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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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炎上(1958/日)************

★3雁の寺』と記憶が混同してしまう人はエロいほうが『雁の寺』で寺燃えるのが『炎上』と覚えよう。驟閣=金閣がどうにも貧相で困るが、炎上シーンは黒白映画が持ちえた「炎」のイメージとして出色。家屋の引きずり倒しは『マルクス捕物帖』冒頭のような破壊感で、こういう「無駄な」細部に対する頑張りも嬉しい。 (3819695)[投票]
★4宮川一夫のキャメラよりも、登場人物たちの緻密な心理描写の綾。[Video] (Yasu)[投票]
★3無用者にこそ、人間理解という豊かな鉱脈への恐ろしい近道が備わっている。しかし、私を含めて見る者の目は無用者の観察に耐えられるか、という挑戦状をこの映画はたたきつけている気がする。理解という迂路の果ての絶望の向こうに市川雷蔵の透明なおびえ顔がある。 (ジェリー)[投票]
★5全てを知る者を演じた金満体質の煩悩に傾倒していく世が狂っているのであって、そいつは最初から最後まで狂っていたので唯一筋を通した人間らしい人間であって同時に人間の全恥部を担う、現世にいなくてはならない尊い存在、仏。 [review] (ジャイアント白田)[投票]
★2回想シーンに入るカット(市川雷蔵の背景だけを変化させるカット)のオプティカル処理は見事の一語。また、舞鶴の岸壁シーン。宮川一夫のアイデアで岩に墨汁を吹き付けたというが、なんたる暗澹。底なしの絶望感の表出。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
★5これをカラーで撮ったら面白くも何ともないだろうなあ。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★4劣等感に痛みきった少年は憧れの驟閣寺へと逃げ込み驟閣寺そのものになる。青年へと成長し自らを変えるために、変わらぬ美・驟閣寺を焼かねばならぬ。残ったのは抜け殻。矛盾に満ちた成長記。 (ぽんしゅう)[投票]
★4凄い作品だと思うが、正直、もう観たいと思いません。初見はマジで精神まで持って行かれそうになりましたから。精神状態が安定してない時にこれ観てたら、本当にやばかったんじゃないかな? 映画とは、こういう危険も伴います。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★4地味な作品だが市川雷蔵仲代達矢の存在感ある演技に納得。 (RED DANCER)[投票]
★3「女」という度し難い存在、或いは甘えん坊お子ちゃま大暴れ(--; [review] (ボイス母)[投票(3)]
★5変わり往く世界へ叩き付けた、絶・『炎上』。 [review] (町田)[投票(2)]
★4なんと救いようのない話であろう (TOMIMORI)[投票]
★5宮川一夫は炎の中に金粉を混ぜたとか [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★2この薄暗い画面の連続の中に反俗世の象徴たる主観的絶対美としての驟閣寺は一片たりとも垣間見えないので、主人公の懊悩がどうにも説明不足で薄っぺらい。結果、それを消滅させ自らも消えるという滅びの美学は陰々滅々たるコンプレックスの形骸的表象となる。 (けにろん)[投票]
★2仲代達也の関西弁が変。雷蔵、玉緒、鷹二郎と関西弁が達者な中にいたら仕方ない気もするが・・・。 (直人)[投票]
★3ミシマは切腹よりも、市ヶ谷駐屯地に放火してほしかったものだ。90歳過ぎでまだ収監されているなんて方が、生き恥晒す決意という本作の原作者として相応しかろう(含原作のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票]