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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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真夜中の虹(1988/フィンランド)************

★4ロード・ムーヴィや犯罪映画の体裁を取りながらフィンランドの南北格差の現実を描かずにおれないカウリスマキの誠実さは、一面では映画作家としての弱さの露呈でもあるのかもしれない。だが、私はその誠実さこそを擁護する。 [review] (3819695)[投票(1)]
★4行き止まりにぶち当たっては戻り、また行き止まりをくり返す主人公。大丈夫、どんなに複雑な迷路でも、必ず出口はあるから。[下高井戸シネマ] (Yasu)[投票]
★4これ以上そぎ落とす所がない所まで不必要なカットを切り落としていったカウリスマキだが、いつも人々の生き様はそぎ落とさない。人生は無駄が多いけど決して無駄が無駄で終わらない事を知っているからこそ、人が活きてくる映画を作るのが巧いカウリスマキ。 [review] (ジャイアント白田)[投票(3)]
★4革のジャケットとトランクとラジオの映画。あるいは自動車の映画と云ってもいいだろう。それぞれ複数の持ち主が、着たり、持ったり、鳴らしたり、乗ったりする。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4カウリスマキ初めて見たけど、なるほど淡々とどんどん映像が切り替わっていくんだね。スピード感がある。何気ない人間が思いもつかない人生を生きてゆく。それはちょっとした日常なんだ。 (セント)[投票]
★5哀れみなんか無用さ。 [review] (tomcot)[投票]
★3登場人物たちにふりかかった出来事の必要最小限だけを切り取って、湿った感情も言い訳もなしで事実をいさぎよく見せていくポジティさが小気味よい。味気なくなりそうな物語にワンショットごとに変るカラーイメージが夢を添える。 (ぽんしゅう)[投票]
★4コレを観て得られる幸福感はヴェンダース初期三部作に似ている。カウリスマキ自身の願望や憧憬が物語と主人公に色濃く反映されているからだ。そして彼はどんなときも弱者や敗者の味方である。最期まで見放したりしない。 (町田)[投票]
★2無駄が無くても再見したいとは思わない。(06・4・06) [review] (山本美容室)[投票]
★4フィンランド語の「虹の彼方に」がセンチメンタリズムを増していた。 (tredair)[投票(2)]
★4マッティ・ペロンパーが出てきてから俄然面白くなる。希代の俳優。 (赤い戦車)[投票]
★5マックイーンやイーストウッド、ティム・ロビンスたちに申し訳ない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★5やっぱりメキシコへ行くんだね。 (stereotype)[投票(1)]
★3エッセンスが網羅されており淡々としてるが飽きない。のではあるが、数年後に絶対領域に突入するカウリスマキの未だ削ぎ落とし切れぬ思いが磨きの足りぬ工芸品のように作品の輪郭を曖昧に曇らせている。足りないのは諧謔味。それは作家としての余裕の幅。 (けにろん)[投票]
★4アイディアが量質ともイマイチ冴えず、突き抜けずに定型に収まり残念。銀行強盗の件は明らかに映画史上最強(最低)の出来で、こういうのをもっとブッ込んでほしかった。贅沢ですが。優しいタッチは好感度大。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]