ウディ・アレンの映画ファンのコメント
マリア・ブラウンの結婚(1979/独) |
マリアが懸命に生きようとすればするほど漂うやるせなさと閉塞間。その運命を静かに見つめながら送り続けられる「赤い」バラは、東から西への愛憎の象徴。交わるべくして交わることができない戦後ドイツのしこりとジレンマ。何と「政治的」な結婚。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
戦後生まれのファスビンダーが描く戦後10年史。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
まるで日本の敗戦当時を描いた成瀬監督のような物語だが。ファスビンダーは、女マリアを見事に描ききるのと同時に、ドイツが放り込まれた歴史も鮮やかに切り取った。 (ALPACA) | [投票(2)] | |
私にはもう、彼以上に愛せる人はいないんだよ。みたいな。そういう情念のようなものが、マリアの強靭さとともにビシビシ伝わってくる。 [review] (tredair) | [投票(1)] | |
日本と同様に、ドイツ(この作品では西ドイツ)も敗戦国としての戦後を迎え、そこから復興を遂げていったということを改めて教えてくれる作品。 (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |