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[コメント] 荒野の決闘(1946/米)
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★4ジョン・フォードの第二次世界大戦後初の監督作品は、愛する末弟を殺された兄たちの復讐劇という動的なシチュエーションが添え物であるかのような、著しくバランスを欠いた恋愛劇であった。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★4砂ぼこりと酒の臭いにまみれた純愛映画。クレメンタイン(キャシー・ダウンズ)の気丈とチワワ(リンダ・ダーネル)の熱情が、ドグの諦観とワイアットの純情を際立たせ男臭い仇討話を撹拌する。おかげでOK牧場の決闘が、とってつけたように浮き功罪相半ば。 (ぽんしゅう)[投票]
★5タイトルからしても、西部劇というより恋愛劇だろう。OK牧場の決闘は物語を彩る一つの事件という位置付けでよいだろう。その恋愛物語とは、・・・ [review] (KEI)[投票(3)]
★4バーテンダーのジョセフ・ファーレル・マクドナルドをはじめとする群衆は、その表情を以て、状況が緩和されたのか緊張されたのか、受け手に教えてくれるだけにとどまらない。彼らは状況を定義することで、凡人のモラルをも表現する。 [review] (disjunctive)[投票]
★4もしこの映画が、その最後の一瞬のためにある映画なのだとしたら、「荒野の決闘」として知られる本作は、なんとロマンティックな映画だろう。 [review] (G31)[投票(2)]
★3男の記号学的映画。ジョン・フォードの人間性が画面を支配する旨いSO-SO西部劇 [review] (junojuna)[投票(3)]
★2厳然と採点できるのはshoinoさんのネタバレレビューを読んだ後に見たせいかもしれない。とりあえず、僕の幼少時のテレビギャグの元ネタが満載でした。三段落ちはいつの時代も変わらないものだから、あんまり関係ないね。"That's me, barbar." [review] (PaperDoll)[投票]
★4ドク・ホリディとチワワのキャラクター造形と心境の変化で役割が変わるところが面白い。犯人が判らなかったところを展開させるところも良く出来ている。決闘シーンも良く作りこまれている。良く出来ているんだけれどそれ以上をフォードには求めてしまう。 (t3b)[投票]
★4冒頭十五分間が予感させる「復讐劇」としての厳しさはない。だが、奇跡的と云うほかない雲と照明。暗闇を切り裂く土砂降りの雨。ヘンリー・フォンダキャシー・ダウンズが踊り出すまでの時間の流れの濃密さ。馬車の速度感。発砲と殴打の所作の簡潔さ。フォードジョセフ・マクドナルドが描出する風景は果てしなく豊かだ。 (3819695)[投票(2)]
★5フォード編集の104分特別編をDVDにて初見。ダリル・F・ザナックがハサミを入れた97分公開版では失われてしまった、本来のフォードの詩情がここにある。 [review] (shiono)[投票(3)]
★5そうだったな。長い長い戦争があったんだものなぁ… [review] (地平線のドーリア)[投票(2)]
★2なんだかずいぶんと保守的な描き方だったな。居酒屋でのグダグダが冗長しすぎ。いい顔した俳優を並べて無難な脚本をつかい手堅く撮った感じ。でも心には響かない。 (氷野晴郎)[投票]
★4さすがジョン=フォード。渋い画面造りに感心。3.9点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★5ジョン・フォードの傑作中の傑作。どの俳優のどの仕草を見ても飽きない映画だ。 [review] (chokobo)[投票]
★3なんとも表現しにくいが、最初っから最後までようわからんカッコいい雰囲気が漂っている。そして何より印象的だったのが、馬の迫力!疾走する駅馬車を二頭立てで追うアープ。あのシーンの馬のスピード感、躍動感は素晴らしいの一言。 (緑雨)[投票(2)]
★4西部劇に対し固定観念を持っている方には、本作をお薦めしたい。ヘンリー・フォンダが長い足を見せつけながら椅子に腰掛けてくつろぐ、あまりにも有名なこのシーンをはじめ、床屋で散髪するシーン、巡業にきたシェークスピア俳優の姿などの方が、ガンファイトなんかよりも遥かに心に残る。ジョン・フォードは、“失われた西部”の町並みや人々の営みをフィルムに再現することを、第一に考えていたのではないだろうか。 (AONI)[投票(6)]
★3モノクロなのに空の青さが、高さが迫る映像。荒野に立つ逆光ぎみの男たちとの対比。 (chilidog)[投票]
★4朴念仁とはいいものだ、と正統派清純美少女ラインとは無縁の人生を送ってきた女は思うのであった。悪い男←正統派清純美少女←朴念仁←すれた不細工女、おお恋の一方通行は続くよどこまでも。 (はしぼそがらす)[投票(2)]
★4年齢を増すに連れ、評価が上がってきました。以下私にとっての西部劇の魅力について。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★5こんなに後味のさわやかな作品、西部劇に限らずそうそうないですよね。あっさりとしているようで、味わい深い、そんな感じ(どんな感じだ?)。 (shaw)[投票(1)]
★5散髪後にボーッと柱に足をかけて椅子をくゆらすフォンダの風情に感じる束の間の安息やクレメンタインとの慣れないダンス。肺病のドクや悪たれ親爺クラントンも各々味わいあるが、この映画に描かれた男たちの安らぎには涙を禁じえない。 (けにろん)[投票(1)]
★4「私はクレメンタインという名前が大好きです。」ラストのすがすがしさは最高に味わい深い。 (buzz)[投票(1)]
★5西部劇史上の金字塔!西部劇の名匠ジョン・フォードがアクション、家族愛、友情そして恋の4面で描く。ビング・クロスビーが歌った「愛しのクレメンタイン」は有名。 [review] (ドワイト・アイゼンハワー三世)[投票]
★5「西部劇はホコリっぽい」、でもこの作品のホコリは美しい。これがフォード作品を「詩」とする所以です。 (タモリ)[投票]
★4活劇としての西部劇を偏愛する者としては、このジャンルに文芸映画のような緩やかなリズムなど不要だし、詩情なんかより目の覚めるような暴力を描いて欲しい。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
★5戦後すぐのすし詰め映画館でこれを見た人の話を聞いたことがある。うらやましかった。 (べーたん)[投票(2)]
★4私がクレメンタインだったら、やっぱりアープよりもドク・ホリディに惹かれます。 (ゆーこ and One thing)[投票(1)]
★5停滞しそうになると、程良くやってくるアクションシーン。バキュン、バキュン!! ジョン・フォードの緩急をつけた演出が冴え渡る。「西部劇=アクション映画」と勘違いしてる人に是非見て欲しい。 (若尾好き)[投票(1)]
★5他の西部劇よりも人情が一番篭っている。「愛」を上手く伝えられない不器用さが、また一段といじらしく思えました。荒野の荒波を乗り越えてきた男の、初々しい姿を皆に見てもらいたい。(笑) (かっきー)[投票]
★3オーマイダーリン、オーマイダーリン、オーマイファーニーバーレンターイン〜♪ つい、すり替えたくなる主題歌。 (KADAGIO)[投票(1)]
★5ヘンリー・フォンダ扮するアープが意を決してクレメンタインをダンスに誘う 時に帽子をさっと投げる所、そのダンスのステップに粋な男の鑑を見る気分。 破滅型ドク・ホリディ役のヴィクター・マチュアの存在感も大きい。 そして何よりもラストの詩情溢れるアープの台詞、カメラ・アングル、主題歌。 46年製作。こんな心豊かな映画を作る国と戦争していたんですね。 (フランコ)[投票]
★4アープの原点にして最高峰。 (コマネチ)[投票]
★4西部の埃っぽさ、ゆったりとした時の流れ。西部劇のマイベスト1。 (でん)[投票]
★4もう一回あの感触確かめたい。砂っぽい感じ。 (レノ)[投票]
★3清純派のクレメンタイン嬢よりも、ビッチなチワワ姐さんの方が好きだ。 (tredair)[投票]
★4「私は○○という名前が大好きです」。この告白の仕方、現実にパクらせていただきました。結果は、滑ったけど(爆)。 (ヒエロ)[投票(1)]
★5普通のアクション映画よりもマカロニって脂っぽいんだよね。で、西部劇は埃っぽい。その埃っぽい所が好きな人には堪らない。 (cinecine団)[投票(5)]
★5OPで、出演者やスタッフの名前が書かれた木の板(看板)が、順番に映し出されるのだけれど、小さく何人ものスタッフの名前が書かれた板は、その分長い事スクリーンに写っている。 [review] (uyo)[投票]
★5予想外に面白かった。 (takasi)[投票]
★4「いとしの・・・」の邦題のほうが好きです。オープニングの道標や、床屋のシーンなど詩情的な雰囲気を楽しもう。最後のセリフも素敵だ。 (おーい粗茶)[投票]
★3ドク・ホリディやチワワの存在感が際立つわりに、ワイアットとの絡みがあまりなく、話の中心にもあまり入ってこなかった。 [review] (わっこ)[投票]
★5せつない西部劇。もうたまらない。 (黒魔羅)[投票(1)]
★5「西部劇の神様」と呼ばれたジョン・フォードの代表作のひとつで、西部劇史上に残る名作。 (丹下左膳)[投票]
★3軟弱すぎて好きになれない。だいたいヘンリー・フォンダはどうも虫がすかん。 (ハム)[投票]
★3「雪山讃歌」って,この曲だったのね。ドク・ホリディがもっと活躍した(ような気がする)「OK牧場の決斗」の方が個人的には好き。 (ワトニイ)[投票]