]
★5こういうストレートに原爆を語る映画、好きだ。宮沢りえは今年も独占するかもしれない。 (kenichi)[投票(1)]
★5父は元気のない娘を幸せにするために出てきたのではない。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]