★4 | このカタルシスゼロの戦闘シーンを提示するにあたって、イーストウッドは「主観を交えずにリアルに戦闘を描くことで反戦的メッセージを浮かび上がらせる」などという安直な目的を持ってはいない。「そこで戦闘が起こっていたからそれを撮っただけ」なのだ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | クリント・イーストウッドが糾弾する国家の欺瞞。「軍隊は兵士を見捨てないという。だが、それは大抵はウソだ」。[新宿ミラノ2/SRD] (Yasu) | [投票] |
★3 | 事実の複雑さをいとも単純に纏め上げて分かりやすい言葉にしてしまう人間の罪業を、透徹した知性が冷静に告発している。しかし、その告発の振る舞いには、糾弾すべき対象となっている人間の想像力の落とし穴に自らはまり込んでしまった感なきにしもあらず。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 政治に利用される英雄論、戦友論、味方を誤射してしまう戦争の実態等、しかし、問題点を執拗に提示するその姿勢はそれほど鋭いものではない。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | 矛盾だ! [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 「誰が写真を撮ったかはどうでもいいではないか。あの写真は確かに私が撮った。だが、硫黄島を獲ったのは海兵隊員なのだ」 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★3 | いたって真摯な作品だと思う。ただ、硫黄島からの帰還兵たちが抱え込んだ苦悩は確かに戦場で受ける計り知れないダメージと戦争の理不尽さを体現しているのかもしれないが、そのメッセージはあまりに自閉的でありアメリカ国内向けの力しか持ち得ていない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | これを劇場で観られたのは嬉しい。私が本当に観たかった戦争映画こそ、こういう冷静な作品です。 [review] (甘崎庵) | [投票(6)] |
★3 | 国旗掲揚エピソードを知った以上の発見はなかったな (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 戦場で露出する人間の善と悪よりも、銃後のそれに焦点を当てた作品。その趣旨は、どっこい人間性の肯定にあるはず。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | エンドクレジットで余韻に浸れる粋な演出。「英雄」たちがそこにいる。 (ガリガリ博士) | [投票] |
★4 | 淡々としているが見ごたえのある映画。 (赤い戦車) | [投票] |
★2 | ダーティーハリーは権力とかマスコミとか得体の知れない者を撃つのは苦手なんじゃなかろうか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★4 | 恐怖を感じる時間さえ与えてくれない。 [review] (緑雨) | [投票(5)] |
★3 | 捏造された英雄神話に拘る余りにあっけないまでに単視眼的であり、ベトナム経由の出し遅れ感が横溢する。2部作になんか分けずに日米が対峙する戦略をパノラミックに錯綜する視点で描いてこそのものだろう。又、上陸作戦はスピルバーグの全き自己模倣だ。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | ストロベリーソースたっぷりのアイスクリームがポール・ハギスらしい。えげつない。 (kenichi) | [投票] |
★3 | 本邦の爆弾三勇士もかくやと思わされる虚飾の英雄の主題は『大理石の男』を想起させるが、比べるに戦時国債も必要だよねという処で切り込みは甘くなり、戦後に戦友救えないのも友情物語としては半端に留まる。 [review] (寒山拾得) | [投票] |