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[コメント] 舟を編む(2013/日)
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★3言葉に対する偏愛とコミュ障が14年という歳月を乗り越えて一大作業を成し遂げ、恋愛も成就させた。しかしその偏愛ぶりがどこから来るかの説得力に欠ける。オダギリジョー池脇千鶴黒木華に助けられている。 [review] (jollyjoker)[投票(1)]
★2原作は、辞書に限らず物作りの大変さや、その裏にある人々の努力と情熱の15年間を描いていた。ところが映画版は主人公がなぜ辞書作りに躍起になるのかという根本的な動機が描かれないため、画面の中で人がわちゃわちゃと動いて勝手に時が流れていく。これが日本アカデミー賞で受賞しまくるなんて、どうかしてるぜ!原作読んだら観るな、読んでないなら観てもいいんじゃないってくらい。松田龍平に加点。47/100 (たろ)[投票]
★4まず、「辞書編纂」をテーマにした作品というだけで興味をそそられました。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★5松田の演技は上手いと思ったことはないし、今回もそうなのだけど、彼以外考えられない配役だったのは確か。巡り合わせって本当にあるんだと実感した。辞書作りの会社で働いたことがあるが、確かに初版のときは泊まり込みさえなかったが戦争状態になっていた。文科系熱血作品、非常に楽しませてもらった。 (tkcrows)[投票]
★4佳作だと思う。コミュ障の主人公にも支えになってくれる人がいて。そう狂ったことをしてる人は私生活ぐらい浮かばれないと。宮崎あおいは良かったけどな。(2015/03/18AKMYC) [review] (USIU)[投票(1)]
★3言葉の海にもまれ溺れそうになりながら、その海を航海していくワクワク感を感じさせてくれるような内容だと思ったのでいまいち残念。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★4非常に丁寧で、それでいて飛躍と省略の美しさがあるとても品の良い映画でした。最低限の台詞 でわかりやすくストーリーを進めるやり方は、良い辞書の作り方とも通じるかもしれません、ってこじつけですが。 (イリューダ)[投票(1)]
★3よくTVで目にするどこぞの電気メーカーのLED電球やガス会社の母親もののコマーシャルフィルムと同じ匂いがし、二人の辞書先生の真剣勝負とは180度異なる、おとぎ話として楽しめました。 (動物園のクマ)[投票]
★3徹頭徹尾、加藤剛。ファーストシーンから格の違う存在感。穏やかな佇まい、落ち着いた声質、時折見せる茶目っ気。加藤の思いを紡ぐ辞書編纂が縦糸だとすると、横糸として彩りを添えるのが食事のシーン。肝心なことはすべて食べ物を前にして語られるのがよい。 (緑雨)[投票]
★2「善人」の「ワーカホリック」による「癒し」。控え目にいって苦手。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3辞書に関わる話と聞いて「ええ〜退屈そう…」と思ったが、全然楽しめました。馬鹿な僕にも分かるように前半はhow toっぽくして観やすかったです。あと辞書を捨てられない理由も分かりました。ありゃ現場の人達の強い「念」みたいの入っているよね [review] (ギスジ)[投票]
★3船頭多くして舟、山に登る。 [review] (ロープブレーク)[投票(4)]
★5良い映画でした。みなさん宮崎あおいに批判が多いようですが、それはいつになく彼女が愁いを帯びているせい?   いつものはじける笑顔を封印したような感じ。 (代参の男)[投票]
★4松田演じる馬締の辞書編纂への思いの強さが時には滑稽なほどに画面に表されるとき、その滑稽さをあざ笑うかのような大きな感動が胸を締め付ける快感。世評高い原作よりイメージが視覚的広がりを見せる分余計に楽しめる。脇を固めるオダギリもよい。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3薄っぺらい感がずーっと残る。宮崎あおいがもういい加減鼻につくけど、役者さんたちはとても魅力的。 (あちこ)[投票]
★5押せ押せのベタ展開に乗っかってる一方で、このセルロイドの無機人形のような理解の及ばぬカップルが映画内で成立してるアンビバレンツが堪らない。今村的オバコン趣味が伊佐山渡辺を復権させクセ男優2人が良い人演るのに躊躇はない映画王国。 (けにろん)[投票(1)]
★2例えるなら、ワケありジャンキーのブルーズミュージシャンを一堂にそろえて、「♪あかりをつけましょ ぼんぼりに」と演奏させたような映画。もちろんブルーズアレンジではなく、当今の若者言葉で言えば、「普通に」。 [review] (rikutakumi)[投票(1)]
★4正直原作は未読なのですが、この映画に関して言えば脚本が曖昧で中途半端な出来に落ち着いてしまっていて残念。ただ、良かったところを考えてみると人情物としての観点では面白い。そこにこの作品の主題があると思った。 [review] (deenity)[投票(1)]
★3原作既読。馬締を中心とする人間関係の距離の縮まり方が丁寧に描かれていないため、唐突に仲良くなったり心が通じ合ったりしている感が否めない。単に大渡海という辞書が完成するまでの過程を描くだけで終わってしまっている。また原作の地の文の面白さも生かされていない。残念な脚本。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★3西岡(オダギリジョー)みたいな人、世の中に結構いるよね。一番身近に感じた。 (らーふる当番)[投票]
★5キネ旬ベストワン獲れるかな (kenichi)[投票]
★3辞書を編纂するような丁寧さで撮られた映画。それで映画が見られるのなら、辞書を“読ん”でみても面白いかも、と思わされた。 [review] (G31)[投票(2)]
★4映画で小説を読む、そんな映画がありますよね。この映画はまさにそんな感覚です。でも題材は辞書を15年もかけて作る映画である。地味であり、小説と同じく行間から何かを感じるという体裁になっている。 [review] (セント)[投票(3)]
★2役者の魅力で何となく見れちゃうが、この話の魅力が何なのか、私にはサッパリ [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★4ヒロインが宮崎あおいでなければ尚良し。 [review] (モロッコ)[投票]
★3映像表現としては光るところもあった。が、脚本は(それが原作の問題だとしても)痩せているとしか言いようがない。話がはじまるはずのところで終わってしまった感じ。言葉で世界を捉えるって、だからどういうことなのよ? (ツベルクリン)[投票(1)]
★3ちょっと笑って、ちょっと泣いた。松田龍平という稀有な存在感を持つ俳優を鑑賞するための映画。 (もがみがわ)[投票(2)]
★3「地道さ」の価値とロマンが地道に語られるのだが、若干29歳の石井裕也監督が原作ものの映画化に、何を仕掛けてくるのかを楽しみにしていた身には、いささかお行儀が良すぎて拍子抜け。製作委員会の朝日新聞が喜びそうな優等生映画に小さく納まってしまった。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5観終わってから本屋に直行し、それらしい辞書を探して、ページをめくる感触をたしかめてしまいました。 [review] (たいへい)[投票]